2023年10月10日
ピナレロ最高峰エンデュランスロード「ドグマX」が国内初お披露目! GFPY 2023
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「グランフォンドピナレロ八ヶ岳with グラベル2023」、前日の9月30日はメイン会場の清里の森(山梨県北杜市)でステージイベントなどが行われた。ピナレロのエンデュランスロードの新型フラッグシップ「ドグマX」が国内初披露され、集まったサイクリストの注目を集めていた。
ピナレロの再定義、コンペティションの「F」とエンデュランスの「X」
先日、本国イタリアで発表されたばかりの「ドグマX」が、清里の森のピナレロブースで国内初展示。長距離を速く快適に走るというコンセプトのエンデュランスシリーズの最高峰モデルとなる。ドグマらしい精悍で個性的なフレーム形状ながら、前傾姿勢がきつくない快適なポジションを実現している。
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これでピナレロのロードバイクは、「ドグマF」を頂点とするコンペティションの「F」シリーズ、「ドグマX」を頂点とするエンデュランスの「X」シリーズのラインナップがそろうこととなった。
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ステージ上で行われたピナレロトークショーで、ピナレロジャパンの藤井さんは「コンペティションとエンデュランスは、ひと言で言うと『レース用かそうでないか』の違いです。コンペティションは文字通りレース用、ジロやツールのようなステージレース、アマチュアのロードレースなど、『競う』走り方をするためのロードバイクです。エンデュランスは、対照的に競うような走り方をしない、走ることを楽しむためのロードバイクになります」と説明。
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その言葉通り、Xシリーズはグランフォンドピナレロ八ヶ岳のような山岳ロングライドを走るのに最適なロードバイクの1台となる。
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トークショーには、ピナレロを愛車とするゲストライダーも登場。元シクロクロス全日本王者でグラベルロードのグレヴィルFを駆る竹之内悠さんは「優しいレース志向のバイク。去年乗っていたグレヴィル+(プラス)はハイパワーなライダー向けと言う感じですが、今年のグレヴィルFは僕でも楽しく乗りこなせる」と印象を語っていた。
法政大学自転車競技部の太郎田水桜さんは、ドグマF12とともに数々のレースで活躍。この夏は今年初開催されたツール・ド・フランスのU23女子版ツール・ド・ラヴニール・ファムにも出場した。ドグマF12については「最初に乗ったときは、踏んだ分だけ進むという印象。得意のスプリントでグンと伸びるし、上りもグイグイ進む。練習したら、した分だけ進むバイクです」とレースでの頼れる相棒ぶりを語ってくれた。
北杜市と台中市の絆を深める
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北杜市は、台湾・台中市と観光友好交流促進に関する協定を締結。これに尽力した台中の株式会社祐源の謝明達社長に、北杜市と北杜市観光協会から感謝状などが贈られた。
謝社長の協力のもと、北杜市からはお米、日本酒、ワインなどの特産品を輸出。さらにコロナ禍では北杜市に多くのマスクが送られ、北杜高校の生徒が台中市の企業でインターンシップを行うなど、市民間の交流や人材育成が行われている。グランフォンドピナレロ八ヶ岳の開催にも協力をいただいている。
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注目ブースが八ヶ岳に集結!
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「ピナレロ」のブースでは、国内初披露の「ドグマX」、世界最高峰のロードレースチーム イネオス・グレナディアスのメインバイクである「ドグマ F」をはじめ、ラインナップ、カラーバリエーションをとりそろえて展示。
試乗車も多数用意され、その乗り味を確かめることができた
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イタリア発のサイクリングウエアブランド「ドットアウト」。グランフォンドピナレロ八ヶ岳の公式ジャージを取り扱うほか、お得なアウトレット品も充実
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多くのサイクリストに支持されている「オークリー」のブースでは、アパレル販売や最新アイウエアの試着をすることができた。
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F1タイヤでも知られる「ピレリ」はロード、グラベルのタイヤのラインナップを展示。ピレリサポートライダーの元シクロクロス全日本王者・竹之内悠さんが愛用するグラベルロード「グレヴィルF」も間近に見ることができた
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「フィジーク」のブースではオフロード、オンロード用のシューズを多数用意し、試し履きも可能。悪天候でも快適な透湿防水性に優れたゴアテックス素材のシューズも注目を集めていた
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「エリート」のブースでは、最新のスマートトレーナーとバーチャルサイクリングのZwiftを利用したヒルクライムチャレンジを開催。参加賞としてエリート製ボトルをプレゼント
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「フルクラムでは」「SPEED42DB」、「SPEED57DB」など最新の高性能ホイールを、抽選でグランフォンド当日に貸し出し。多くの人が詰めかけた
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「カンパニョーロ」のブースでは、今年発表されて話題を呼んでいる最高峰の無線電動変速コンポーネント「スーパーレコードワイヤレス」を展示。ホイールやウェアも要チェック
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「ジェイテクト」の鬼ベアリングは、様々なブランドのホイールのベアリングと交換することで、回転性能を大幅に向上させるもの。そのスムーズな回転を体験してみては?
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「キャットアイ」は、約900ルーメンの明るさを誇るフロントライトの新製品「AMPP900」をはじめ、各種ライトやサイクルコンピューターを展示。豪華景品盛りだくさんのガチャにも挑戦できた
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「オーストリッチ」は、フロントバッグ、ステムバッグをはじめ流行のバイク装着バッグなどを展示販売。グランフォンド参加者にはホイールバッグも人気だとか
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「カブト」は、軽量と冷却性能にこだわった最新ヘルメット「フレックス・エアー」をはじめ、努力義務化で注目される街乗り用ヘルメットなども展示。実際にかぶり心地を確かめられた
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サイクルウエアを手掛けるウエイブワンの新ブランド「INEIVE(イネイブ)」。フィット感の高いデザインと独特のハニカム形状の生地で、空気抵抗低減に貢献する
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「ダイアテック」のブースでは、「Muc-Off」のケミカルや洗車グッズ、「GIRO」のヘルメットやシューズなどを展示
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国産グルテンフリーのホームメイドエナジーバー「マナバー」。1個200kcalで、味のラインナップも豊富
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メルセデスベンツをベース車両とした高級キャンピングカー「KABE(カべ)」が、今年も八ヶ岳にやってきた。最新設備を満載し、ラグジュアリー感ある内装も魅力だ
関連URL:グランフォンドピナレロ八ヶ岳 https://gf-yatsugatake.jp/
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都内開催! 味スタで新イベント登場!
チャレンジレース in 味スタ
12月2日(土)に開催される「チャレンジレース in 味スタ」は、味の素スタジアムを会場として開催される新しいサイクルイベントです。
大会HPはこちら(参加者募集中)
著者プロフィール
![光石 達哉](https://funride.jp/wp-content/uploads/2023/01/thumbnail_DSC06482-360x360.jpg)
光石 達哉みついし たつや
スポーツライターとしてモータースポーツ、プロ野球、自転車などを取材してきた。ロードバイク歴は約9年。たまにヒルクライムも走るけど、実力は並以下。最近は、いくら走っても体重が減らないのが悩み。佐賀県出身のミッドフォー(40代半ば)。