2015年10月30日
3モデル インプレッション FELT編 プロローグ
エアロ/スタンダード/エンデュランスの3モデルを一気乗り!
THREE MODELS IMPRESSION
3モデル インプレッション
◆3モデル インプレッションの定義◆
エアロロード、ノーマル、エンデュランスロードと3つのカテゴリーを有するブランドをセレクトし、この3つカテゴリーの代表モデルを各1台、合計3台インプレッションするというもの。ブランドのイメージ、それぞれのカテゴリーに特化したバイクの評価、3モデルを総合した印象と比較など3人のライダーが多角的にレポートします。
記念すべき第1回目はフェルト。かなり早い段階からこの3つのカテゴリーを設けていて、まさに1回目には相応しいブランド。セレクトしたのはF5、AR5、Z5の3モデルです。
インプレッションライダー
TEST BIKES / FELT
F5/オールラウンドモデルのF シリーズからはミドルグレードのF5をチョイス。フレーム素材にはUHCパフォーマンスカーボンを採用し、シマノ・アルテグラをアッセンブル。価格は228,000円(税抜)。
AR5/上位グレードと同じフォルムにUHCパフォーマンスカーボンを採用したお求めやすいエアロロードである。価格は278,000円(税抜)。
Z5/アップライトポジションを、フレームのフォルムを崩すことなく実現できる、もっともお手頃なカーボンフレーム。UHCパフォーマンスカーボンをフレーム素材に採用している。価格は228,000円(税抜)。
FELTのブランドイメージは……
山本●フェルトのイメージって、一見おとなしいけど、実は高性能というか。
菊地●もっともコストパフォーマンスに優れていて、お買い得感があって、ブラッシュアップもしっかりやっていて、弱点をつぶしてしっかりやっている。企画でお買い得銘柄的なものをやるときにかならず挙ってくるブランドかな。
小高●シンプルなんですけど、こういった3シリーズの分け方をするのは結構早い時期からやっていましたよね。先見の明のあるブランドなのかなと思います。
菊地●一番最初に行なったブランドだよね。
山本●先見の明といえば、軽量アルミチューブの進化に貢献したジム・フェルトがバリバリやっている時代もありましたね。
菊地●昔とそこにかんしてはイメージが違うよね。アルミ時代とカーボンが主流になってから。今は大手メーカーという感じ。ワールドツアーのチームも使っていたこともあるし、世界と日本で感じるイメージが違うのかなと思ったりする。日本市場ではお買い得感が強いよね。
小高●海外市場ではロードバイクだけじゃなくて色々なジャンルのバイクを製造していますね。
山本●アルミの尖っていた時代とはすこし変わってきているのは確か。カーボンフレーム主流となり、さらに3シリーズ化も円熟を迎えた今のフェルトの印象はどう感じるでしょうか?
(FELT編 インプレッションページ につづく)
FELTのお問い合わせ先:ライトウェイプロダクツジャパン TEL.03-5950-6002 http://www.riteway-jp.com/bicycle/felt/
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著者プロフィール
ファンライド編集部ふぁんらいど へんしゅうぶ
FUNRiDEでの情報発信、WEEKLY FUNRiDE(メールマガジン)の配信、Mt.富士ヒルクライムをはじめとしたファンライドイベントへの企画協力など幅広く活動中。もちろん編集部員は全員根っからのサイクリスト。