2017年05月08日

FUNRiDE NEWS TOPICS【5月7日新着情報】

4.【CANYON】女性ために新開発、WMNシリーズのロードバイクを発表

サイクリングを楽しむ女性がどんどんと増えている近年、Canyon にとってその事実と、いよいよ真摯に向き合う時がやって来ました。自転車に乗ることは、それ自体が自己表現です。そして、その表現のためにはどんな自転車を選択するか、も表現のうち。しかしこれまでその選択肢は男性と比べてとても多くの制限があり、限られたものでした。

そして「女性が欲するものは？」「女性が必要とするものは？」という問いに拘るあまり、自転車の性能という本質は骨抜きにされて妥協に満ちた製品が出来上がっていました。
今回Canyon が全く新しい女性用ロードバイクを開発するにあたりテーマとしたのは、「女性用ロードバイクの理想を具現化する」という、シンプルなものです。ジオメトリーはもちろん、サイズ展開、ハンドリング性能、フレーム形状、空力性能まで、WMN シリーズは100%女性のための専用設計。ビギナーから、レーサーまで。そしてその間の自転車を多様に楽しむ多くの女性のために。
Ultimate（アルティメット） WMN CF SLX Disc、Endurace（エンデュレース） WMN CF SL Disc、Endurace WMN AL Disc という3 つのバイクで、すべての女性に満足の行くライド体験を提供します。

【WMN シリーズ特長】
・女性の身体的特徴に基づいたフレームジオメトリー
女性は男性より小柄で、腕が短く（同じ胴の長さで平均2cm）、肩幅が狭く、骨盤の柔軟性が高い。一方で脚の長さは性差はほぼありません。ユニセックスモデルと比較すると、WMN シリーズはスタックがわずかに高く、リーチが短くなっています。これにより、WMN モデルに乗る女性と、ユニセックスモデルに乗る男性が、同じ腕の角度と上体の角度を取れるようになっています。

【サイズ展開】
小柄な女性にも対応できる、3XS（152-160cm）サイズを開発。これにより身長152-186cm までを5 サイズでカバーします。
・650B サイズホイールを採用
3XS（152-160cm）、2XS（160-166cm）サイズには、650B ホイールを採用。これにより安定性と俊敏性をバランスさせたハンドリング性能と、十分なサドルーハンドル落差を実現。ホイールサイズが小さくなる際の懸念となるギヤ比については、XS サイズ以上（700C ホイール）に50-34Tのチェーンリングを採用する一方、3XS, 2XS サイズ（650B ホイール）は52-36T とし、同等のギヤ比としています。
・フレーム形状と空力性能
平均的な体格の女性と男性が上り坂を同じ速度で登る時、女性の方が体重が軽いため、必要なパワーは少なくて済みます。そのため、フレームに求められる横剛性は男性用よりも小さくなります。この
ことから、WMN シリーズはチューブ径を細くし、重量を削減、空力性能も向上させています。横剛性はユニセックスモデルより低下しますが、重量：剛性比は同等です。これによりパワークライミン
グやゴールスプリント時でも、加速性能と反応性に優れるフレームになっています。
・全てのモデルが最新の油圧ディスクブレーキ仕様
握力の小さな女性でも、どんな天候でも安定したブレーキ操作が可能な油圧ディスクブレーキ。疲労を軽減し、ライドをより楽しむことができます。さらに次世代標準規格となる、前後12mm スルー
アクスル、フラットマウント仕様です。

【WMN シリーズラインナップ】
・Ultimate WMN CF SLX Disc

女性用ロードレーサーとして最高の性能を追求したUltimate WMN CF SLX Disc はフレーム重量765g（XS サイズ）。ユニセックスモデルよりも6.5%軽量、ディスクブレーキ仕様のロードバイクでCanyon 最軽量。さらに体重の軽い女性のために横剛性を調節し、フレームチューブ直径をスリム化したことにより、ユニセックスモデルよりも空力性能を3%向上。女性用の自転車の方がより高い性能を達成した、歴史的な到達点です。

・Endurace WMN CF SL Disc

ロングライドやツーリングに最適なEndurace WMN CF SL Disc。アップライトなスポーツジオメトリーに、最高の快適性能を実現するコンポーネントを採用。リーフスプリング構造のS15 VCLS2.0 シートポスト、H31 Ergocockpit ステム一体型ハンドルバーはその鍵となります。

・Endurace WMN AL Disc

Endurace WMN AL Disc は多くの性能をEndurace WMN CF SL Disc から引き継いだ、快適でスムーズな乗り心地、そして汎用性の高さが魅力のモデルです。リーズナブルながら油圧ディスクブレーキ仕様と妥協のないスペックにより、高性能を持つアルミフレームの完成車です。