2018年01月26日
Team Eurasia-IRC TIRE ジャージデザイン発表・2018シーズンの活動計画
2017シーズンのメンバー。中心の清水、左端の鳴海は他チームへ移籍。その他のメンバーはチームに残り2月25日の開幕レースに備える。
活動予定
2018シーズンの開幕は2月25日にベルギー 東フランダース地方で開催されるマルデヘム(104km)となり、前期は約25レースに参戦。前半戦の注目するべきレースは4月には11~15日に行われる5日間のステージレース「アルデン チャレンジ」。昨年のこの大会では第5ステージで花田が10位に入賞しており、今年はそれ以上の成績を期待しています。
5月に帰国。6月の3Days熊野、全日本選手権に参戦します。
7-8月には中学生、高校生を対象にしたサイクリングアカデミーを開催(詳細は3月末に公開予定)。
9月には3日間4ステージのフランスで行われるステージレース「ツールドモゼル」に参戦し、10月にシーズンを終了します。今年も欧州で50レース前後、国内で10レース前後の参戦を計画しています。
2月25日 欧州シーズン開幕 マルデヘム
4月11-15日 アルデンチャレンジ
5月 上期欧州遠征終了 25レース前後に参戦
6月 3Days 熊野 全日本選手権 U23個人タイムトライアル U23個人ロードレース
7月 サイクリングアカデミー
8月 後期欧州遠征 25レース前後に参戦
9月 ツールドモゼル参戦
10月 後期欧州遠征終了
所属選手
所属するメンバーはU23 2年目のメンバーを中心になり、平均年齢は18.8歳となります。清水、鳴海がそれぞれ欧州他チームへ移籍する事で頼れる存在を失ってしまいますが、各選手の自立と共に成績の向上を狙っていきます。
大町 健斗 1998/04/28(2015シーズンよりチームユーラシア サポート選手 2017年正式加入)
2015 優勝 全日本選手権個人タイムトライアル ジュニア
2016 優勝 全日本選手権個人タイムトライアル ジュニア
2017 10位 Heule
7位 全日本選手権個人ロードレース U23
優勝 3Days 熊野第3ステージ
花田 聖誠 1998/07/31(2017年より加入)
2016 3位 アジア選手権 ジュニア
2017 10位 Arden Challenge 第5ステージ
吉岡 拓也 1998/11/22(2017年より加入)
2017 10位 JBCF仙台クリテリウム E1
優勝 JBCF みやだクリテリウム E2 Gr1
瀧山 里玖 1998/10/15(2017年より加入)
2017 優勝 JBCF みやだクリテリウム E2 Gr2
鈴木 史竜 1998/04/16(2017年より加入)
山岸 大地 1999/09/18(2018年より加入)
移籍
清水 太己 USSA Pavilly Barentin (フランス)
鳴海 颯 Speeder Cycling Team (スイス)
使用機材
フレーム ブリヂストン アンカー
ホイール Gokisoホイール
タイヤ IRCタイヤ
ヘルメット OGKカブト
サイクルウェア DECCA
ハンドル他 OnebyESU
ペダル LOOK
パワーメーター パイオニア
協賛企業
井上ゴム工業株式会社 http://www.irc-tire.com/ja/bc/
ブリヂストンサイクル株式会社 http://www.anchor-bikes.com/
オージーケーカブト http://www.ogkkabuto.co.jp/bicycle/index.html
東京サンエス株式会社 http://tsss.co.jp/web/
株式会社近藤機械製作所 http://www.gokiso.jp/ja1/
株式会社ユーロスポーツインテグレーション http://www.eurosports.co.jp/
株式会社キナン http://www.kinan.co.jp/
PÂTISSERIE ASAKO IWAYANAGI http://www.a-patisserie.com/
いとう歯科 広島市西区庚午北2丁目6-6
はっさく屋 http://0845.boo.jp/hassaku/index.html
海外で活動するにあたり各選手には自己負担金が発生しています。選手のキャリア、成績、貢献度等によりチームからスカラシップと言う形でサポートを行っている選手もいますが、それでも約6か月分の生活費、2回分の航空運賃代を含めた年間の活動費は30~80万円となります。その多くの費用を保護者方々にご負担していただいていますが、理想的には強くなり、レース後に現金で受け取る賞金と冬のバイトで自立していく事を目標にしています。
この冬、U23 2年目の選手に対してアルバイトを義務付けています。各選手は新聞配達、大型電気店、チェーンレストラン等々でバイトしながら来期の活動資金の調達を行っています。アルバイトを行う事で活動資金を稼ぐ事は大きな目的ですが、お金の価値、社会的な責任や時間の使い方(トレーニングメニューの組み立て)なども若い選手達には考えるチャンスになって欲しいと思います。
2018シーズンも多くの方々のご協力を得て活動が実現します。皆さんへの感謝の気持ちを選手達と共有しながら、2018シーズンどこまで強くなるのか期待しサポートしてまいります。
今後とも応援をよろしくお願いします。
Team Eurasia – IRC TIRE
監督 橋川 健
(写真と文:チームユーラシア IRC)
著者プロフィール
山本 健一やまもと けんいち
FUNRiDEスタッフ兼サイクルジャーナリスト。学生時代から自転車にどっぷりとハマり、2016年まで実業団のトップカテゴリーで走った。自身の経験に裏付けされたインプレッション系記事を得意とする。日本体育協会公認自転車競技コーチ資格保有。2022年 全日本マスターズ自転車競技選手権トラック 個人追い抜き 全日本タイトル獲得