記事ARTICLE

2019年03月26日

彩湖で開幕「みんなのタイムトライアルジャパン1stステージ」フレッド・クラッドワージさん連覇…次回は6月8日!

昨年国内唯一のタイムトライアルのシリーズ戦である「みんなのタイムトライアルジャパン」。2019年シーズンは3戦の合計でシリーズチャンピオンが決定する。今年の大きな特徴は、開幕戦となる彩湖道満グリーンパークが比較的フラットなステージで、第2戦は6月8日(土)Mt.富士ヒルクライムの特設コースでヒルクライムTT、第3戦富士チャレンジ200 9月7日(土)がアップダウンに富んだ富士スピードウェイと、バリエーションに富んだコース設定がされていることだ。

3月9日のTOKYOエンデューロ2019in彩湖で開催された開幕戦は、天候にも恵まれた中で熱戦が展開された。
昨年に引き続き、タイムトライアルバイクやDHハンドルが使用可能でコースを2周し約10kmの距離を走るクラシックに加えて、ロードバイクやクロスバイクなどでのエントリーを前提とし、TT機材が使用できずコース1周で約5kmのセミクラシックの2カテゴリーを設定。
本格的にタイムトライアルに取り組む選手から初級者まで117人のライダーがエントリーした。

クラシック男子を制したのが昨年も優勝したフレッド・クラッドワージさん(FAST LANE RACING)。2位に8.929秒差の12分54秒547のタイムで連覇を果たした。クラシック女子も昨年の覇者である近藤郁子さんが2位に3分以上の差を付けて優勝した。
昨年シリーズチャンピオンを争った香野 祐一さんが2位、昨年シリーズ初チャンピオンをかざったアンディウッドさんは4位からの発進。さてシリーズ総合の行方は??

TT_02_ENDR19-0133
クラシック男子優勝のフレッド・クラッドワージさんの走り

TT_03_ENDR19-0019
セミクラシックが設定され手持ちのロードバイクで気軽にチャレンジできるのが魅力だ


TT_hyousyou_01_fr344
◆ クラシック男子
優勝:フレッド・クラッドワージさん(中央)
2位:香野 祐一さん(左)
3位:藤田 丈晴さん(右)

クラシック男子で2位に9秒近くの差をつけて優勝したのが、昨年の覇者でありニュージーランド出身のトライアスロンの元アマチュア世界チャンピオンという経歴のフレッド・クラッドワージさん。48歳という年齢を感じさせない勝利だった。


◆ クラシック女子
TT_hyousyou_02_fr345
優勝:近藤 郁子さん(中央)
2位:森出 美樹さん(左)

昨年の同レースでも優勝した(富士ヒルでも入賞常連!)近藤郁子さんが連覇したクラシック女子。2位の森出美樹さんに3分以上の差を付けての優勝だった。


◆ クラシックU18
TT_hyousyou_03_fr347
優勝:田代 アッバースさん
昨年に引き続きクラシックU18優勝は田代アッバースさん。クラシック男子でも19位に入れる好タイムだった。


◆ セミクラシック男子
TT_hyousyou_04_fr349
優勝:森谷 匠さん(中央)
2位:水谷 淳さん(左)
3位:東海林 巧さん

タイム差5秒以内に4人が入る接戦となったセミクラシック男子。優勝は森谷匠さんで2位の水谷淳さんとは1秒019差の僅差だった。


◆セミクラシック女子
TT_hyousyou_05_fr352
優勝:木下 あゆみさん(中央)
2位:土屋 ひさぎさん(右)
3位:佐藤 美奈子さん(左)

セミクラシック女子は、木下あゆみさんが2位の土屋ひさぎさんに16秒の差を付けて優勝した。


◆ セミクラシックU18
TT_hyousyou_06_fr353
優勝:吉鶴 真一さん
セミクラシックU18は、8分26秒297のタイムで2位に1分10秒の差を付けた吉鶴真一さんが制した。

競技結果はこちら

 

次回の舞台は… 6月8日(土)、Mt.富士ヒルクライムの前日、特設コースで実施されます。

その名も….
みんなのタイムトライアルジャパン2nd stage&Mt富士ヒルクライム スプリント・オブ・富士山
距離2.5km、平均勾配4.5%の公道ヒルクライム・タイムトライアルレースを行います。 Mt.富士ヒルクライムプレゼンツとして、タイムトライアル上位4名による、同時スタートのスプリントレースを行い、富士山の麓でNo.1スプリンターを決定。勝利者には スプリント・オブ・富士山チャンピオンジャージを付与します。

コースマップはこちら

エントリーはこちら

ご参加おまちしております!

写真:小野口健太
文:猪俣健一

関連URL:http://www.timetrial.jp/

関連記事

記事の文字サイズを変更する

記事をシェアする