記事ARTICLE

2019年12月10日

サイクルライフアンケート結果発表【オフシーズンの強化ポイント】

ウィークリーメールマガジン[WEEKLY FUNRiDE] 12月12日配信の第201号では『この冬「能力向上したい要素」』について、読者の皆さんにアンケートをさせていただいた結果を発表します。皆さんはどんな能力をアップさせたいですか?

有効回答36 

この冬「能力向上したい要素」(複数回答)

登坂能力 ……61%
心肺機能 ……47%
減量 ……41%
筋力強化(下半身) ……27%
平地巡行力   ….22%
ペダリングスキル ……22%
フォームの見直し  ……13%
アタック時のパンチ力  ……8%
下りのスキル ……5%
筋力強化(上半身)……5%
コーナリング ……2%
集団走行スキル  ……2%
その他(腹筋強化ほか)……2%

やはり上りのスピードを高めたいと思っている方がトップ。それに付随した結果とも言えるのが、全体的なパフォーマンスアップを示す心肺機能の向上が、2番目。
3番目もやはり上りでのパフォーマンスアップにも貢献する減量というデータです。
上りのスピードにコンプレックスを抱えている人が多いのは、やはりヒルクライムレースがパフォーマンスの指標になっていることを示唆していると考えられます。あるいは日本でも放映されているグランツールなどで、上りで勝負が決まることが多く、上りの能力=自転車の速さという、憧れのイメージもあると思います。
心肺機能が高い=漠然としていますが、いわゆるLTパワー値が高くハアハアゼイゼイせず、高いスピードで走れるようになりたいという思いですね。
減量は、体脂肪の減少が主な狙いでしょう。これも単純に上りでのパフォーマンスアップに直結しそうですが、筋肉や筋力を落とさないように気をつけるのがポイントでしょうか。仕事量を増やつつ適切な供給を。

思ったより少なかったのが集団走行スキル。集団走行の走り方のコツを掴むと一気にレースやイベントでの立ち回り方に余裕がでます。「この冬」でなく、一年中取り組みたいところですね。

能力向上のために取り組みたいこと(複数回答)

月間走行距離を伸ばす  ……44%
週単位のトレーニング頻度を増やす  ……41%
ローラーなど個人練習を増やす  ……36%
食事やお酒を節制する  ……30%
1回のトレーニング時間を増やす ……16%
その他(自転車だけでなく、ランニングを始める/筋トレ/トレーニング強度を上げる、ほか)  ……16%
パワーメーターなどトレーニング機器に投資する  ……5%
テレビ、ビデオなどを活用する  ……5%
今は取り組みたいことを決めていない  ……5%
仲間との練習機会を増やす  ……2%

トレーニング頻度、時間を増やしたい方が多いようです。シーズン中に乗りすぎてモチベーションが上がらない、あるいは冬が厳しい地域の方は別のスポーツや筋肉トレーニングなどで体を動かすことも検討されているでしょう。いずれにしてもなにかしらの運動を行っていれば体力の低下を防ぐことができるでしょう。
今はバーチャルトレーニングが盛り上がっているので、室内でもアツい練習ができますね。
加えてどうしても冬は年末年始をはさんでいるので、たっぷりと栄養を蓄えてしまいますね。反省を生かしてこれらを消費するくらいなら、最初から控える…..。という考えも多く見られます。ちなみに担当者は毎年反省をしています。

能力向上についての悩みや課題

今回テーマではお悩み・課題をあげている方の比率がとても高い傾向にありました。パフォーマンスアップといったテーマについては、前向きな捉え方をしています。
実現可能な目標設定と期間を作って取り組んでいくと良いと思います。

もう直ぐ63歳。衰えるのが早くて!!(きみたさん)

ローラー練とかやりたいのだが、仕事が忙しく、まずは働き方改革が先だな、とやれない理由を探している私・・。(Avantkidさん)

とにかく冬は熱燗を飲んでしまい、またそれが美味しくて、夏より飲み過ぎてしまうんぢゃあないかと。それに打ち勝つ精神力をまずつけることですかね。(おーしま164さん)

ヘタレなのでひたすら平坦で積雪 凍結のないコース中心になるので結果を期待できないが、とりあえず週一以上で月間1000㎞は維持したいです。(まさぶさん)

ヒルクライムの大会に何度か参加して自分の脚力の弱さを痛感しました。まずは踏む?回す?力をつけていきたいと思っています。(アクエリヤスさん)

休日は子守で思うように時間が取れない。あれもこれもやりたいことあるのにー(笑)(kshino1さん)

年齢を感じる今日この頃なので、今までと同じようなトレーニングでは維持がいいところになってきた。抜本的改革が必要だ。(かんぺーさん)

坂が近くにないので登坂力をなかなかつけられない。(きび団子さん)

そもそも何をすればいいのかわからない。(のぷさん)

週末しかバイクに乗れないので、室内での筋トレがメインになり、気持ちが上がらないこと。(がっちゃんさん)

スマートトレーナーとZWIFTでインドアトレーニングの環境はありますが、仕事から帰るのが遅いとついついサボりがち…。継続は力なのでなんとかこまめに取り組みたいです、(やなぎさん)

夜練を希望しており家の近くに手ごろな坂もあるが街灯が少なく暗くて危ない。(macchan@モアパワー)

インターバルトレーニングが必要ですが、なかなか環境に恵まれず、行えていません。(たけるパパさん)

節制して減量さえできれば自ずと各要素も向上するとは分かっていても、食欲を制御するのが一番難しいんですよね。
サイクリング後の食事が美味しいこの時期に、自分に一番必要なのは精神鍛錬かもしれません。(アミーゴ小金井さん)

時間が取れないし雨が降ると乗りたくない。寒くなると益々乗りたくない。(ミッチイさん)

今まで平日の練習が3本ローラーメインだったので、無酸素領域でのトレーニングが不足しているようです。今後もインドアトレーニングは3本ローラーの予定なので、無酸素領域でのトレーニングが知りたいところです。(ビオレーサー愛好者)

一人だとなかなかトレーニング続かない。(しんべーさん)

 

近況や疑問、お悩みなど

●今シーズンベースのパワーが足りずレース等で悔しい思いを何度もしたので来シーズンに向け鍛え直します!
その気持ちがスピードにつながりますね! 日常の地道なトレーニングは裏切らないと思います。

●ディスクロードばかりになってきて次期機材に合わせてホイールなどはアップグレートしにくくなってきましたね。例年だとボーナス前にはワクワクしていたが、高額なもののチョイスに悩みます。
リムブレーキタイプの自転車のパーツを流用するのが難しいので、思い切って完成車の購入が良いと思いますよ! 良い機種に巡り会えますように!

●群馬の道の駅巡りが残すところ後6ヶ所
スパートをかけないと年内に回りきれないよー!
いずこに出向かれるか存じませんが、気分的にはまだ間に合う…と思います!

●五十肩でジャージの後ろポケットに手がまわらない。
切実すぎます。ウエアメーカーに相談案件ですね!

●9月、10月とシーズン終盤に向けて調子がよく、ヒルクライムレースで年代別シングルリザルトが達成できました。自分の成長に満足する反面、、年代別入賞の壁の高さを改めて思い知らされました。強くなるほどより強い人との力量差が拡がる気がしています。この冬にこの差を埋めるべく、思案中です。
上り調子のときの高揚感は、やっぱりトレーニングが身を結んだという、成功体験に近いものがあり、また乗ろうという相乗効果もありますよね。上位を狙って頑張ってください。

 


12月になってロードバイクのシーズンはオフを迎えています。シーズンが終了すると、来シーズンに向けて「必ずひと回り大きくなるぞ!」「 絶対に強くなるから見ていろよ!」と決意を新たにするものです。担当者は硬い決意とは裏腹になかなか抱負どおりにはいきません。実際に実行するとなると……。なかなか難しいものですよね。それでも年末になると、次は頑張るゾ! と気持ちを新たにするものです。

さて、みなさんはいかがでしょうか?


FUNRiDEアンケートに参加するには、メールマガジン WEEKLY FUNRiDEに登録するだけ! メルマガでしか読めないコラムも掲載しています。
アンケートにお答えいただくと、抽選で読者プレゼントもありますよ!

登録内容のうち、メールマガジンのカテゴリー選択で「ファンライドメルマガ」を選択してください。

こちらから新規登録が行なえます。⇒ https://runnet.jp/member/memberModify.php 

関連記事

記事の文字サイズを変更する

記事をシェアする