2022年10月17日
【JCL】プロロードレース「ジャパンサイクルリーグ」が、トークンの追加発行・販売開始/チーム創設について片山右京さん、増田成幸さんコメントも
株式会社ジャパンサイクルリーグ(以下JCL)と株式会社フィナンシェは、株式会社フィナンシェが提供するブロックチェーン技術を利用したクラウドファンディング2.0「FiNANCiE(フィナンシェ)」上で、2022年10月15日(土)18:15から11月07日(月)20:00(予定)の期間でJCLの追加トークン発行と販売開始する。
今年1月、「日本初!ALL JAPANチームでの欧州トップレース制覇!!」を掲げ、JCLはプロロードレースリーグとして世界初のトークンを発行している。
初回トークン販売では約4000万円のファンディングを達成し、これまでJCLトークン発行記念NFTの発行・配布、JCLテーマソングのタイトル投票など、トークンを活用した施策を講じている。
第2回目となる今回は、JCLの最大のミッションである「日本国籍のチームとして史上初めてツール・ド・フランスに出場し、表彰台に登ること」を実現すべく、追加トークン発行と販売開始し、世界に挑戦する「JCL TEAM UKYO」の活動をサポートする。
第2回トークン販売ページURL:https://financie.jp/users/jcleague/cards
第2回トークン販売期間:2022年10月15日(土)18:15〜2022年11月07日(月)20:00 予定
■JCLトークンについてFiNANCiEにおけるトークンは、プロジェクトオーナーと支援者(サポーター)を繋ぐ証となる「デジタル上のアイテム」。また単に支援の証になるだけでなく、保有することでオーナーが企画するイベントへの参加や、トークン保有者限定の特典が受けられる。さらに、このトークンはポイントのように数量をもつもので、需要に応じてその価値(価格)が変動するという特徴をもつ。
ファンディング終了後にオープンするマーケットプレイスでは自由に二次流通が楽しめるほか、コミュニティではサポーター同士でトークンをプレゼントし合うことも可能。
この仕組みを利用して、一定数のJCLトークン保有を条件に、JCLでは以下のような限定コンテンツをお届けしていく予定だ。
・JCL TEAM UKYO先行情報の発信、限定グッズ販売(投票によるデザイン決定)
・チーム、片山チェアマンとのライドイベント、キャンプイベント
・片山チェアマンとの海外観戦ツアー
・JCLやチームに関連するアイテムプレゼント
・JCLレースや関連イベントへのご招待
先日の会見で、片山右京さんは意気込みをこう語っている。
「JCLは競技力向上、自転車文化の創造を目指して始まりました。そして2023年は新しい挑戦を開始します。近年様々な競技で日本人が世界選手権で優勝している。自転車ではトラック競技で窪木選手、佐藤選手が銀メルを獲得と向上しているけど、まだまだ世界への壁が高いと言わざるを得ない。そこで新しい一歩を踏み出す集合体のチームを作ろうと思いました。
ステップはあって例えば来年は国際レース出場を増やしていって、2024年は完全にヨーロッパにベースをおいてヨーロッパのレースに専念します。
自転車推進法案や2030年目標にむけて、国や省庁など自転車に関わる議論が変わってきています。そういう中でスターやヒーローを生み出す環境を作ってあげないと何も変わらない。ともかくいろいろな力を結集してスタートしようと。
僕は縁の下の力持ちですが、選手たちは今日(ジャパンカップで)海外の選手と走ると当然燃えてくるじゃないですか。今度は自分達の代表を送り出して、突破口を開いて挑戦を開始しないとやっぱり未来はない。」
新チームの中核を担う存在となるだろう増田選手はこう述べている。
「僕自身この話をいただいて、本当に悩んだが、自分が何をやりたいのか? 残りの競技人生をどこに使いたいのかと考えた時、このチームは日本のロードレース界を日本から変えていけるチームと感じた。このチームに加入して、新しいチームのスタートアップに全力を尽くすことで、日本の自転車界をより良い方向に導きたい」
関連URL:JCL https://www.jcleague.jp/
著者プロフィール
ファンライド編集部ふぁんらいど へんしゅうぶ
FUNRiDEでの情報発信、WEEKLY FUNRiDE(メールマガジン)の配信、Mt.富士ヒルクライムをはじめとしたファンライドイベントへの企画協力など幅広く活動中。もちろん編集部員は全員根っからのサイクリスト。