2018年12月01日
祝!連載終了記念 瀬戸圭祐さん「快適自転車ライフ宣言」トークショー!
FUNRiDE上で約2年3カ月に渡り連載された瀬戸圭祐さんの「快適自転車ライフ宣言」。その終了を記念して、11月22日に瀬戸さんのトークショーが行われ、参加したみなさんと一緒に自転車談議に花を咲かせた。
自転車活用推進法から冒険サイクリングまで、話題もワイドレシオ!
学生時代は世界の大山脈を走破する冒険サイクリストとして活躍、近年はNPO法人自転車活用推進研究会理事などを務め、「より良い自転車社会」の実現に向けて精力的に活動している瀬戸さん。
FUNRiDEでは2016年7月~2018年10月まで全61回に渡り、「快適自転車ライフ宣言」を連載し、様々な自転車に関するトピックについて執筆。今回はその連載を振り返りつつ、ざっくばらんな自転車トークを繰り広げる。
参加者したのは瀬戸さんの自転車仲間を含め、約20人。ゲストにマウンテンバイクライダーの布袋田沙織さんを迎え、お酒を飲みながら和やかな雰囲気でトークショーは進められた。
61回の連載の中で最もページビューが多かったのが、「3-2)心臓と肺で走る!ペダリングの極意」。呼吸と心拍数を一定にすれば、疲れを最小限にして長時間走れるという理論を紹介したもので、そのためにもこまめなシフトチェンジが必要になる。布袋田さんも「マウンテンバイクのレースの時は2個先の傾斜を見て変速し、身体への負担を一定にしている」と同意していた。
話題はさらに、自転車活用推進法の成立やその後の動き、各都道府県で解禁が進んでいるタンデム自転車、新たな自転車の楽しみ方として注目されるe-Bikeなど最近の自転車トピックまでワイドに広がり、参加者のみなさんと活発なトークが交わされた。
瀬戸さんといえばロッキー、アルプス、カラコロムなど世界の大山脈をパスハンティングした冒険の話も聞きたいところ。ロッキー山脈で熊の気配におびえたり、アルプス山脈でクレバスに落ちかけたりといった九死に一生の経験に、みなさん興味深く耳を傾けていた。なお、瀬戸さんの冒険譚は、来年1月からFUNRiDE上で新連載としてスタートする予定なので、お楽しみに!
最後に瀬戸さんは、参加者や読者のみなさんに向けて「連載の機会をいただき、私の自転車ライフを書かせてもらって幸せでした。多くの人に読んでいただけて光栄です。自転車って、体力、年齢、環境に関係なく掘り下げて楽しめるし、いくつになっても始められるし、いくつまでも楽しめる。生涯の趣味としてぜひ乗り続けてもらいたい」とメッセージを寄せられた。
(文・写真/光石達哉)
著者プロフィール
光石 達哉みついし たつや
スポーツライターとしてモータースポーツ、プロ野球、自転車などを取材してきた。ロードバイク歴は約9年。たまにヒルクライムも走るけど、実力は並以下。最近は、いくら走っても体重が減らないのが悩み。佐賀県出身のミッドフォー(40代半ば)。