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2019年02月11日

【Mt.富士ヒルクライムにむけて】レース編/当日の走り方を考える

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当日の走り方を練る

レースは脚力の強さがすべてではない。距離や勾配に応じたペース配分が重要。コースプロフィールを見ながら、自分の走り方を膨らませておきたい。レース前のソワソワとした気持ちも落ち着く。人によっては、自分の体力を100に置き換えて、どの地点でどれぐらい体力を残しておくかを考える人もいる。

ヒルクライムイベントはしっかりと準備を整えておくことが大切。少なくとも走り方のシミュレーションはしておこう。
主催者がアナウンスしているコースプロフィールは情報の宝庫なので上手に活用すること。
ポイントは坂の距離と勾配に対して、無理なく走れる(=守るべき)ペースを考えておくこと。事前に上りを練習してきた人なら、「勾配4%なら20km/h 程度。勾配6% なら18km/h 程度でいけるかな」と、自身のモノサシである程度想像がつくはず。経験を元にスタートからゴールまでの走り方をイメージする。
また、ひと言でヒルクライムといってもコースはさまざま。走るのがやさしいコースもあれば、そうでないところもある。とりわけ、上り基調を続けながら短い平地や下りが頻繁に表れる「勾配変化型」のコースは難易度が高めだ。
「そういったコースではシフトチェンジが明暗を分けます。小まめに変速を行って脚応え(ペダルを踏む力)の変化を抑え、身体にかかる負荷を一定に近づける工夫が必要です」
ヒルクライム歴の浅い人は、コースを3つのパート(序盤・中盤・終盤)に分けるだけでもいい。序盤はウォーミングアップのつもりで無理をせず、中盤はマイペースを心がけて距離を稼ぎ、終盤はどこでスパートをかけていくかあたりをつけておく。ざっくりと組み立てておくだけでもレース運びがしやすくなる。

 

コースプロフィール別走り方のポイント
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地点ごとに通過タイムを想定する

ある程度走るペースを想定できるなら、それをもとに予想タイムの算出を。数キロごとに区切っておけばレース中の自分の状況もわかりやすい。何の根拠もなく目標タイムを設定していると、高い場合はオーバーペース、低い場合は力を出し切れずに終わってしまう。また、過去のリザルトからトップタイムやもっとも集積したタイムを知っておくと、自分の目安を作りやすい。

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これはMt.富士ヒルクライムにおける走破タイム表だ。ゴールドは1時間5分、シルバーは1時間15分、ブロンズは1時間30分。もっともボリュームがある1時間45分の4パターンである。走破タイム別に5kmおきの目安になるタイムがあればよい目標になる。

 

 


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【アドバイザー】藤野 智一さん◆なるしまフレンド神宮店 店長
元プロロードレーサーの藤野さんは全日本ロードレース選手権2連覇、バルセロナオリンピック個人ロード21位など輝かしい成績を誇る。現在は老舗プロショップの、なるしまフレンド神宮店の店長を務めている。
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なるしまフレンド神宮店 HP:http://www.nalsimafrend.jp/
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3−35−2

TEL.03-3405-9614 【営業時間】12:00~19:30 【定休日】水、木

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