2017年03月28日

rericが手がける第14回Mt.富士ヒルクライムオリジナルアイテム

日本発のウエアブランド、reric（レリック）が手がける第14回Mt.富士ヒルクライムのオリジナルグッズが、3月21日（火）より特設購入サイトで先行受注を開始します。

発売開始に先がけrericのアパレルデザインを一手に担うデザイナーの星野さんに今回のオフィシャルジャージのデザインのポイントを伺いました。

―― 今回のオフィシャルジャージのデザインのポイントを教えてください。

星野さん：やはり山を上るヒルクライムイベントですので、「マイヨ・ブラン・ア・ポワ・ルージュ」の水玉柄が一番最初に思い浮かびました。水玉をジャージデザインに取り入れるというのは、rericでは初めての試みだったのですが、あまり水玉をアピールしすぎるのも少し違うなと思い、さりげないアクセントとして使えればと考えました。
あと、「rericってデザインがいいよね」と購入してくださったお客様におっしゃっていただけるので、私たちの王道のデザインとして、前面にうっすらですが大きくrericのロゴを配して、rericらしさも取り入れました。
背中のデザインは山を上っていくつづら折の道をイメージしています。

―― Mt.富士ヒルクライムのイメージカラーであるブルーを基調にしていただき、普段のライドでも着やすそうです。

星野さん：ブルー系で統一していますが、襟と脇は水玉と同色の濃い色を使っているので、着ていただくと、ジャージデザインが立体的でかっこいいと思います。
記念ジャージではありますが、普段の練習のときでも着ていただけるものにしたいというのが今回のテーマでしたので、そう言っていただけたら嬉しいですね。

―― 今回のジャージのベースとなっているジャージモデルはどのようなタイプのものなのですが？

星野さん：今回はrericの代名詞的なエアロタイプのジャージをベースとしています。シンプルな型ですと面白みに欠けるので、今回はrericらしさをみなさんに伝えたいという想いがあり、このタイプを選びました。
見た目はかなりタイトですが、生地がとても伸びるので、どのような体型の方が着ても、かっこいいシルエットになります。加えて、素材自体が軽いので、着心地もいいですし、速乾性ももちろん抜群です。袖丈が5分丈になっていたりと、流行もしっかり取り入れています。
また、このジャージを昨年から法政大学の自転車競技部にサポートしていて、彼らからのフィードバックをもとに改良に改良を重ねています。なので、レーシングジャージとしてもかなり良いものになっていると思います。

―― 購入を考えている方にサイズ選択のアドバイスはありますか？

星野さん：rericというブランド自体が、身体にフィットしたウエア制作がコンセプトになっています。サイズチャートを参考にジャストのサイズを選んでいただければと思います。
とくに自転車のライディングフォーム（前傾姿勢）をとったときにジャストフィットするように設計しているので、直立していると少し突っ張ったように感じるかもしれません。でもそれが身体にフィットするバイクジャージとしては正しい感覚なので、そのあたりも体感していただきたいですね。

―― デリバリーはいつごろを予定していますか？

星野さん：先行受注分については、大会の1週間前には参加者のみなさんのお手元にお届けできると思います。Mt.富士ヒルクライムの会場でも販売しますが、数量限定になりますので、大会オフィシャルジャージを着てレースに参加したい方は、ぜひ先行受注にてお申込みください。

―― ジャージ以外にはどんなアイテムを作られるのですか？

星野さん：先行受注では、reric購入サイトでジャージのほかにＴシャツを2デザイン販売します。このＴシャツデザインも20種類以上デザインを作った中からrericのスタッフ全員で選んだ自信作ですので、購入を検討いただけたらと思います。枚数限定なので、もしかしたら会場では購入できないかもしれません！
Mt.富士ヒルクライムの会場、rericブースではその他にも1つか2つ会場限定販売のアイテムを準備する予定ですので、楽しみにしていてください。

reric 星野光さん
rericのウエアデザインを一手に担うデザイナー。もちろん自身もサイクリストで、Mt.富士ヒルクライムへも2回出場している。自己ベストは77分。今年は75分切り（シルバー）を狙っているそう。