2025年06月19日
あなたの今年の「富士ヒル」は? 参加者のリアルボイスを大公表!

Mt.富士ヒルクライムの魅力は、タイムを追い求めることだけではありません。同じ目標を持つ仲間と、お揃いのジャージで富士の坂を駆け上がる一体感も何物にも代えがたい感動を与えてくれます。今年の大会も、多くのサイクリストがそれぞれの想いを胸に完走を果たしました。ここでは、そんなサイクリストたちのコメントをご紹介します。

「レース前日の土曜日、サイクルEXPOで出店していた千葉のドーナツ店『CYCLO』の皆さん!「いつも一緒に練習してる仲間だけど「近所にあんま坂がないから、練習もつい平坦ばっかりでちょっと上りが不安(笑)」とのこと。ドーナツパワーで目標の達成を目指します!

大阪のショップ『サニーサイド』のメンバー、西尾憲悟さんと浦畑政之さん。「いつも結構ハードな練習をしていますが、そこで揉まれています。そのおかげで今回も自信を持ってスタートラインに立ってますね」。きっと富士の山頂で最高の笑顔を見せてくれたはず!

「みんな正直言って身体は大きめだから、上り坂はあんまり得意じゃないんです。でも、走ること自体はめちゃくちゃ大好きで『なんで苦手なのに出ちゃうんだろう?』って思いながら、毎年富士ヒルに出てる(笑)」というクラブ ワンピースの皆さん。

茨城の「ヴォルペ」の皆さん。地元近くではヒルクライムレースがたくさんあるので、よく一緒に出場しているそう。メンバー構成は20~50代と幅広く、さらに走力レベルもいろいろ。それでも「みんな仲が良くてファンライドレースからガチのレースまで楽しんでいますよ!」。今回も素晴らしい思い出作れましたか?

中学の同級生でチームを結成したという長野県千曲市の「アルビコッカ」の皆さん。結成から約10年、一緒に練習しているのかと思いきや「個人練習ばっかり(笑)」だとか。それでも10年もの間、チームとして活動を続けていることに、確かな友情を感じますね!成熟したチームの形なのかもしれません。

神奈川県から参加の「ガッビアーノ」の皆さん。これまでもメンバーの中では個人的にヒルクライムに出場している人はたくさんいたが、チームで一緒に参加したのははじめて。「今回のメンバーは上りは好きなんですが、初出場の人がかなりいます。楽しめて無事に帰ってこられれば一番ですね!」

メンバーの中には選抜クラスに出場する強豪もいる「グローブ」の皆さん。メンバーのレベルも幅広く、自転車歴も幅広いが5合目を目指すという共通の目標で結ばれています。きっとゴール後には、一緒に挑戦した感動を分かち合ったことでしょう!

「タイムじゃなくて完走を目指してます!」というテンプラ・ボーイズの皆さん。富士ヒルは今回で3回目ということですが、毎回違った楽しみを見つけられるのが魅力だとか。ちなみにテンプラ・ボーイズの由来は「サクサク走れるように」という願いから。今年の富士ヒルはサクサク上れました?

「最後は口から鼻からいろんなものを垂らしながら(笑)スプリントして、プラチナを獲得しました!」という三原圭太さん。走り終わった後、手元の時計ではプラチナ達成したか分からなかったそうですが、見事に59分45秒でフィニッシュ!

「年代別入賞を目指してはしっていたのですが、結果には満足していません」と話す濱本正教さん。「ほかのヒルクライムレースでは入賞経験もあるので、自分にも期待していたのですが富士ヒルをなめてたかもしれないですね。やっぱり距離が長いのでそのあたりの対策をして来年必ずリベンジします!」
アツい走りと感動をありがとうございます!

今年もたくさんのサイクリストが、富士の坂でそれぞれの物語を紡いでくれました。目標達成の喜び、仲間との一体感、そして何よりも自分自身と向き合い、限界を超えた達成感。ここにご紹介したコメントは、ほんの一部ですが、来年もまた、富士で皆さんとお会いできるのを楽しみにしています!
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著者プロフィール

ファンライド編集部ふぁんらいど へんしゅうぶ
FUNRiDEでの情報発信、WEEKLY FUNRiDE(メールマガジン)の配信、Mt.富士ヒルクライムをはじめとしたファンライドイベントへの企画協力など幅広く活動中。もちろん編集部員は全員根っからのサイクリスト。