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2022年08月15日

グランフォンドピナレロ八ヶ岳 supported by パラチノース フルコース実走ルポ with tom’s cycling 「キツイコースの八ヶ岳だけど“また来たいな”と思える魅力がある」

2022年10月1-2日、秋の八ヶ岳で開催される第11回グランフォンドピナレロ八ヶ岳 supported by パラチノース。グランフォンドと銘打つだけのことはあるチャレンジングなコースと、日本の原風景と雄大な景色がみなさんをおもてなしします。

大会の詳しい情報はこちら


INDEX

▷初参加のtom’s cyclingが試走!


▷エイドステーションは合計7ヶ所!


▷コースは谷あり山あり


▷完走のポイントは補給食


▷試走を終えて…総括


エントリーはこちら

▷初参加のtom’s cyclingが試走!

総走行距離は105km、獲得標高2300m、序盤はダウンヒル、中盤から後半にかけて山岳が待ち受けるレイアウトです。

豊富なイベント出場経験のあるtom’sのお二人ですがグランフォンドピナレロ八ヶ岳は初参加ということで、事前チェックに訪れました。試走の季節は夏真っ盛りの八月。実際のイベント当日は10月ですので気温も下がり、気候も良く快適に走れます。さて、今回はどんな試走体験になったのでしょうか。

tom’s cyclingのTOMIさんとYOPIさん。そしてコースガイドを大会ディレクターのヤマモトが務めました

▷エイドステーションは合計8ヶ所!

エイド 場所 グランフォンド地点
第1エイド 道の駅こぶちさわ (ピュアパラスティック&ドリンクを提供) 18km
第2エイド せせらぎホール 40km
第3エイド 長坂駅裏側駐車場 48km
第4エイド 高根体育館 62km
第5エイド 浅尾原財産区駐車場 78km
第6エイド おいしい学校 (ピュアパラスティック&ドリンク、パラチノース食品を提供) 90km
海岸寺峠ウォーターステーション 海岸寺 93km
第7エイド JA梨北清里出張所 97km
第8エイド 丘の公園 101km
フィニッシュ 清里の森 105km

大会協賛の三井製糖“パラチノース”がみなさんの走りをサポートします!
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第1エイド、第6エイドでは、ピュアパラスティック、スポーツようかん(予定)などパラチノース製品をご提供します。
地元特産品を使った補給食もお楽しみに! (写真は2019年のエイド提供品です)

▷コースは谷あり山あり

このコースは標高1340mの清里の森・森の音楽堂前の広場からスタートします。第1エイド「道の駅こぶちさわ」、第2エイド「せせらぎホール」標高490mまで一気に下り、長坂町からの上り区間を経て須玉方面へ再び下っていきます。もっとも標高が低いのは須玉町大豆生田(まみょうだ)の標高460m。ですからおよそ標高差900m、そこから清里の森を目指して上っていくというダイナミックなコースなのです。

試走の朝は大気が不安定で早朝は大粒の雨が降りました。試走時間直前は太陽は雲に隠れて霧が立ち込める高原らしい天気。8月とはいえ肌寒くウインドブレーカーを着たくなるほど。大会開催の10月は過ごしやすい季節ですが、標高が高いスタート地点は思った以上に冷えます。ウインドブレーカーは必須、寒さが苦手な人は薄手の長指グローブやレッグウォーマーなども念のために用意しておきましょう。

スタート直後は2kmの上り。気分が高揚してスピードを上げたくなりますが、ここは後半に備えて少しペースを抑えて走りましょう。上り切ると最高標高地点のピークです。そして八ヶ岳高原ラインを進むと景勝地の通称赤い橋“東沢橋”が見えてきます。天気が良いと橋の奥に赤岳が見えます。余裕があれば記念撮影をしてもよいでしょう。下り基調のアップダウンをこなし第1エイドの道の駅こぶちさわを目指します。

通称赤い橋、“東沢橋”

第1エイドが設置される道の駅こぶちさわ&スパディオ小淵沢
ループ橋は絶景ですが、イベント中ここで停車は推奨できませんので、景色を楽しみながらも安全に走り抜けましょう。
白州・武川へ向かうアップダウンは走りやすく快適。なおも下り基調です。
武川にある甲斐駒センターせせらぎに第2エイドが設置される予定です。
国道20号を渡り花水橋を渡ります。釜無川の美しさをより際立たせています。
長坂に向けて平均勾配3%10kmほどの上りへ。ここでもペースはまだ抑えるつもりで。
長坂を目指して上ります
第3エイドは長坂駅の裏手にある広場に設置される予定です。
今回の試走ではエイドでの補給はありません。「お腹すいてきましたね〜」ということで、コース上で見つけたお蕎麦屋さんでエネルギー補給。
須玉の農道を抜けていきます。コース随一ともいえる絶景ポイントです。

須玉・大豆生田を過ぎると本格的な上りセクションに入ります。序盤はおよそ3.6km/平均勾配7%の上りが待ち受けています。明野の第5エイド浅尾原財産区まで上りは続き、その後は気持ち良いダウンヒルが待っています。

大豆生田からのタフな上り。マイペースでいきましょう。
第5エイド地点の駐車場は、ちょうど有名なひまわりフェスを開催中で混雑をしていました。※10/1-2の大会当日にはひまわりフェスは開催していません。

美しい田園風景が広がります。第6エイドのおいしい学校を目指します。
第6エイドのおいしい学校。手作りのパンや地域の生鮮食品などが販売されています。
試走当日は良い天気で気温もぐんぐん上昇。あまりの暑さに地元のサイダーとアイスバーをいただきます。

おいしい学校をすぎるとフィニッシュまで20kmの上り。そして最大の難所となる“海岸寺峠”を走ります。

百坂やまなし 海岸寺峠
https://hyakusakayamanasi.jp/course/267/

距離は石柱のあたりからピークまで3.3km、平均勾配8%の上り…。「なぜ終盤に?」「無慈悲な…」などすこし不安がよぎることもあるでしょう。大会当日はたくさんの仲間たちと上ります。励ましあったりして気持ちを切らさず上りきりましょう。
第6〜第8エイドステーションの設定される間隔が近いように思えますが、ほとんどが上り勾配であることを考慮していて、疲れ切る前にエイドが現れて脚を休めることができるでしょう。

海岸寺峠のピークを過ぎたあたりに設置される海岸寺ウォーターステーションで一息つくこともできます。

海岸寺峠の余韻に浸りながら牧歌的な農道を進みます。しばらく易しい勾配の上り基調の道が続きます。

広がる棚田の風景を楽しみます。
第7エイドはJA梨北清里出張所。ここではおいしい花豆の甘露煮が振る舞われる予定です。(コロナウイルス感染拡大防止対策次第では変更になる場合があります)
 第8エイドは丘の公園。tom’sのお二人はこの施設内にあるグランピング施設に宿泊して、夏のキャンプを満喫しました。もちろん大会前日の宿泊も可能です(要予約)。

tom’s cyclingのお二人の目線から見たグランフォンドピナレロ八ヶ岳のコースレビュー動画です。是非ご覧ください。

▷完走のポイントは補給食

補給のタイミングと、このコースでのおすすめの摂取方法

グランフォンドピナレロ八ヶ岳は、エイドステーション8カ所とふんだんにあるが、105kmも走ると消費カロリーは3000キロカロリーにも及びます。
基礎代謝や回復を考えるとエイドでの補給では足りないかもしれません。
今回の試走を行なった3人はどれくらいの補給を行ったのでしょうか。

TOMIさん
・朝食(丘の公園キャンプ場にて)
・ベーコン1枚、卵1個、クロワッサン2つ。
・昼食にカレーライス。
・サイダー、アイス、清涼飲料水2本。
・そしてピュアパラスティックを5本(パラチノース100g)ドリンクは延べ3本分(700mlx3)ほど。

YOPIさん
・朝食(丘の公園キャンプ場にて)
・ ベーコン1枚、卵1個、クロワッサン2つ。
・昼食にひやしたぬきそば。
・サイダー、アイス、清涼飲料水2本。
・ピュアパラスティックを5本(パラチノース100g)ドリンクは延べ3本分(700mlx3)ほど。

ランチはこんな感じで

ヤマモト
・朝食(おにぎり2つ)、蒸しパン1つ。
・昼食に天ざるそば。
・サイダー、アイス、清涼飲料水2本
・ピュアパラスティックを5本(パラチノース100g)ドリンクは延べ4本分(700mlx4)ほど。

試走の日は気温も高く、おもに水分補給をしながらパラチノースでカロリーを摂取しました。昼食はそれぞれ好みの食事を摂りましたが、上りや下りが多いシチュエーションだと補給食は走りながら食べにくいもの。そこでドリンクに入れたパラチノースによってコンスタントにカロリーを供給でき、空腹感を覚えることなくタフな山岳ロングライドを走り切りました。

エネルギーが長く持続するので、補給食の摂りすぎも防止できます。
砂糖とおなじカロリーで1/2の甘さ。すっきり飲みやすいです。

▷試走を終えて…総括

さて、無事試走を終えた二人に感想を聞いてみましょう。

フィニッシュの清里の森へ到着! 走行時間はおよそ5時間ほど。お疲れ様でした

TOMIさん
今までいろんなところを走ってきたつもりでしたが、予想以上にキツいコースでした。 ただキツいライドだけというわけでなく、ところどころに現れる風景は “また来たいな”と思わせてくれる魅力がありました。 スポーツ自転車初心者にはちょっと厳しいというのが素直な感想ですが、走り慣れている人でも走り応え十分で大満足なコースですし、厳しいコースだからこそ挑戦して達成感を味わいたいという人にもお勧めできます

YOPIさん
「前半は下り基調で楽チン、後半はずっと上りでキツいよ」と事前に聞いていましたが、想像していたよりハードなコースでした…! 前半は下り基調ではありますが、細かいアップダウンが続くので、じわじわと脚が削られていきます。 中盤からは勾配のキツイ坂も増えていき、最後はとにかく上って上って上りまくり…。ゴールが見えた時は思わず「やった…!」と声が出てしまうほどでした。 ただ景色は本当に素晴らしくて、ルートもとても走りやすく、何度も走りに来たくなるような場所でした! エイドステーションも充実しているので、美味しいグルメを楽しみつつ走れるのはとても魅力的だと思います!

ヤマモトより
上り下りのメリハリがよく聞いたコースで、後半にタフな上りが集中していることから、序盤のペース配分としっかりエイドで脚を休めること、補給を怠らないことなどが重要でしょう。楽しむためにはしっかり脚力を磨いておくことをオススメします。
スタートからフィニッシュまでの制限時間も多く確保されていますが、後半は残り距離のわりに上りが集中しているので思ったよりも時間がかかります。後半に余裕が残せるように休憩時間も調整して走りましょう。

10月の八ヶ岳でお目にかかりましょう!

▷エントリーはこちら

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写真:小野口健太、編集部 

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