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2021年06月07日

2年ぶり開催にサイクリスト熱走!「富士の国やまなし」 第17回Mt.富士ヒルクライム


「富士の国やまなし」 第17回Mt.富士ヒルクライムが、6月6日、山梨県富士吉田市などで開催。2年ぶりの開催に、4726人のサイクリストが富士山五合目を目指してスタートした。主催者選抜クラス男子では池田隆人さん(TEAM ZWC)がコードレコードで新チャンピオンに輝いたほか、参加者ひとりひとりが渾身の力でペダルを踏みしめ、富士スバルラインを駆け上がった。

小雨と強風の中、完走率は97%!

2020年大会は新型コロナウイルスの影響により大会中止となり、代替大会の「秋のMt.富士ヒルクライム」を開催したが、今回は2年ぶりの本大会開催となった。

開催にあたっては、感染対策を徹底。参加者には2週間前からの体調チェックシートの記入、入場時の検温、さらにレース中、下山時以外はマスクの着用をお願い。参加者や関係者らの協力のもと、安心安全な大会運営を心掛けた。

また、オンラインイベントの「3776mチャレンジ」や「Mt.富士ヒルクライム by TATTA」なども並行して開催し、リアルでもヴァーチャルでもヒルクライムを楽しめる試みも行った。

富士北麓公園をスタートするサイクリストたち

コースはお馴染みの富士スバルライン。全長24km、1,255m、平均勾配5.2%のコースは、道幅が広く、厳しすぎない勾配で、初心者から強豪ホビーレーサーまで、老若男女にとって走り甲斐があると人気だ。

大会当日は朝からしとしとと雨が降り、標高が高くなると風も強かった。それでも雲の切れ間から時折見える富士山の姿にエネルギーをもらい、97%以上が完走した。

大会前日5日は、メイン会場の富士北麓公園でサイクルEXPOを開催。感染対策で人数制限や時間制限を設ける中、30以上の自転車関連ブースが並び、参加者が立ち寄っていた。

ヒルクライム新世代到来か 25歳、池田隆人さんがコースレコードで初優勝!

コースレコードで初優勝をきめた池田隆人さん(TEAM ZWC)
主催者選抜は3年ぶり2回目の優勝を飾った望月美和子さん(SAGISAKA)

2年ぶりに主催者選抜クラスも開催され、男女とも熱い戦いが繰り広げられた。
選抜クラスの詳細レポートはこちら

写真:小野口健太


公式サイト
Mt.富士ヒルクライム https://www.fujihc.jp/

大会スポンサー・企画協力
ビオレーサー https://bioracer.jp/
グリコパワープロダクション http://www.powerproduction.jp/
Zwift https://www.zwift.com/ja

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