2022年07月04日
【ヒルクライムの補給術】主催者選抜クラス出走、篠さんの場合… at Mt.富士ヒルクライム
富士ヒルでは主催者選抜クラス女子でデッドヒートを繰り広げた篠さんことテイ ヨウフウさん。篠さんはブログやINSTA、YOUTUBEなどでその活動を公開しています。
今回のMt.富士ヒルクライムではトークショーに参加していただき、ヒルクライムに適した補給の仕方などを話していただきました。
そこでレースを終えて改めてパラチノースを使った補給について聞いてみました。
–––1時間15分ほどのレースでしたが、レース直前の朝の食事量は?
当日の朝は1000kcalほど摂取します。今回はおにぎり2つ、みたらし団子1パック、豆乳200mlでした。
–––パラチノースを普段から使っていますが、レースの時にスペシャルなドリンクは作りますか?
レース当日にいつもと違うことをすると変に身構えてしまうので、普段通りにパラチノースのみです。500mlのボトルに対してパラチノース240g。溶けきれずに底に残ってしまうのを防ぐために、少量のお湯で溶かして水を足すようにしています。ボトル1本でおおよそ960Kcalですね。
朝3時に朝食を済ませますが、レース開始時刻の6時32分までに少なからずエネルギーは消費されているので、レース開始までに半分飲んで、ボトルにドリンクが半分残った状態でスタートします。
–––どんなタイミングでドリンクを飲むのがよいですか?
ヒルクライム中は多少呼吸が乱れるので、大抵自分の楽なタイミングで飲みます。今回の主催者選抜クラスでは4人パックで走っていたので、先頭交代をしたあとに飲んでいました。四合目までにボトルは飲み切ります。
–––一般女子の富士ヒル完走の平均タイムは2時間ほどですが、このペースで走る場合に必要な補給はパラチノースだけで補えるものですか?
2時間だと確かに心許ないので、パラチノースだけでは不安な場合は三合目前後で150kcal程度のエネルギージェルを1本食べましょう。エネルギーが足りていると最後まで力が残せますよ。
–––普段から使うメリットを教えてください。
普段は1人での練習が多く、サクッと終わらせるために3~5時間ノンストップライドの際に使います。朝食をしっかり摂っているので、ドリンクの補給をメインで行っています。メリットとしては補給時に呼吸が乱れないのと、補給食のゴミ(パッケージ)が出ないのはありがたいですね。以前はパラチノース+αでしたが、最近はパラチノースのみの時も多いです。
–––来年、富士ヒルで頑張りたい女性サイクリストにむけて、トレーニング(練習)へ向き合うための心得をおしえてください。
なんだかんだで「自分のペース」で練習するのが一番長続きします。自分を追い詰め過ぎない程度に成長を楽しみながらトレーニングしましょう。
—最後に、レースやトレーニング後の食事はどんなものを食べていますか? 目標レースが終わったらとっておきのご馳走があったりするんでしょうか?
普段は極端な食事制限はしていません。レース前の1ヶ月は揚げ物と洋菓子を減らすことで体脂肪率を落とします。レース後はいつも焼肉が定番です!
篠さん、次回の富士ヒルでもベストタイムの更新に向けて是非挑戦をしてください!
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写真:小野口健太、編集部
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著者プロフィール
ファンライド編集部ふぁんらいど へんしゅうぶ
FUNRiDEでの情報発信、WEEKLY FUNRiDE(メールマガジン)の配信、Mt.富士ヒルクライムをはじめとしたファンライドイベントへの企画協力など幅広く活動中。もちろん編集部員は全員根っからのサイクリスト。