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2019年09月10日

サイクルライフアンケート結果発表【どんなサイクリングアプリを使っていますか?】

ウィークリーメールマガジン[WEEKLY FUNRiDE] 9月12日配信の第188号では「どんなサイクリングアプリを使っていますか?」について、読者の皆さんにアンケートをさせていただいた内容を公開します。
スポーツ自転車とデジタルなガジェットとの親和性は高いと言われていますが、どんな結果だったのでしょうか。さっそく結果を発表します。

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有効回答数……76

■利用するスマホアプリは? (複数回答あり)

STRAVA ……..52%
Garmin ……..42%
GoogleMap ……..34%
Runtastic ……..7%
Runkeeper ……..2%
ゼンリン …….2%
GoogleFit ……..0%
そのほか……..27%

STRAVAはソーシャルな機能や、ビッグデータによるヒートマップ分析など、満足度の高いアプリとして人気がありますね。
無料でも楽しめますが、有料のユーザーはサイクリングならパワーデータの分析などが可能になります。
2位のGarminは、一強といっても過言ではないGarminのサイクルコンピュータ・シェア率に牽引される形でGarmin connectを愛用しているユーザーが多いということと考えられます。Garmin connectは無償のアプリ。としては充実した機能といえますので、使用率が高いことも頷けます。
3位のGoogleMapは日常生活でも活用する場面が多いアプリですね。
「どこに走りに行こうかな?」「最短ルートで帰りたいな〜」なんてときに使うサイクリストが多いのだと考えられます。
多くのサイクリング系アプリと連動しているマルチなアプリの利用率が高い結果ですね。ユーザーが多ければ、繋がりも増えていきます。こういった繋がりが、愛好家同士のリアルな繋がりになったというエピソードもありますね。

 

そのほかの内訳は….

Wahoo ELEMENT
レザイン
TATTA
TrainingPeaks
Ride With GPS
MAPS.ME
Zwift
RP Cycling
ポラール
Cyclo-Sphere
ブライトン
サイクルミント
radiko

特定のサイクルコンピュータなどの機器と連動しているアプリがおおく見受けられます。これを見て初めて知ったアプリがある!という人は、気になるものを試してみてはいかがでしょうか?

■アプリの利用目的は? (複数回答あり)

走行ルート確認 ……..72%
トレーニング管理 ……..63%
距離管理 ……..60%
仲間との交流 ……..18%
体調管理 ……..15%
SNSへの展開 ……..13%
そのほか ……..11%

利用目的はアプリ間でクロスオーバーします。トレーニング管理と距離管理はSTRAVAとGarminの両方を使っている人が多数。一般的な傾向としては、走行ルート確認=GoogleMapですが、STRAVAもしくはGarminを用いる人の利用率が高い結果となっています。
複数のアプリをうまく利用しながら走っていることがわかります。やっぱりサイクリストは機材・ガジェット好きだ! ということが浮き彫りになりました!

 

■どのようなアプリやITサービスがあるのとよいですか?

さてスポーツ自転車にとってどんなアプリがあったら楽しいだろな〜ということで、聞いてみました。その中で印象的だったものをいくつかご紹介しましょう!

 

・コーチが「ここを改善した方が良いよ」とデータからアドバイスして、「トレーニングメニューやこんなことを相談したい」と言ったらアドバイスや改善点を見つけたりしてくれるアプリケーションがあれば。
コーチングに関するアプリの提案は多くみられました。これはいいテーマと言えますね。しかしマンツーマンだといずれ飽和してしまいます。AIの機械学習などによるバーチャルなコーチングなどが想像できますが、だれが開発するのか…という身も蓋もないところに考えを巡らせてしまいました。

・サイクルラック常設の店や自転車歓迎の店などが一目で分かるアプリがあるといいのですが、あっても大抵は都市部限定だったりして田舎住まいには使えないものが多いのが現状。サイクリストが情報をアップして共有できるアプリが出来れば良いのかな。
・サイクルラックのある場所を地図上で見せてくれるアプリ。旅先では重宝しそうです。今ならGoogle Mapで何とかするしかなさそうです

この手の情報は地域によっては自治体でも情報を出しているところがありますね。

・ストラバよりも簡単に地図がひけて、サイコンにいれられるアプリがあるとよいです。

・スマホに負担を掛けないアプリ
スマートフォン本体もアプリも開発スピードが速いので、旧モデルはどんどん置いていかれてしまう…… というのも実感です。だれもが最新というわけでもないので、スマホ本体への負荷が低いアプリがいいですね。

・トランシーバに近い感覚で使えるアプリと、音声の入出力ができる小物。ボンクスなど既にあるが、トランシーバ感が薄い。

・バッテリーの持ちをよくしたいので、アプリも省電力のものがよいですねー。
ロングライドを楽しみたいときに、スマホやサイクルコンピュータのバッテリーは気になりますよね。担当者はロングライドに出かけるときは充電バッテリー携帯しています。

・ヘルメットに装着できるナビゲーション装置のような物があれば快適にライドが楽しめると思います。

・緊急、お助け、最短、最長等のライドコースの提示や連絡等がありと良い考えます。

・高価なパワーメーターが無くてもパワー測定出来るアプリ

・これ以上のサービスがあっても、つかいこなす自信がありません。
一定数を越えると対応できませんw 担当者も使いやすいアプリに絞っています

・幅広い選択肢もいいけど、現存のアプリのスムーズな作動と消費バッテリーの効率の良さを追求してもらいたい。

・走行実態から参考となるトレーニングメニューの提案

・走行距離に応じてポイントが貯まるアプリ

・利用者がよく走っている、特に抜け道や車が少ないルートを地図上に表示してほしいです。個人的は、坂道も避けれたらもっと有難いですね。

■近況や質問・疑問

愛車に2年ほど乗った頃にお店で総点検した際のことです。ヘッド内部が汗と水でボロボロになっていました。夏のヒルクライムだと汗がヘッド周りにポタポタ落ちると思うのですが、何か対策ってありますか?
■アクエリヤスさん
★洗車 洗車 洗車! これしかありません。週末のライド後や、大会前に洗車をするというルーティンをしておくと、バイクを清潔に、きちっと整備した状態を長く保てます。年に一度は定期的なメンテナンスを最寄りのショップでしっかりとやってもらいましょう。

木陰で路面が乾かずに濡れた場所があり、初のスリップ転倒をしました。アームカバーやレーパンは破れなかったものの酷い擦傷を負いました。
■ルリクリさん
★これから秋が深まっていくと落葉も多くなり、気をつけないといけませんね。お大事に!

週末は望郷ラインセンチュリーライドに20in.のマグネシアで参戦します。
以前のダホンもそうですが110㎞ロングを20in.で走る人は少数派で目立てます。
■遅筋ヤロー!さん
★ライドはいかがでしたか? 楽しいサイクリングライフを!

フィジカルが向上するとポジティブ思考になり、イライラから解消される事がよくあります。
自転車はハッピーライフに欠かせません
■やまもとさん
★有酸素運動をすると確かに頭はすっきりとしますよね。やりすぎると食後の眠気がzzz

新車の油圧ブレーキホースが長いので、初めて自分でカットしてみました。油圧だからワイヤーとは勝手が違うものの、オートバイの油圧ディスクブレーキの調整より遥かに簡単でした。案ずるより産むが易しとはよくいったものです。
■やどさん

体重がなかなか落ちずヒルクライムのタイムが縮まらない。加齢によるパフォーマンス低下も気になる。
■マッシャーさん

体重管理が出来ていない。(30年前に戻したい)
■☆あきら☆さん
★規則正しくしているつもりでもうまくいっていない、ということもありますよね。スポーツは健康寿命に好影響を与えることがわかっています。Let’s enjoy Ridingです。

年齢のせいにしてはいけないが、最近は思うように減量ができない(正確には理想の体重にならない)。経験からベスト体重はこのあたりというのがあるのだが、ここ数年はベスト体重に至らないのが悔しい。言い訳は簡単ただが、素人では良い解決策が思いつかないので、ジムなどに通うか悩んだりしている。
■かんペーさん
★担当者の知人に医療関係者がおりますが、よこしまな考えでダイエットについて尋ねたところ、「食べるから痩せないんです」との的確な答えが。精進しまSHOW……。

夜の練習用に室内用タックスを購入予定 他の人との交流を楽しみにしている。
■トシ・T&Lさん
★バーチャルトレーニングで、仲間と会うって未来的ですが、現実なんですよね。すごい時代です。

今年は暑すぎて乗れば乗るだけ夏バテ気味に。ローラーなどの室内トレーナーが欲しくなります。今度、冬になると寒くて億劫になるので、秋に色々と走りに行きたいです。
■ちびっくユーロさん
★無理して暑い中を走ると、体調を崩すことも。トレーニングに主眼を置いているなら室内で取り組んだほうがよいですね。
たしかに秋が待ち遠しいですね! 10月、高原で走りたいなら、グランフォンドピナレロ八ヶ岳がレイトエントリー受付中です!

坂道がどうしても苦手。
克服する坂道の練習方法、走り方、etc
■ターボ263さん
★普段からしっかりライドをしてるなら、一定の力で長く走る訓練をするといいと思います。ヒルクライムレースなら60〜90分ほどなのでその時間帯がターゲットとなるでしょう。
実際の坂では、序盤は遅いくらいゆっくり入り、だんだん上げていくような気持ちで走るといいですね。

 


今回もご回答ありがとうございました。
いろいろなアプリが存在していて、どれを選んでいいかわからないという人もいると思います。一緒に行動する人たちと同じものを使うと、コミュニケーションがとりやすいですね。
ライドデータを管理するひとつのメリットとして「昨年の今頃はどんなデータだったのだろう」と、過去を振り返るのも簡単。日記代わりに使えます。
ただ最新スペックを追いかけ続けると疲れてしまいますので、使いやすいと思ったアプリやガジェットを見つけたら、それを信じて使い続けるのが精神衛生上良いと思います。

さて、皆さんはどんな使い方をしますか?


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