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2018年10月23日

【最終回】瀬戸圭祐の 「快適自転車ライフ宣言」7-8)快適な自転車ライフを謳歌しよう

瀬戸圭祐の 「快適自転車ライフ宣言」 第7章:目指せ!海外ツーリング

7-8)快適な自転車ライフを謳歌しよう

 

2016年7月より連載してきた「快適自転車ライフ宣言」も60回を越え、いよいよ今回で最終回である。長い間ご笑覧くださり、皆様には心よりお礼を申し上げます。

この連載を通じて伝えたかったことは「自転車は人生を豊かにし、いつまでも楽しめる」ということである。四十数年スポーツバイクに乗り続けているが、その楽しみは湧き続ける泉のようで、いつまでも尽きることは無い。年齢や体力など様々な環境の変化に応じて、柔軟にしなやかに移り変わっては行くが、芯はブレない永遠の楽しみなのである。ひとりひとりが自分スタイルの自転車の楽しみを見つけ、いつまでも謳歌していただきたい。

 

<自転車の楽しみ>

自転車の楽しみは? と聞かれての回答は、たくさんありすぎて困ってしまうほどにある。ひとことで言うならならば「楽しみが無限大に広がっていること」かもしれない。自分で創造していくことが自転車の楽しみではあるが、大まかな楽しみのジャンルを考えてみたい。

 

■ 乗る楽しみ

家を一歩でれば、自転車のフィールドは無限大に広がっている。どこに行っても、どこまで行っても構わない。自分の好きなように、乗ること自体が大きな楽しみなのだ。

2-3)誰でも自由に!孫とも楽しめる真の生涯スポーツ
https://funride.jp/serialization/jitensyalife09/

6-2)とにかく始める、まずは半日、そして日帰り、宿泊ツアーへ
https://funride.jp/serialization/jitensyalife45/

 

■ さまざまなバイク

入門用にはクロスバイクが良いと言われるが、いきなりロードバイクに乗ったって構わない。MTBやシクロクロス、フォールディングバイクに小径車、ランドナーにキャンピングモデル、BMXにシングルスピード、などなどジャンルもいろいろあり、それぞれに深い楽しみが待っている。

4-4) ジテツウ用バイクと必須アイテム
https://funride.jp/serialization/jitensyalife28/

 

■ ツーリングの魅力

旅をする欲求は人間のDNAの奥に刻まれている。自転車はそれを目覚めさせ、楽しませてくれる。自転車ツーリングは人間の本能を満喫させてくれるのだ。

2-4)あちこち行きたい!自転車ツーリングの魅力
https://funride.jp/serialization/jitensyalife10/

6-1)知らなかった!地域の魅力、日本の美しさ、メッチャあるある
https://funride.jp/serialization/jitensyalife44/

 

■ 競う楽しみ

全国各地で毎週のように自転車のレースイベントが開催されている。誰でも参加できるイベントも多く、クロスバイク、ロードバイク、MTBなどでも参加できるレースもたくさんある。イベントでなくてもタイムや距離、獲得標高などを仲間と競ったり、己と戦ったりすることもできる。

2-6)百花繚乱!イベントは選り取り見取り
https://funride.jp/serialization/jitensyalife12/

 

■ 坂バカになる?

峠や山道を登った達成感や爽快感は格別である。坂を登る快感に目覚めて、そのハードさやタイムを求めて⽌まない変態のことを坂バカという。ヒルクライムは低速で上っていくため、安全面で不安が少なく初心者でも始めやすい。この楽しみはツボに嵌る危険がある?

2-5)Mの世界?パスハンティングの快感
https://funride.jp/serialization/jitensyalife11/

 

■ 自転車を創る

創造するのは楽しみだけではない。自転車を創造するのも大きな楽しみなのだ。パーツひとつひとつに思いの籠った、世界に一台だけの自分の主義主張を表現する自転車を創る。かなりオタクな世界かもしれないが、これも楽しみのひとつだ。

2-7)自転車ナルシスト!自分だけの自転車に心酔する
https://funride.jp/serialization/jitensyalife13/

 

■ 自転車を「愛でる」

知識と技術を学んで、自分で自転車をメンテする。快適な走りをイメージしながらチューンナップし、満喫したライドを思い出しながら愛車の手入れをする。そうすることでますます自転車愛が深まるのだ。それは芸術作品になり部屋に飾っておきたくなる。眺めながらコーヒーやお酒を嗜んだりするだけでシアワセな気分になれるのだ。

5-7) サイクリストの義務!自転車の健康管理
https://funride.jp/serialization/jitensyalife40/

 

■ 友達が増える喜び

グループサイクリングを通じて仲間が増えると、自転車の楽しみはどんどん膨らんでいく。苦楽を共にする仲間の数が多いほど、思い出の数も増えていくのだ。

自転車は人と人をつなぐことのできる、とても人間味のある乗り物である。

6-10)仲間が増えれば楽しさ倍増、ビギナーも安心、自転車は人をつなげる!
https://funride.jp/serialization/jitensyalife53/

2-8)仲間が増える!自転車コミュニティ
https://funride.jp/serialization/jitensyalife14/

 

などなど、きりがないほどにあり千差万別。乗り手の数だけ楽しみ方があり、それも自分の経験や環境に応じて変化しながら、限りなくどんどん広がって行く。人生が何回あっても楽しみ尽くせないだろう。

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自転車の楽しみは無限大に広がる。自分なりの楽しみ方を創造していこう

 

<自転車のメリット>

自転車を楽しむことにより、 良いこともいろいろある。

数キロから数十キロの移動ならクルマではなく自転車でも十分可能だし、都会ではクルマや交通機関を使うよりも短時間で目的地に到着できるケースが多い。ガソリン代や交通費が必要なく、経済的にお財布にも優しいのだ。都会の生活でクルマを手放してしまい自転車にすれば、維持費や燃料代、税金や駐車場代、保険や車検などで年間100万円近く浮いてくるという試算もある。

地球環境にも優しい。排気ガスや大気汚染物質は出さないし、電気も必要ない。道路を傷めることもほぼないし、二酸化炭素も排出しない。移動のエネルギー効率は歩くよりもジョギングよりも自転車のほうがずっと高い。つまり、地球温暖化対策にもっとも効果のある移動手段なのである。ひとりでも多くの人がクルマや交通機関を使うのをやめて、自転車にすれば交通渋滞の減少にもつながり、ラッシュの緩和にもなるだろう。交通社会が改善すれば社会全体の移動が効率的になり生産性の向上にもつながる。交通渋滞解消でクルマの二酸化炭素の排出も削減されるだろう。

自転車に乗ることによって、エコ意識や地球環境意識なども生まれ、誇りに思えてくるのだ。

 

<健康にも美容にもカラダ快適に>

自転車のメリットで自分に一番ウレシク影響するのは、カラダもココロも健康に元気になることである。自転車は有酸素運動としての効果が高く、心肺機能を高めてくれる。循環機能にも良いとされていて、メタボや肥満といった生活習慣病の予防やダイエットにもつながる。循環機能にも良いとされていて、成人病のリスク軽減にもなるという。糖尿病の予防、高血圧の改善、風邪を引きにくくなるなどカラダにウレシイ効果が期待できるのだ。また年齢と共に低下しがちな筋力の維持向上がはかれ、そして体力もついてくる。

ストレス解消など精神面でも効果がある。自転車に乗っていると無心になれて気分転換ができる。風を感じ、景色がどんどん変わり、外からの刺激が多くなって五感が活性化される。また適度なスピードに心地よさを感じた時に、脳からドーパミンと言う物質が分泌される。こういった快感を覚える事でストレスが発散され、リラックス効果が生まれるのである。ドーパミンは神経伝達物質の一つで神経細胞を活性化させ、集中力を高める効果もある。日常生活でのストレスから解放され、ココロも元気になるのだ。

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全⾝で⾵を感じ、移り変わる景⾊を楽しめば誰でもストレスが発散されるはずだ

 

<ジテツウが一番>

自転車は健康にとても良いが、継続的に乗り続けなければその効果は限定的である。月に1回だけ100km乗るよりも、毎日5kmでも10kmでも乗り続けたほうがはるかにカラダに良いのだ。天候や仕事などで毎日乗ることができなくても週に3~4回乗りつづけていれば必ず健康に良い影響がある。日常生活で自転車を乗り続けるにはジテツウがベストである。職場や学校に通うには是非とも自転車の活用をお勧めする。職場が遠くても電車など交通機関を併用すれば良い。途中の駅まで電車で行って、そこからは自転車で、または途中の駅まで自転車でその先は電車でも構わない。自転車に乗れば心も身体も頭もウォーミングアップになり、豊かな1日につながる。

ギュウギュウ詰めの満員電車から解放され、交通渋滞の影響も少なく、新鮮な朝の空気と季節の風を感じながら走ることで爽快な気分で仕事を始められる。帰りも仕事を終えた開放的な気持ちで走ることができ、リフレッシュされて溜まったストレスを解消してくれる。知らないお店を見つけることができたり、サクラや紅葉のキレイなスポットがあったり新たな発見はいつまでも見出すことができる。時間に縛られない帰路には気になった場所にフラリと立ち寄れたり、大回りをしてサイクリングを楽しむ事もできる。

スポーツジムに通うのも良いが、動かないエアロバイクにまたがって汗を流すよりも、本物の自転車で四季それぞれの景色を楽しみながら走るほうがはるかに気分がよい。有料のジムよりも、交通費も節約できるジテツウは経済的にもメリットが大きいだろう。とにかく週3~4回少しずつでも乗り続けることが、健康にも地球環境にも経済的にも自転車のメリットの享受につながるのである。

 

<何歳からでも始められ、いつまでも続けられる>

自転車は何歳からでも始めることができる貴重なスポーツだ。高年齢になってから野球やサッカーなどを始めるのはなかなか大変だが、自転車なら自分のペースで自由に好きなように始められる。競い合う必要もなければスコアもないのである。

誰しもが子どもの頃に初めて自転車に乗れた感動を覚えているだろう。繰り返し繰り返しトライしてやっとの思いで自分一人で乗れた時、大きな達成感と満足感、そして自信を得たはずだ。子ども心に刻まれた、自分の足だけであちこち遊びに行けて世界が広がる自転車の喜びは、心の片隅に残されている違いない。その頃からずっとサイクリングを続けている人は少ないかもしれないが、小学生や中高生の頃に初めてサイクリングに行ったこともある人は多いだろう。筆者も小学生の頃は自転車の遠乗りが好きで、中学生の時に初めて泊りがけのツーリングに行ってからは、ずっと自転車を楽しみ続けている。

自転車を始めるのに「もう若くないから」という言い訳は通用しない。「自転車が好きだ」「自転車を楽しんでみたい」という思いがあれば、50代でも60代でも始められるのだ。定年後の趣味として自転車を始められる人もたくさんいる。家族やまわりの人々からは、どうせすぐにヤメるだろうと思われることもあるだろうが、皆さんの予想(期待?)に反していつまでも自転車を楽しみ続ける人が多いのだ。

自転車に乗ることができればサイクリングは可能であり老若男女を問わず誰でも楽しむことができる。子どもから熟年の方々までが世代を超えて、同じフィールドで一緒に楽しめる素晴らしいスポーツなのである。

 

<生涯楽しめる自転車>

若い頃から自転車に乗り始めたが、40代50代と年齢を重ねるに、自転車の楽しみの奥深さが分かってきて、ますますハマっていくケースが良く見られる。その底なし沼から抜けられずに60代以降も生涯楽しむ人も多いのだ。

サイクリングが生涯スポーツとして続けやすいのは、運動としての安全性が高いことがあげられる。手軽なスポーツとして日本で最も人気のあるのがジョギングだが、走ることは言わば細かいジャンプの連続。着地のショックは体重の2倍から3倍の負荷が足首や膝にかかるという。その点、自転車は足首や膝に負荷がそれほどかからず、サドルに座って脚で円運動を行う動作は、足首を挫く可能性も低い。さらには、軽負荷のペダリングは膝の軟骨細胞を刺激し、新しい軟骨が作られやすくなって、健康な脚力を保持するのに好影響なのである。老化は足からとも言われるが、サイクリングを続ければ脚力はメンテナンスされ、その低下を防ぐことができるのは言うまでもない。

若さを維持するのに自転車は効果が高い。乗車バランスを取りながら周囲の安全を確認しつつ進むこと自体が脳の活性化に良い。クルマや歩行者、障害物などとの距離感や動きを予測しながら五感をフルに働かせ、瞬時の認知と判断に基づくハンドリングやスピードコントロールが求められることは、脳や神経細胞の活性化や機能低下の防止に繋がる。筋肉を動かすことも身体全体の運動をコントロールすることも脳に刺激を与え、心地よい緊張感が老化防止になる。

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軽負荷なため生涯を通して楽しめる自転車。60代、70代でヒルクライムを楽しむ方もたくさんいらっしゃる

 

<いくつになっても新たな友情を作れる>

世界一の自転車メーカーであるGIANTを一代で築き上げた創業者キング・リューこと劉会長。彼によると自転車を楽しむことで3つのモノが得られるという。それは「健康」であり、「生きがい」であり、そして「友情」だという。自転車は仲間をドンドン増やし人をつなげる。自転車が媒体となって会話が始まり交流が深まって行く。SNSなどでの自転車コミュニティは出会いの場となり、ドンドン仲間が広がる。人脈はビジネスに繋がることもあるのだ。

一般的に人間は歳をとるほどに友人ができにくくなるという。学生時代や幼馴染の若い頃の友人がほとんどで、それも各々の環境の変化などで年齢とともに徐々に減っていくパターンが多いのではないだろうか。職場や仕事関係の相手は、なかなか友人関係には発展しにくいかもしれない。やはりビジネスはビジネスであり、よほど特別なことでもないかぎり、プライベートでも親密につきあうことは少ないだろう。

特に男性の場合は、40代以降に突然友人の数が増えるなんてことはあまりないだろう。しかし自転車を仲間と楽しんでいると、いくつになっても友人が増えやすい。長い距離を、たっぷり時間をかけて共に走ったり、峠や頂を目指して切磋琢磨しながらヒルクライムをしたりするサイクリスト同士の間には、仲間意識や強い絆が生まれやすいのだ。スピードと距離、標高などを追求するのも互いに喜びをわかちあい、同朋意識が強まる要素だろう。走力の違いがそれぞれ異なる仲間でも、年齢や経験を超えて、励まし合い、一緒に助け合いながら走ることが出来れば、本当に戦友のような感情が生まれてくる。何度かそんな経験を一緒にしていると、掛け替えのない人間関係も築けてくるのである。

最近では、SNSの普及やSTRAVAなどのアプリの活用で、仲間とのコミュニケーションの機会が増え、昔に比べて密な情報共有ができるようになったことも、友人が増えやすい要因のひとつである。同じ趣味を持っていれば仲間はできやすいが、その趣味を続けていなければ仲間も離れて行きがちになる。しかし自転車は生涯続けて行きやすい趣味であり、生涯の友ができるチャンスが多いかもしれない。

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年代や性別を超えて友情を育めるのも自転車の魅力だ

 

<老後も自転車で生き生きと>

厚生労働省が公開した「平成29年簡易生命表」によれば、日本人の平均寿命が過去最高を更新し、男性は81.09歳、女性は87.26歳となったという。健康寿命も、2016年は男性72.14歳、女性74.79歳で世界トップクラスだ。健康寿命とは日常生活に制限のない期間のことで、元気に健康で自分のやりたいことを行える状態というから、もちろん自転車にも乗れるのである。

自転車を楽しんでいる人は肉体的にも精神的にも健康であり、健康寿命は更に延びるだろう。ますます長寿社会となっていく中、人生の最終コーナーを如何に楽しむかはとても重要であり、少しでも早めに考えておいたほうが良い。仕事ばかりしていると、定年になっても暇とお金を持て余し、楽しみの少ない老後になりかねない。現役時代から自転車の楽しみを広げ、いろんな仲間を増やしていけば自転車で生き生きできるセカンドライフが待っているのである。

自転車に固執する必要はない。自分が本当にしたいこと、信念を持ってできること、こころから好きなことをトコトン楽しめば良いのである。ひとつに絞る必要もない。ゴルフでも山歩きでも、旅行でも温泉巡りでも、文化的活動や社会貢献活動でも、何でも構わない。生きがいになる事は多いほど人生が充実するのである。

趣味や生きがいの無い老後、新しい世界の無い日々は、退屈で寂しく、先細りで迫り来る死を待つ虚しさは、耐え難い悲しみかもしれない。「たくさんの思い出や仲間に恵まれて、本当によかった」と言える人生にするためにも、是非ともいつまでも自転車に乗り続けていたい。

 

<自転車と共に「ガン」を克服>

「5年後の生存確率20%!」10年以上続けていた自転車での世界一周の旅の途中、パキスタンの山奥で倒れた日本人女性サイクリスト、シールエミコさん。2001年1月に瀕死の状態で日本に戻り、医者から告げられた衝撃の言葉である。

手術と抗癌剤漬けの日々の中、自転車世界一周の残り1万キロを何としても走りきりたいという強い思いが、奇跡を生んだ。4年後の2004年12月にパキスタンから再出発を果たし約4000キロを走破。しかし2008年世界一周最後のステージとなるタイ北部~日本への旅の帰国後にガンが再発、更に翌年にも再々発しガンは移転を繰り返した。大腸、膀胱、骨や神経が進行癌に圧迫され、消化機能が大幅に低下。身体障害、後遺症、副作用に苛まれ、日本の病院では打つ手なしと見放された。旅のパートナーであった夫スティーブ氏の故郷オーストラリアで余命一ヶ月とされた時、手術をしてくれる医者を見つけ、23時間に及ぶ大手術を実施。その後、寝たきりの生活が続き、また自転車に乗りたいという思いを持ち続けた。その思いが更なる奇跡を呼んで、杖を突いて歩けるようになり、そして日本に戻って来ることもできるようになった。

ガンの宣告からおよそ18年、先日彼女から届いたメールである。

「先日は再発以来10年ぶりにMTBに乗りました。私にとって自転車は自由車。人生を謳歌するための体の一部のようなもの。人生楽しんでますよ〜♪」

自転車は素晴らしい!

エミコ&スティーブ
がんを克服し、10年ぶりにMTBを楽しむシールエミコさんと夫のスティーブさん(写真:シールエミコ)

 

 

自転車の楽しみは無限大である。いつでも、どこでも、誰とでも、どのようにでも、自分の好きなように楽しみを広げて行くことができる。
しかし、自由だからといって交通ルールやマナーを守らない人がいることも事実だ。
本年6月に自転車活用推進計画が閣議決定されたが、自転車が快適に走れる環境や道路の整備が進むとともに、自転車利用者のモラルや、交通ルール遵守の意識向上にも期待したい。
「より良い自転車社会」に思いを抱き、全てのサイクリストが自転車ライフを謳歌し、いつまでも楽しみ続ければと願っている。

(写真/本人)

 



【連載終了記念】 快適自転車ライフ宣言トークライブ 開催決定!

約2年3カ月に及ぶ連載の終了を記念して、2018年11月22日(木)の19:00より、東京都渋谷区にてトークライブを開催します。

瀬戸圭祐さんと一緒に快適自転車ライフの充実を考えていきましょう!

詳細・申し込みはこちら → https://moshicom.com/22264/



 

第7章:目指せ!海外ツーリング

1)海外ツーリングは、お気軽な時代

2)情報収集が成功の秘訣

3)プランニングの基本と目的地別計画の立て方

4)移動はどうするか?飛行機輪行対策

5)宿泊は、食事は、水は、スマホはどうする

6)自分で自分の身を守る、危機管理が重要

7)ツーリング先進国、欧州を楽しむ

8)快適な自転車ライフを謳歌しよう

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