2025年09月05日
2025年秋冬シーズンに Zwiftは大規模アップデートを実施

Zwiftは2025年秋冬シーズンに大規模アップデートを実施します。
- AIによるパーソナライズ機能、New York拡張、新ツアーやレースプログラム刷新などでライド体験がさらに進化
- Zwift Readyプログラムの拡大
- フィットネスのレベルアップを支援
- Zwift UnlockedとNew York拡張
- Zwiftレース
- Zwift Camp: Baseline
- Drop Shopの新アイテム
AIによるパーソナライズ機能、New York拡張、新ツアーやレースプログラム刷新などでライド体験がさらに進化
オンラインフィットネスプラットフォームZwiftは、今シーズン予定している大規模なアップデートと新コンテンツを発表しました。AIを活用したパーソナライズ機能や週間目標の自動調整、新しい進捗レポート画面など、フィットネスレベル向上を支援する機能が充実しています。さらに、New Yorkマップの大規模拡張や「Zwift Unlocked」ツアー、レーススコア制度の改善、アンチチート機能の強化など、ライドからレースまであらゆる体験を進化させています。
Zwift Readyプログラムの拡大
2024年に開始された「Zwift Ready」プログラムは、Zwiftをより簡単で手軽に楽しめるようにする取り組みです。2025年からはさらに拡充され、スマートトレーナーメーカー各社とのパートナーシップを通じて豊富なラインナップを提供。Zwift ReadyトレーナーにはZwift Cogが標準装備され、ほとんどすべてのスポーツバイクに対応可能です。さらにZwift Clickも付属しており、Watopiaでライドを楽しむために必要なものがすべて揃います。


フィットネスのレベルアップを支援
- 外部アプリとのデータ連携
Wahoo、Garmin、Hammerheadのサイクルコンピューターと簡単に接続可能になり、屋外ライドのデータをZwiftに取り込み、追加のXP獲得やZwiftコンパニオンのフィットネストレンドへの反映が可能に。

- 週間目標の自動調整
直近数週間のトレーニングデータをもとに翌週以降の目標を自動調整。屋外ライドデータも反映されるため、屋内外を通じた総合的なトレーニング目標が設定可能です。 - AIを活用したパーソナライズ機能
11月からAIによるレコメンド機能が導入され、Zwiftのホーム画面とZwiftコンパニオンにパーソナライズされたおすすめが表示されるようになります。過去のトレーニング負荷やアクティビティのタイプに基づき、目標達成に役立つライドを提案。ワークアウト、ルート、イベント、RoboPacerライドなど、多彩なコンテンツを個人の目標やライド履歴に合わせて選択可能。所要時間も調整でき、忙しい日でも自分のスケジュールに合わせたライドが楽しめます。


- 進捗レポート画面
アクティビティ終了時には、新しい進捗レポート画面でフィットネススコアの推移、トレーニングステータス、目標達成度、連続記録、バイクアップグレードやレベルアップの進捗、レーススコアの向上などを一目で確認可能。詳細はZwiftコンパニオンアプリでも確認できます。

Zwift UnlockedとNew York拡張
- Zwift Unlocked(10月6日〜11月16日)
Tour of Watopiaに代わる新しいツアーで、獲得XPは2倍。複数のZwiftワールドから10の新ルートを楽しめます。各ステージにはロングルートとショートルートがあり、グループライドやレースとして参加可能です。

- New York拡張
最後の2ステージは拡張されたNew Yorkマップで開催。31kmの新しい道路と20の新ルート(バイク16、ラン4)が追加され、セントラルパーク、市街地、地下鉄網を通ってプロスペクトパークへ向かうルートを体験可能です。地下鉄内にある新しいパワーセグメントでは平均ワット数を計測し、リーダーボードで世界中のライダーと競えます。


Zwiftレース
- 今シーズン開催予定の主要なイベント
9月16日開幕のZwift Racing League、ZRacing、Zwift Games、数千に及ぶコミュニティ主催のレースイベント、Virtual Brompton World Championships(11月開催)などの多彩なイベントを開催予定。

- レースカテゴリ制度の統一
Zwiftレーススコアによるカテゴリ分けが標準化され、現在の最大11カテゴリにより、実力が拮抗したエキサイティングなレース体験を提供。 - レーススコアの改善
過去30日間にレース参加のないライダーのスコア減衰、最新の自己ベスト(レース・レース外)に基づくシードスコア更新、イベント主催者が過去30日間のベストスコアを基準にカテゴリー分けできる新オプションを導入。現在のピークフィットネスを正確に反映し、優れたパフォーマンスを即座に評価。マッチメイキングをダイナミックに保つことで、スタートラインに立つすべてのライダーに公平で充実したレース体験を提供。 - アンチチート機能
新しいアンチボット検出機能により、不審なアクティビティをリアルタイムで検出。フラグが立ったアカウントは適切に対応され、リーダーボードの信頼性維持や不正なXPファーミング防止に貢献。非現実的なパフォーマンスを検出・排除する次世代技術も順次導入予定。
Zwift Camp: Baseline
Zwift Campは人気のワークアウトシリーズで、2025年エディションでは冬期トレーニングに沿った内容に拡張。年間を通じてBaseline(ベースライン)、Build(ビルド)、Breakthrough(ブレークスルー)の3部構成で提供されます。9月15日開始のZwift Camp: Baselineでは、全4回のワークアウトを通じてフィットネスレベルを確認し、シーズンに向けた準備が可能です。


Drop Shopの新アイテム
9月25日より、MyCanyonの新しいカラーバリエーションが購入可能に。Opus、Fabrio、Manoコレクションから4種類の新デザインが登場します。今シーズンもDrop Shopには続々と新アイテムが追加予定です。
本文中の画像はすべて開発中のものであり、予告なく変更されることがあります。
関連URL: http://zwift.com/ja
著者プロフィール

ファンライド編集部ふぁんらいど へんしゅうぶ
FUNRiDEでの情報発信、WEEKLY FUNRiDE(メールマガジン)の配信、Mt.富士ヒルクライムをはじめとしたファンライドイベントへの企画協力など幅広く活動中。もちろん編集部員は全員根っからのサイクリスト。