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2026年03月02日

TOMOYAの「どすこい」サイクリング Vol.15 2026年シーズン開幕!

皆さんこんにちは!
いつも小山智也の「どすこい」サイクリングをお読みいただきありがとうございます。

早いものでもう3月ですね…。
実は前回の連載でマヨルカ島で空き巣にあった話を書かせていただきましたが、その後ウイルス性胃腸炎に感染してしまい、一週間ほど寝込むなど、個人的には辛い時間を過ごしておりました。
さいわいにも二週間ほど前から順調にトレーニングに復帰し、次のレース「ツールド台湾」に向けて順調にトレーニングができております。

今回は2026年シーズンの初戦となった42nd Clàssica Comunitat Valenciana – Gran Premi València (1.1)から、マヨルカ島で行われた通称チャレンジマヨルカまでを振り返ってみたいと思います。

42nd Clàssica Comunitat Valenciana – Gran Premi València (1.1)

まずは初戦のレースは2022年にも出場しています。当時自身として初めてのヨーロッパでのUCIレースだったので思い出深いレースでした。
2022年の結果はもちろんDNF、それもスタートした瞬間に千切れてしまい、ヨーロッパの壁の高さに涙した思い出があります。

そんな思い出深いレースですが、この時期は集団内でも風邪や胃腸炎が流行っていることが多く、筆者も直前から体調が思わしくありませんでした。直前までしっかりトレーニングができていたものの、不安が残るコンディションでのスタートとなりました。

結果的には上り区間で少し遅れてはアップダウンで追いつき、そこから集団内で耐えていましたが、後半の横風区間で遅れてしまい、ラスト40kmほど単独で粘り完走という形になりました。

本来のコンディションであれば、むしろ得意なコースプロフィールだったので歯痒さは残りましたが、思い出深い(因縁の)レースで、コンディションが悪い中でも完走できたのは良かったと思います。

Trofeo Ses Salines (1.1)

バレンシアでのレースを終えて、そのままマヨルカ島へ移動
5日間連続でワンデーレースが行われる、通称チャレンジマヨルカに参戦しました。
とはいえ5日間全部走ったわけではなく、まずは3日目のTrofeo Ses Salines (1.1)から

この日はなんとも珍しいチームタイムトライアルでした。
しかもマヨルカ島に到着してから急遽出場することになり、TTバイクは自分のバイクではく、ポジションも当然出せていません。
とはいえ出場できるレースはどんなレースでも出場したい派なので全力を尽くすのみ。

見慣れないTTヘルメット

チームとしても苦手分野かつ、メンバー変更の影響でぶっつけ本番感が否めなかったですが、割と綺麗にローテーションすることができたと思います。

チームとしても小山のタイムトライアルに関しては未知数だったと思いますが、想定よりは良かったと謎に評価される事態に(未知数だと想定を超えやすい?)。

23rd Trofeo Andratx – Pollença (1.1)

続いて4日目の23rd Trofeo Andratx – Pollença (1.1)に出場しました。
5日間の中で一番上りがきついコースで、完走できませんでした。

いきなり上りなので珍しくウォーミングアップ

優勝者はあの有名なレムコ選手で、シンプルに違う次元だなという感想です。

23rd Trofeo Palma (1.1)

続いて5日目の23rd Trofeo Palma (1.1)
4日目とは違い、5日間の中で最もスプリント向けのコースで、100kmほど走った後にマヨルカ島の中心地「palma」の周回コースを走ってゴールするコースでした。

調子もかなり良く、問題なく周回コースへ到着

メキシコ人スプリンターのマシアス選手と連携してスプリントに挑む作戦でした。

周回コースに入ってからは位置取り争いがかなり激しく、ワールドツアーチーム相手にマシアス選手となんとか前方に位置取り最終コーナーへ

最終コーナーでEFの選手がほぼ先頭で落車し、一瞬集団が分断、戻るのに脚を使ってしまい、そのままなだれ込んで46位でした。

最後の落車の影響を受けるまでは、二人で位置取りした割にはかなり良い感じだったので、今後はさらに上位を目指したいと思います。

簡単にレポートとして書いてはいますが、本当にいつ落車してもおかしくない危険な位置取り争いで、日本のレースではもちろん経験したことのないレベルです。
そんな中でも対等とまではいかないですが、良い感じで動けた点は自信に繋がりました。

次戦はツールド台湾

マヨルカから帰ってきて、前述して通り胃腸炎に感染してしまい、少しレーススケジュールが変更になったので、次戦はツールド台湾の予定です。

ツールド台湾を走って、そのままベルギーへ移動、数レース走ってまたアジアのレースへ、またヨーロッパに戻って…、とここから忙しくなりそうです。

なかなか日本へ帰る時間がないですが、今後も連載を通じて皆様に現場のリアルをお届けできればと思います!


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過去の記事
Vol.1 自転車ロード選手・小山智也
Vol.2 今シーズンまでの振り返り、そしてこれから
Vol.3 バイク「BH ULTARALIGHT」ご紹介
Vol.4 冬場のトレーニング振り返り
Vol.5 怒涛の1月、2月
Vol.6 今どきのプロはサイコンのこんな数値を見て走ってる
VOL7.月の半分?レース三昧(前編)Tour of Hainan(2.Pro)
Vol.8 月の半分?レース三昧(後編)Presidential Cycling Tour of Turkiye(2.Pro)
Vol.9 2025年の振り返りと2026年の展望
Vol.10 プロチームのウエア事情
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