2021年10月26日
パラチノース®︎が持久系スポーツに適している理由2「糖質を使い分けてみよう」
パラチノースは身体にゆっくりと吸収されるユニークな糖質です。その理由は希少な糖であるパラチノースを分解する酵素がポイントでした(前回の記事を読む)。
では、パラチノースが持久系スポーツに適している理由を引き続き探っていきましょう。
CONTENTS
テーマ:パラチノースが持久系スポーツに適している理由
▷吸収がゆっくりなその理由とは
▷腹持ちが良いその理由
パラチノースが持久系スポーツに適している理由
吸収がゆっくりなその理由
-パラチノースは吸収がゆっくりだということが、わかりました。
では、実際に糖質はどのように使い分ければよいのでしょうか。
宮崎さん(以下、宮):運動の内容によって(糖質を)使い分けることが重要です。
例えば、「今すぐにエネルギーが欲しい!」 という時には吸収が早い糖質を摂取するとよいでしょう。しかし吸収が早いぶんだけ、すぐにエネルギーとして使われてしまいますので、こうした糖は瞬発系の運動にいいと思います。
また、身体の中の糖が枯渇してしまった危機的な状況のときなどに、すみやかにエネルギーを身体に行き渡らせたい(吸収したい)というときにも効果が高いといえますね。
対して長時間、一定のボリュームのエネルギーを使うような場面、まさにサイクリングやランニングといった持久系のスポーツにおいてはパラチノースが適していると思います。ゆっくり吸収されることで、少しずつ長くエネルギーを供給し続けるので、運動のパフォーマンスをサポートし続けるのです。これが持続型エネルギー源と言われる所以です。
腹持ちが良いその理由
-なるほど! 糖質を使い分けるとよいパフォーマンスを発揮できそうですね。ところで、砂糖とパラチノースのカロリー量(エネルギー量)は同じですか?
宮:そうです。パラチノースは吸収がゆっくりですが、エネルギー(熱量)は普通の糖と同じく、4kcal/gと変わりません。
-余談ですが、糖質にはどれくらいの種類があるのですか?
宮:一概に何種類と示すことが難しくて、何千何万種類にも及びますね。例えば、アミノ酸の場合、複数がつながっていくとペプチドになって、さらにつながっていくとタンパク質になっていきますが、糖質も同じで複数つながっていくとデキストリンになり、でんぷんなどの炭水化物はさらに糖類がつながった物質なのです。
その中で、一般的に聞きなれた糖質は10種類くらいだと思います。その中でもブドウ糖、果糖、マルトデキストリンなどはエナジーフードやスポーツドリンクによく使われているので聞き覚えもあるのではないでしょうか。
つづく
次回予告
こんな特徴をもっているパラチノースですが、どのようにして作られるのでしょうか? 次回をお楽しみに。
※パラチノース®︎は三井製糖の登録商標です。
関連URL:ピュアパラ
https://www.palatinose.jp/purepala/
パラチノースの粉末タイプ、ピュアパラのご購入はこちら
三井製糖ONLINE SHOP
AMAZON
RAKUTEN
写真:小野口健太
著者プロフィール
ファンライド編集部ふぁんらいど へんしゅうぶ
FUNRiDEでの情報発信、WEEKLY FUNRiDE(メールマガジン)の配信、Mt.富士ヒルクライムをはじめとしたファンライドイベントへの企画協力など幅広く活動中。もちろん編集部員は全員根っからのサイクリスト。
関連記事
記事の文字サイズを変更する
- 小
- 中
- 大