2017年01月10日
あさひスーパーママチャリグランプリ 第10回 ママチャリ日本グランプリ チーム対抗7時間耐久ママチャリ世界選手権が開催される
1月7日(土)、富士スピードウェイでは株式会社あさひの冠協賛のもと、「あさひスーパーママチャリグランプリ第10回ママチャリ日本グランプリ チーム対抗7時間耐久ママチャリ世界選手権」を開催。雲ひとつない晴天の中、輝く霊峰富士をバックに1,156 チーム、23,800人が参加、出走しました。
ママチャリグランプリは、FIA世界耐久選手権やSUPER GTなど自動車レースの舞台となる国際格式のレーシングコースを使い、最大10名のチーム内で交代しながら7時間を走りぬく、正月恒例の自転車レースです。
本年度は、「キクミミモ-タースモキュ」が51周(約232.7km)を走破し優勝しました。入場開始時刻である大会前日15時から多くの参加者が来場し、翌日のレースに向けた準備が始まりました。
大会前夜には、レーシングコースを歩く「エレクトリカル・ナイトウォーク」を実施しました。参加者約700人は、電飾やライト、光るおもちゃなどを身に着け、御殿場市街の夜景や星空を見ながら、チームの仲間と一緒に夜のレーシングコースを散策しました。
また、パドックエリアではテントを張りBBQを行うなど、零度を下回る気温の中、仲間やグループで和気あいあいと大会を前にして盛り上がるいつもの光景が見受けられました。
レース中は、速い選手を揃え上位を目指すチームをはじめ、会社のノボリ等を自転車に装着してPRに余念がないチーム、自転車に装飾や着ぐるみなどのコスプレを着用し走行するチームなど、各チームが7 時間後のゴールを目指し、それぞれのスタイルでママチャリグランプリを楽しんでいました。
パドック内では、協賛各社様のPRブースのほか、第10回大会を記念して特設リングが設置され、沼津プロレスによるスペシャルマッチや込山正秀小山町長などによる「餅まき」が行われ、観客を沸かせました。
また、2020年東京オリンピック・パラリンピック自転車競技の静岡県内開催をPRするため「パンプトラック」が特別に設置され、観客が自転車に乗り、傾斜やバンク角のついたトラックでの走行に挑戦していました。
大会終了後には、レーシングカーのデモランを実施し、スーパーフォーミュラのSF14に小林可夢偉選手と石浦宏明選手、「インタープロトシリーズ」の専用車両kurumaに中山雄一選手、富士スピードウェイのセーフティーカーLEXUS RC Fに坪井翔選手が乗りました。4台はレーシングコースを迫力のエンジン音とスピードで疾走し、多くのお客様から歓声があがっていました。
(写真と文/富士スピードウェイ株式会社)
著者プロフィール
ファンライド編集部ふぁんらいど へんしゅうぶ
FUNRiDEでの情報発信、WEEKLY FUNRiDE(メールマガジン)の配信、Mt.富士ヒルクライムをはじめとしたファンライドイベントへの企画協力など幅広く活動中。もちろん編集部員は全員根っからのサイクリスト。