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2017年08月07日

バラ❤︎サイ VOL.8 唐見実世子さん「復帰させてもらえる、という環境を作ってもらえたことに感謝」

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スラッとした長い手足。引き締まった肢体と日焼けした肌や髪がいかにもアスリート、と思わせる。
そう、彼女が今期日本国内の実業団レース(JBCF)女子カテゴリーにて21勝中の唐見実世子さん。
年齢でいうと、ちゅなどんとそう変わりません。しかも一度は選手生活にピリオドを打ち、しばらくの間自転車からまったく離れて過ごしたのち、2年前に自転車ロードレースの世界に戻ってきたというではないですか。
以来の活躍ぶりはみなさんの記憶にも新しいどころか、現在進行形でレースがあった日、またはその翌日には必ずと言っていいほど両手を高く掲げた彼女のゴールシーンがSNSで配信されている。彼女の人生を変えた「40歳からのリスタート」がどんなものだったのか、お話を伺ってきました。どうぞ!

現役時代の濃い経験が生かされているプレイングコーチという立場

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取材をさせていただいたこの日はチームの合同練習の日と重なったようで、弱虫ペダルサイクリングチームの若い選手たちがお店に集まっていました。
インタビューに入る直前、彼らに端的にトレーニングの指示を出す唐見さん。


ちゅなどん:普段から今のようにトレーニング指導をしているという感じですか?

唐見さん:私が指導をすることもありますが、選手たちもそれぞれに自分の方向性というのがあるので、どちらかというとみんなで話し合ってトレーニングの内容を決めることが多いですね。
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ちゅなどん:長いキャリアの経験が生かされている実感はありますか?

唐見さん:それはあると思います。コンディショニングや、ピークの持っていきかたなどは経験が活きていると思いますね。現役の頃に培った体の使い方は今も継承できていますし、「これをやったら失敗するかもよ」ということはいえると思います。ただ男子と女子は違うから同じようにはいかないこともあるけど、こういう傾向があるよ、って。

ちゅなどん:チームの信頼関係がしっかりしているようにお見受けしますが。

唐見さん:今年で2年目なので……。去年は自分自身も(置かれた立場や体調に)半信半疑で、自分のことで精一杯なのに、若い選手たちにあれこれ言えるようなフィジカルの状態ではなかった。みんなとの練習でもついていけないし、ついてっても待たせるし……。本当、彼らに引っ張ってってもらうような状態だったけど、彼らもそれを理解してくれていて、支えてくれました。

ちゅなどん:復帰されてから「巻き返してきたな」っていう手応えを感じるのにどれくらいかかりましたか?

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唐見さん:去年の12月くらいから、ちょっと体力が戻ってきたな、と手ごたえがありました。

ちゅなどん:体調を戻していく中で気をつけられたことはありますか? お食事とか。

唐見さん:実はまったく考えてなくて、お菓子も食べるし、すごいでっかいポテトチップスとか買っちゃったりするし。

ちゅなどん:えーーー!めっちゃ意外ですね。ものすごく厳しく節制してらっしゃるように思ってました。

唐見さん:ご飯は自炊するようにしてますよ。野菜もいっぱいとるし。あ、魚よりお肉が好きですね。

ちゅなどん:調理方法は?

唐見さん:気にしてないです。拠点のある茨城県は野菜が新鮮なので、それはとても助かっています。でもゆっくり料理を楽しむほどの時間はないから、ひとつのフライパンで焼くとか、サラダにする、なんてパターンですね。でも3品くらいは用意しています。

ちゅなどん:現在、唐見さんは1日をどんなふうに過ごされていますか?

唐見さん:こちらのお店の仕事(取材当日はプレオープンということでしたが、サイクルショップDEVOTIONでカフェを担当、売り場にも立たれるそうです!)、練習、チームのホームページを更新したり……、指一本でぽちぽちしてる感じですが。自由な時間はテレビを見るかーーーずっと家ですね。あと、このお店ではカフェをやることになっていて(※.1)、今はハンドドリップでコーヒーを入れる練習もしていますよ。

※.1 カフェは現在オープンに向けて準備中(8/7現在)。

ちゅなどん:メニューを考えたりするのも楽しそうですね!

唐見さん:アメリカンクッキーくらいなら作れるかなぁ。自転車屋のカフェらしく、プロテインは出そうと思っています。

ちゅなどん:走った距離をサイコンで確認して量を調節……とか面白そう~。9月のグランドオープンが楽しみですね。

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