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2022年12月17日

サイクリストアンケートVol.2の結果発表! レースに参加したい理由は何?

2019年の新型コロナウイルスによるパンデミックが起こり、感染拡大を抑制するために緊急事態宣言が発令されました。
その方針としては厳しい行動制限が設けられ、さまざまな分野に大きな影響を及ぼしました。そして「イベント業」も例外ではなく人と集めるものに関しては大きな影を落としました

現在では行動制限は緩和傾向にあり、条件付きであれば集客も可能になってきました。スポーツを「ライフワーク」や「モチベーション」と考える人たちに戻ってきてほしいという願いから2023年に向けて、どんなレース・イベント参加の計画を立てているのか、アンケートを実施しました。前回に続き第2弾のアンケート結果として、
サイクリストアンケート Vol.2「レースに参加したい理由は何?」
をお届けします。およそ160名の皆さまにご回答をいただき、どんな理由で、どんなレースに参加したいかをご紹介します。

Q1.「レース参加をしたくなる理由」を教えてください(複数回答可)
実力を試したい 129
限界にチャレンジしてみたい 91
いろいろな場所に行ってみたい 53
他のサイクリストと交流をしたい 43
トレーニングと割り切って成長の糧にしたい 35
美味しいものを食べたい 22
機材を試したい 17
その他 13

その他の回答(有効解答のみ、抜粋)
▷アマチュアなので、日常を忘れて競技に打ち込みたい。▷イベントを楽しみたい▷お祭り感を楽しみたい▷トレーニングの成果を確認したい▷モチベーションを保つため(目標)▷一度リタイヤしているのでリベンジ▷記録を残したい。▷根がアスリートやから▷地元開催のレースに参加したい▷入賞狙い&前年の自分のタイムを上回りたい▷毎年同じイベントに参加する事を楽しみにしていきたい。

分析:ロードレース競技はカテゴリー分けされていても多数の参加者の中で勝利できるのは1名だけ。なかなか難しいですが、それでも出場するという動機付けはやはり「力試し」という意味合いが強いでしょう。「前回よりも、去年の自分よりも速く・強く走れるはずだ」。そんな思いを胸に抱き目標のレースに向かってトレーニングを積んでいく日々は充実していますし、生活にも張りがでてきます。そんなライフワーク的にサイクリングに打ち込んでいる人も少なくないでしょう。
また日本各地でおこなわれるイベントやレースに出ることで、その地域の風土に触れたり、特産品に舌鼓をうつなど、旅の思い出にもなります。自転車レースにはそういった魅力もありますね。SNSでも繋がりやすいこともあり、レースで知り合ったサイクリスト同士のネットワークが生まれたりと、そういった反応も見られ、視野も広くなるので楽しいものです。

Q2.レースに参加するための「準備」として「(1)トレーニング」「(2)機材を整える」「(3)食事を管理する」「(4)休息をとる」の4つの優先順位を教えてください
(1/トレ)→(2/機材)→(3/食事)→(4/休息) 97
(3/食事)→(4/休息)→(1/トレ)→(2/機材) 15
(2/機材)→(3/食事)→(4/休息)→(1/トレ) 7
(4/休息)→(1/トレ)→(2/機材)→(3/食事) 2
その他 36
その他(有効解答のみ、抜粋)
(1/トレ)→(4/休息)→(3/食事) →(2/機材) 10
(1/トレ)→(3/食事) →(4/休息)→(2/機材) 7
(1/トレ)→(3/食事)→(2/機材) →(4/休息) 5
(1/トレ)→(2/機材)→(4/休息)→(3/食事)  3
(1/トレ)→(4/休息) →(2/機材)→(3/食事) 3
(3/食事)→(2/機材) →(1/トレ)→(4/休息) 3
(4/休息)→(3/食事)→(1/トレ)→(2/機材)  3

分析: (1/トレ)→(2/機材)→(3/食事)→(4/休息) が最も多く、トレーニングを第一に考えている人が最も多く、フィジカルや走行経験が大事だと考えている人が多いという結果になりました。つぎに機材。レースに出るためには自転車の性能も重要ですね。また機材スポーツであることから、自転車が好き、乗ることが好きという意味でも上位にきています。優先順位が大幅にさがるわけではないでしょうか、食事、休息という順でした。

次に多かったのは(3/食事)→(4/休息)→(1/トレ)→(2/機材) というパターンです。食事、休息、トレーニングという順番ですので、体を労わりながら自転車に乗るといった考え方なのでしょうか。平日が会社勤めで忙しい場合は、まずは食べすぎないように…といった心理も働きます。食事のバランスに注意して、規則正しく睡眠時間を確保し、週末のライドに備える…といったシーンが思い浮かびます。そのほかの統計に当てはまるものはあるでしょうか。皆さんの優先順位はいかがでしょうか。


レースに対するご意見(有効解答のみ)
▶︎決まった距離を、余裕を持った時間で走る「健康サイクリング」のような大会があればいいなと思います。高齢者向きの大会です。
▷「前日受付のみ」だと家族持ちの会社員だと厳しい時がある。各自治体への還元などを考えると宿泊を増やしたいのは分かるがそれ以外にもお土産や食事などで地域に貢献できると思うので、今後はもっとそのような大会が増えて欲しい。
▶︎1歳刻みランキングもしくは5歳刻みランキングの導入をお願い致します。
▷2023年、富士ヒルクライムに初めて参加します。 とても楽しみです。
▶︎ 50代から始めたロードバイク。今は60代半ばですが、今後も自分の記録を更新していきます。
▷ 5号目で着替えテントが使えれば大変有り難く思います。特に悪天候の中での下山準備は手が悴み大変です。
▶︎5年後にツールド沖縄を目指しています。関東近辺でもロードレースが出来ると良いですね。
▷イベントによって違いますが、目標に向かって仲間とトレーニングを行ったりしています。1人で走っていると見えない部分や足りない部分を補えるからです。 また、開催地の美味しい物を食するのも楽しみです。 そういった情報もホームページに載せて頂けると参考になります。
▶︎イベント参加も楽しみです。
▷カテゴリーが上の人が勝てないからと、下のカテゴリーに参加する事。いや、上で揉まれろよ、と思います。
▶︎これからも安全第一のイベントを目指して宜しくお願い致します。
▷コロナ禍で好きなレースも軒並み中止になってしまった。なんとか復活してもらいたい
▶︎すそ野を広げて文化にしていくのも重要だが、ベテランの人たちのマナーやルール順守の姿勢を前面に出してサイクリストの手本となってほしい。
▷タイムも大事だけど、やっぱり楽しんでナンボ!です。
▶︎トレーニングあるのみ。
▷パンやプロテインバーなど、コンビニで買いだめしなくてよい軽食販売があればよい
▶︎ヒルクライムのみです
▷ヒルクライムは達成感を感じられ グラフォンドは地域の優しさを感じられるイベントだと思います。
▶︎ヒルクライムレースで体重別の部がもっと広がってくれればなぁと思います。
▷ フジヒルは行って気分が悪くなる対応があり、参加しなくなりました。高い参加費を払って失礼な対応ばかりです。多分2度と参加しないと思います。
▶︎まだ参加したことがないので、特になし。
▶︎モチベーションやトレーニングの課題が見つかることがあるので、貴重な機会と考えます。 大した戦績にはなりませんが、同じ大会に参加することで、以前よりも向上しているか自己分析をしたく思います。
▷やはりなんといっても自転車をやり続けるモチベーション
▶︎レースがあるから日頃の辛いトレーニングも頑張れるモチベーションになる。
▷レースそのものも大切ですが、走り出すまでいかに気持ち良く過ごせるかも大切です。運営が杜撰だとせっかく高めてきたテンションもガタ落ちになるので運営側もしっかりやってほしい。
▶︎レースにより取り組み方は異なるが毎回アンケートなどで改善点を洗い出してよりスムーズに運営できると良い。 規模は異なるがフジヒル、しろさとTT200は運営がスムーズである。
▷レースの決定にモチベーションが高まるしやる気になる。 目標が決まると継続的にトレーニング出来る。
▶︎レースの準備や運営をして下さる人たちに感謝! レース会場でやたら文句を言う人がいるけど、一生懸命にやってくれてる人達に対する態度じゃない。そういう人は出なきゃいいと思う。
▷レースは色んな意味でモチベーションを高く維持するためのイベントですかね。
▶︎レースやイベントは自転車を趣味として楽しむ経由地みたいなものです。春に向かってLSDで体力を蓄え、強度が必要なレースならインターバルの練習が増え、長距離イベントに参加なら持久力を向上させる。 そして冬間近になると冬籠りになります。
▷ロードレース(公道活用?)の実現
▶︎安全最優先です。
▷運営さん 駐車場管理もしっかりやってくださいね。
▶︎遠征自体が楽しい
▷下りの事故管理の徹底
▷楽しくライドする
▷観光を兼ねてレースに参加しているので、積極的な観光案内や地域特産の出店があるととても嬉しいと思っていますし、開催地域の方たちもwin-winでいい関係が構築できるかと思っています。
▷関西在住なので  富士山を見る機会が少なく、未だに綺麗な富士山を見た事ないので、次回は是非見たいです
▶︎機材のメンテナンスを極力自身で出来る様に勉強しています。
▷健康のためを重視するようになってきました。
▶︎最近のエントリー高騰が収まって欲しい
▶︎ 最近はバーチャルサイクリング(レース)が盛んなためか、レーススタート後 1・2周目に無理な走りをされる方(特にコーナでの無理なイン刺し)が見受けられます。 落車は最悪の事態も招く恐れがあるという事・実走で乗車スキルを高める事の重要性をメディアの方々には声を大にして周知頂きたい。
▶︎昨日の自分に勝つことがレースに参加する醍醐味
▷ 昨年は、コロナの影響でレース日程に変動があり、同日に被る大会が多くなり、いくつか出られない大会があり辛かったです。  具体的には、富士ヒルとニセコクラシックが被り、家族会議の結果、夫は富士ヒル、私はニセコと夫婦バラバラで臨むことになりました。 バラバラだと遠征費かかって大変でした。
▶︎参加人数に応じて余裕のある簡易トイレの数を設置して頂けると助かります。。(会場や駐車場が複数ある場合、各駐車場に少しでもあると助かります)
▷自転車しかならない人は、技量を超えた速さを求め過ぎている人が多い。 落車する程度のレベルなら、迷惑なのでエントリーしないで欲しいですね。
▶︎自分のレース(タイム)の為に周りにいる他の参加者を邪魔者扱いする人が結構いる。
▷車無し環境の為、早朝レースだと電車等間に合わない場合がほとんど。 泊まり遠征だと、ほかの準備が大変で結果参加しなくなってしまう事が多いです。
▶︎集団で走るクリテリウムは自分には向いてないと思うので、エンデューロやヒルクライムなどのマイペースで走れるレースが好きです。
▷出場する為にトレーニングを続けることが、励みになっているし、生活に程よい緊張感を保てている。
▶︎小学生のレースなど機材差がありすぎる事が散見されるので日本独自の規格になりますが機材か、車体価格の規制をしたほうが面白そうですね。
▷素人に接触転倒させられて、障害者になった。 一生自転車には乗れない。 素人は困る。
▶︎草レースをもっと頻繁に開催できる環境にあればいいなぁと思います
▷大会そのものの、環境の整備とスタッフの質が高いものがいいですね。
▶︎大人数をマネージするのは本当に大変なご苦労があると思います。いつも感謝しております。
▷中級者が楽しめるレースイベントが少ない。 本気レース寄りだと、ガチ勢ばかりが楽しいだけ 気楽なレースだと、本気度が少なく楽しみきれない。
▶︎仲間とワイワイ騒ぎたいからレースやイベントに参加してるかなぁ。
▷年齢カテゴリーが丁度よくなったので、初トライすることにする。
▶︎年齢別のレースが増えるといいかな。
▷富士ヒルは一番好きなレースなんだけど、早い開催のレースがなくなって年で最初のレースになってしまった。なかなかタイムが上がらなくて悔しい。今年は計画的に仕上げていきたいです
▶︎落車だけは避けたい。。。
▷落車リスクを負えないので、集団密集するイベントは避けてます。
▶︎良く言われることですが、レースに出る場合はルールやマナーを身に付けたうえで参加してほしい。

今回の結果、いかがでしょうか。
サイクリストアンケートも定期的に行なっていますので、ぜひみなさんの貴重なご意見をお聞かせください。

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