2021年04月26日
速報「富士チャレンジ200」1年半ぶりの開催にサイクリストが集結!
2021年4月25日(日)、前回開催から約1年半ぶりに「FUNRiDE presents 富士チャレンジ 200」富士スピードウェイ(静岡県小山町)が開催された。
コロナウイルスの感染拡大防止対策を徹底した中、916人が出走し、富士山のふもとでの久しぶりのイベントに、多くのサイクリストがペダルを踏みしめた。
2020年大会は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となり、2019年9月以来の開催となった「富士チャレ」。
今大会は入場時の検温、走行時以外のマスク着用、随所ではアルコール消毒のお願いなど感染対策を徹底した上で行われた。
また今大会からからコース上の混雑緩和を主な目的として、これまでの200kmと100kmの2部門が同時に混走するスタイルから、100kmを午前と午後の2回に分けて実施するスタイルにリニューアル。
午前と午後の合計タイムで競う「キング・オブ・富士チャレンジ200」が新たな種目として加わった。
朝方は肌寒い気温となったが富士山もくっきり見え、お昼ごろには暖かい日差しも降り注いだ。午後から予報通り冷たい雨が降り出したものの、トップのフィニッシュ前には再び晴れ間が広がった。
今回は弱虫ペダルサイクリングチーム、レバンテフジ静岡、さいたまディレーブの選手たちがペースメーカーとして参加者を先導し、安全なレース運営に努めた。
ゲストライダーの今中大介さんと親交あるSUPER GTなどで活躍するレーシングドライバーも参戦。ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ選手、元嶋佑弥選手、ベルトラン・バゲッド選手らが熱い走りを繰り広げた。
注目のキング・オブ・富士チャレンジ200男子ソロを制したのは、2019年大会200kmソロに続く連覇となる井上亮さん。同女子ソロは梅山良子さんが優勝した。
また、午前と午後の部の間には、月刊サイクルスポーツの人気企画、「第10回全日本最速店長選手権」を併催。ツール・ド・おきなわなどで活躍する高岡亮寛(RX BIKE)さんが初出場初優勝を飾った。
まだ自転車イベントの開催も少ない中、上位を目指す人も、普段は走れないサーキットで自らの力試しする人もそれぞれが自分の力を存分にコースにぶつけていた。
富士チャレンジ200の特集記事は後日お届けします。お楽しみに!
写真:小野口健太 文:光石達哉
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著者プロフィール
ファンライド編集部ふぁんらいど へんしゅうぶ
FUNRiDEでの情報発信、WEEKLY FUNRiDE(メールマガジン)の配信、Mt.富士ヒルクライムをはじめとしたファンライドイベントへの企画協力など幅広く活動中。もちろん編集部員は全員根っからのサイクリスト。