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2020年08月06日

【日本縦断ギネスレコーズチャレンジ】Day1 鹿児島県・佐多岬〜福岡県飯塚市の403kmを走破

佐多岬の大樹と、ラッピングがほどこされたサポートカーのシトロエン・ベルランゴ。

高岡亮寛によるギネス記録更新の挑戦が、8月5日のまだ朝とは呼べない暗闇に包まれた午前4時、鹿児島県・佐多岬(鹿児島県肝属郡南大隅町佐多馬籠)のガジュマルの樹に見下ろされる形で始まった。
北緯31度線上に位置するこの本土最南端の地から、最北端(北海道・宗谷岬)を目指す2600kmの全行程のうち、初日に走るのは約400km。この距離は九州を南から北まで縦断するが、なんと約16時間でほぼ縦断する予定を組んだ。

スタート前には「ここ数年は大きなレースの前でもしっかり眠れていたのに、昨晩は緊張から遠足前の小学生のように熟睡できなかった」と笑いながらも、まだ夜も明けないうちに南大隅町から鹿屋市を抜け、朝陽に照らされた桜島を眺め、霧島市へと向かう錦江湾沿いの海岸線を快調に飛ばした高岡。

およそ距離100kmにつき1回、時間にして4時間に1回のペースでしっかりと休憩を取りながら、極力止まることを避けながらの走行。7月の豪雨で被害を受けた人吉方面には向かわず、国道と県道をつなぎながら伊佐市を経由して熊本県の水俣市へと進路を取った。

九州をスタートするにあたり、高岡は「さとふる」の「令和2年7月豪雨 災害緊急支援寄付」への募金を集める活動も並行して行なっている。

そんな彼を悩ませたのは、今年一番とも言える盛夏の暑さだった。

ちょうど中盤の過ぎたあたり、八代市から熊本市に入る頃には気温は34度まで上昇。サポートカーから水分や補給食を随時受け取っていたが、市街地の熱気とストップ&ゴーの連続により、予定していないコンビニ休憩を挟むようになる。

ギネスレコード認定のため、立ち寄った商店で時計と共に撮影する

暑さにはめっぽう強いと自他共に認める高岡。憔悴した表情を浮かべながらも大きくペースを落とすことなく福岡県の久留米市を抜け、暮れなずむ米ノ山峠を越えて飯塚市に午後7時53分にフィニッシュ。

1日目は403kmの行程を16時間53分で走り終えた。
翌日は気温上昇に合わせて休憩のペースを調整しながら、415km先の岡山県岡山市を目指す。

日本縦断ギネスレコードチャレンジ2020 Day1 鹿児島県・佐多岬〜
ライド後には筋肉の回復力をサポートするために
COMP Powder TBを摂取する

【さとふる 令和2年7月豪雨 災害緊急支援寄付】
豪雨災害に見舞われた地域の皆様の早期復興を願ってチャリティに賛同します。
こちらから寄付先自治体を選ぶことができます。
高岡のチャレンジを応援してくださる皆様におきましては募金活動へのご協力をお願いいたします。
https://www.satofull.jp/static/oenkifu/202007_kumamoto_kagoshima.php

関連URL:ギネスレコードチャレンジ情報集約サイト
https://rxjgrc.roppongi.express/

写真と文:辻 啓

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