2020年08月31日
【持続性エネルギー源“パラチノース ”】日本縦断ギネス記録更新を支えた補給食とは/高岡亮寛さんインタビュー
日本縦断、しかもギネス記録に挑戦したトップアマチュアサイクリストの高岡亮寛さん。6日間と13時間38分、2600kmの走行をサポートした山本健一(筆者)が見たものとは。
もともと自他共に認めるエンデュランスライダーの高岡さんのパフォーマンスをサポートしたのは、エネルギー源となるモノに他なりません。もちろん休息や睡眠なども同様に大切なことですが、体を動かすという意味ではエネルギー源はそのものです。
そこで今回、高岡さんが選んだエネルギー源はピュアパラです。
ピュアパラは持続性エネルギー源として知られるパラチノースの高純度粉末。日常生活はもちろん、日々のトレーニング中にも使っているといいます。
こういった挑戦ではスペシャルなモノを使いたいという気持ちになるはずですが、常用する補給食を選んだ理由とは?
また、サポートする中でどんな補給食や食品を要求されたのでしょうか。実際にチャレンジの7日間サポートした筆者のインタビューで振り返ってみましょう。
パラチノース はエネルギーの持続する糖質。
一度に大量の糖質を摂取すると、血糖値が急上昇してしまいます。そして急降下するときに空腹を感じます。おやつを食べたくなるのはこれが原因と言われており、血糖値を一定レベルに保つことで空腹感を感じにくくなり、余計な甘いものを食べたくなりにくい状態を作ることができるといいます。
日本縦断のギネスレコードチャレンジを実施した高岡亮寛さんは、補給食の中心にピュアパラ(パラチノース)を選びました。
このピュアパラ(パラチノース )はゆっくり吸収される特徴をもつ糖質で、蜂蜜にも含まれる天然のエネルギー源です。ダイエットや運動、特に持久系のスポーツにぴったりなのです。
どんな補給食を主に使ったのか?
今回のチャレンジで、主に使った補給食を、高岡さんの感想とともに。
ここにあるすべての補給食・スポーツドリンク用粉末にはパラチノースが含まれています!
基礎代謝を含めて1日当たり1万Kcalを消費しているので、走行中にも補給食をこまめに“多頻度・少量”摂取し続けました。
「補給食は毎日同じものを摂り続けると飽きてしまうので、いろいろな種類の補給食を食べるようにしていました」
「1日のライドの終わりにCOMP TBを。パウダーでとてもボリュームがあり、たんぱく質も多く、他のビタミン・糖質なども多く含まれています。深夜に走り終えて時間がないときは食事の代わりに飲んでいました。これにピュアパラを追加して糖質を同時に摂取をしていました。
また味に変化をつけるためフルーツジュースを加えたりしました。栄養価が高くても毎日同じ味ですと飽きてしまうので…」
普段から使うピュアパラの魅力は
最後にピュアパラの活用法を聞いてみました。
「日常生活で中でむしろ実感することはあります。砂糖の代替として普段は入れませんが、コーヒーを飲む時にロングライドの前などにエネルギーを取らないとな…という時や、カーボローディングする時など。砂糖を使う場面は極力ピュアパラに切り替えています」
「練習中のドリンクに入れるのはもちろんよいです。
もっともオススメしたいのは日常生活の中で砂糖の代わりにピュアパラを入れること。
糖質の吸収がゆっくりになるので、腹持ちがよく間食を減らすことができますね。そしてトータルで1日の摂取カロリーを抑えられるので、ダイエットにも向いていると思います」
軽い方が上りも楽に速く、なにより体のキレもよくなります。健康的なダイエットのサポートにもピュアパラは向いていそうです。
※特別な運動能力を持つ方にのみ該当するものであり、一般の人に該当するとは限りません。
ピュアパラの商品ラインナップ
お問い合わせ:三井製糖
ピュアパラのURL:https://www.mitsui-sugar.co.jp/products/palatinose/palatinose_1kg.html
著者プロフィール
山本 健一やまもと けんいち
FUNRiDEスタッフ兼サイクルジャーナリスト。学生時代から自転車にどっぷりとハマり、2016年まで実業団のトップカテゴリーで走った。自身の経験に裏付けされたインプレッション系記事を得意とする。日本体育協会公認自転車競技コーチ資格保有。2022年 全日本マスターズ自転車競技選手権トラック 個人追い抜き 全日本タイトル獲得