2023年09月05日
Hijiri Oda -Ostwind-Vol.7 「チームハウスでの食生活」
日本人選手やアフリカ大陸出身の選手のためにヨーロッパにはチームハウスがあります。
チームハウスでの生活の中で、どんなもの食べてるの? とか、作ってくれる人いるの? みたいなことを聞かれることも多いので今回はそのことを。
朝食・昼食は各自で済ませます。
選手によってオフの日や、トレーニングする時間が違うので、基本的には朝食と昼食は各自で済ませている。
私の朝食はオートミールにフルーツと蜂蜜を入れて食べることが多い。
たまに気分転換でパンを食べたり、お米が余っていたらレンジで温め直して食べたりもする。
お昼はパスタを食べることが多い気がする。
チームハウスにトマト缶が充実しているのでトマトパスタなことが多く、たまに食べるジェノベーゼがとても美味しく感じる。
夜は当番制
夕食はお米が主食になることが多いチームハウス。
昨年まではポーランド人がチームハウスにいたのでジャガイモが主食なこともあったが、今年は日本人が多いのでお米が優勢。
炊飯器は無く、鍋でお米を炊く。
たまに炊き加減は「水が多すぎた〜」「少なすぎた〜」などとやってますが、上手に炊けるようになってきた。
キッチンの構造上、2〜3人ぐらいで調理を行うのが限界なので、作る人と片付ける人を日替わりで交代して分担している。
日本から持っていった鰹だしと現地スーパーで仕入れた醤油を用いて、日本食をみんなで作っています。
チームハウスでこれまでに作ったメニューをご紹介。
日本にいる時は皮から作ることはなかったので少し料理スキルが上がった気がします。
このような感じでチームメイトと当番制で楽しく料理しております。
遠征中はホテルでご飯
長期遠征の時は約1ヶ月ほどホテル生活が続くことも。
チームでアパート貸切でチームハウスのような生活をする時もあるがホテルバイキングなこともある。
ホテルバイキングは時間になったら行けばご飯が出てきて、各々好きなものを食べれるし、片付けもしなくていい。と楽ができて素晴らしい。
スイーツの誘惑もすごいので片付けておいて欲しいと思うことも…。
ですが、やっぱり自分で何を調理したかが分かる自炊が、個人的に1番好きだなと遠征から帰るとしみじみ思います。
著者プロフィール
織田聖おだ ひじり
1998年生まれ。 2023年シクロクロス全日本チャンピオン。 ロードレースはマトリックスパワータグ、シクロクロスは弱虫ペダルサイクリングチームに所属。 レースなどの情報はInstagramやブログからどうぞ (https://hijirioda.com/)