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2016年02月18日

2015年、自転車にいくら使いましたか?【FUNRiDEアンケートより】

毎週木曜日配信中のメールマガジン、WEEKY FUNRiDEにて「2015年の自転車用品の購入費用は?」というアンケートを行ったところ以下の結果に。

「2015年は自転車用品の購入費用は?」
1位 10~30万円未満 63人
2位 5~10万円未満 43人
3位 30~50万円未満 28人
4位 50~100万円 27人
5位 1~5万円未満 26人
6位 0~1万円未満 12人
7位 100万円以上 9人

今回はアンケート結果を編集部の2人で分析してみました。

編集部小高(以下 小):予想以上にみなさん自転車にお金をかけているなという印象を持ちましたが、どうですか?

編集部山本(以下 山):そうだね、価格帯で見ると5~30万円の間に100名以上いて、10万円から30万円がもっとも多いという結果に。今回のアンケートでは、実際に買ったアイテムの種類についてもお聞きしているけど、タイヤ、ウエア、ヘルメット、シューズの順に購入者が多かった。みなさん消耗品であったり、ランニングコストに投資しているということがわかる結果になった。

:タイヤを購入した方が1番多いというのはわかりやすいですね。タイヤの性能をちゃんと引き出して使用するということを考えると、最低でも年に1回は交換が必要になりますから。2番目に多かったウエアに関してはどのような印象を持ちますか?

:最近のウエアは品質も良いし、夏と冬では着るウエアも変わるので2、3シーズンは着続けることができると思う。ただ、毎年新素材や新機能を備えた高機能かつよいデザインのウエアが登場するので、みなさんも気になって購入しているのではないだろうか。もう1つ考えられるのは、今年は夏物、冬物と買い分けているかもしれない。安い買い物とはいえないからね。

:最新のウエアを着ると、走るモチベーションもアップしますもんね。僕も毎年数着はウエアを購入しています。

:僕がアンケート結果で気になったのは、パワーメーターを購入した人が意外にも多かったこと。全体の約5%の人が購入していた。ここ数年の機材としての注目度の高さがわかる結果。

:比較的手に入れやすい価格のモデルが増えてきたのも関係していそうですね。「買って良かったものは?」という質問項目ではホイールを挙げる人が多かったです。

:やはり走行性能の変化を感じやすいので、購入した際の満足度も高くなるよね。アルミホイールとカーボンホイールではアルミホイールを購入した人の方が圧倒的に多かった。価格帯も10万円を超えるようなハイエンドモデルが人気。完成車についているようなグレードのホイールに比べて、走行性能も格段に高く、カーボンホイールよりも安心感が高いところに選ばる理由があるのでしょう。

:最後は完成車およびフレームについて見てみたいと思います。購入した人数を数えるとフレーム単体より、完成車を購入している方が多い。価格帯を考えると、2台目以降もどうやら完成車で購入している方が多いようです。

:最近は完成車の質がどんどん良くなってきているのが理由だね。メーカーも完成車で販売しようと努力して、パーツアッセンブルに気を使っている。お買い得感は年々増していると思う。日本ではビルダーによるオーダーフレームという文化が昔からあるので、フレームセットを購入する方もいるけど、ヨーロッパ圏やアメリカ大陸のマスプロメーカーはフレーム販売というのはあまりなく、ほとんどが完成車で販売しているので、そうなっていくのは自然な流れといえる。今回のアンケートでは、機材の変化でもうひと味変えたい、もう少し速くなりたいと思っている人が多いということがわかった。機材スポーツとしては当然の結果だけど、良いものがとても増えた環境に置いても機材への関心は衰えてないのだな、って考察できるね。


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