2019年01月14日

【Xplova】NEWスマートトレーナー NOZA を推したい、そのポイントとは

2018年はスマートトレーナーの新型が続々リリースされている。その中でも注目を集めているのが、XplovaのNOZAだろう。
Xplovaといえば、パソコンなどで知られるAcerの傘下で、協働によってHDビデオカメラ搭載 GPSサイクルコンピュータのX5Evoなどを発表。そして、2019年にはこのスマートトレーナーのNOZAを発表。このトレンドを捉えた開発商品がサイクリストの心を鷲掴みにしている。
NOZAのその機能性はもちろんのこと、スマートトレーナーとしては他を圧倒するリーズナブルな価格が魅力だ（スペックは後述）。

SPEC

■寸法（設置時）：620*518*453mm
■総重量（開梱時）：16.5 KG
■フライホイール重量：5.7 KG
■騒音レベル：58 dB（30 Km/h）
■最大出力：2500W（58 Km/h）
■最大シミュレーション傾斜：18%（70KG）
■ブレーキタイプ：電磁式
■精度：+ / – 2.5%
■リアホイールのサイズ：ロード（650C、700C、650B）
MTB（24インチ、26インチ、28インチ、29インチ）
■ドライブトレイン：8/9/10/11 速シマノ/SRAM
※本体のフリーボディ―はシマノ/SRAMのロード11s用。別途カセットを購入および設置する必要あり。
■接続：ANT+、ANT+ FE-C、Bluetooth Smart
■ファームウェアのアップグレード：可能
■電力仕様：100-240V~1.5A 50-60 Hz
■梱包寸法：598*275*565mm
■製品内容：Xplova NOZA 本体、フロントレッグ、リアレッグ、ナット（x2）、ボルト（x2）、1.8mm スペーサー、130mm および 135mm クイックリリース用ドライブサイドアダプタ、12×142 および 12×148 スルーアクスル用ドライブサイドアダプタ、スルーアクスル用リバーシブルハブスペーサー、高さ調整ノブ、六角レンチ、クイックリリーススキュワー、AC 電源アダプタ
■価格：88,000円（税抜）

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特筆な5つの性能

高精度
温度相殺テクノロジー、6極電磁ブレーキ、組み込みひずみゲージにより、NOZA はパワー測定の誤差2.5%以内という驚くべき精度を実現しています。
高出力
抵抗は最大 2500ワット、最大18%の傾斜を再現。Xplova NOZAが、強度の高いトレーニングセッションを簡単に実現。
静寂性
採用されたベルトは高い静音性を誇り、騒音レベルはわずか58dB（※1)。図書館でも使えるほど静か。
※1.日常の人の話し声程度の音の大きさ「生活騒音の現状と今後の課題」（環境省）より引用
実走再現性
精密にシミュレーションされた慣性と、リアルなライディング感.を体験できるダイレクトドライブトレーナーです。Xplova NOZAはANT+ FE-Cおよび Bluetoothプロトコルに対応しているため、ZwiftやTrainerRoadをはじめとした多数のサードパーティアプリケーションでトレーニングが可能。
互換性
ロードバイクにもマウンテンバイクにも対応。
（ロード：650C、700C、650B／MTB：24、26、28、29インチ）

NOZAのその特徴とは

このNOZAを利用するとき、多くの人は自転車アプリと組み合わせて使うはず。
その多様化した機能と、アプリの使い方をお伝えしたい。

ロードバイク、MTB、ディスクブレーキにも対応

ロードバイクだけでもエンド幅の規格が多岐にわたるのが最近の事情だ。このNOZAは付属のアダプターやスペーサーを交換することで、ロードバイクにもマウンテンバイクにも対応する（ロード：650C、700C、650B／MTB：24、26、28、29インチ）。
付属品は130mm および 135mm クイックリリース用ドライブサイドアダプタ、12×142 および 12×148 スルーアクスル用ドライブサイドアダプタ、スルーアクスル用リバーシブルハブスペーサーとなる。

交換作業にはスパナを用いるが簡単

サイクルコンピュータとの連動

同ブランドのX5-Evoとの連動はもちろん、ANT+、ANT+ FE-C、Bluetooth Smartなどの通信規格に対応。よってこの通信規格をもつ他社のサイクルコンピュータとも連動が可能だ。
とくにガーミン社製のエッジ820であれば、勾配を認識することができるので、パワーの変動にも対応することができる。
スピードとパワー表示だけであれば、ガーミン・エッジ520も接続できた。

ほか、最新デバイスとして注目の、パイオニア Ca600も対応できるようだ。

トレーニングゲームをNOZAで

ZwiftなどのトレーニングアプリももちろんNOZAを用いればリアルな走行体験をすることができる。アプリを起動するスマートフォンやタブレット、パソコンなどが別途必要となる。

Zwiftの場合は、デバイスの接続設定において、NOZAをセレクトするだけ。
ANT+ドングルやスマートフォンのBluethoothを用いてペアリングすればよい（より詳しい使い方などはZwiftオフィシャルサイト参照）。

サイクルコンピュータX5-Evoや、純正アプリ Xplova Workout 、Trainning peaksなどのアプリを用いて効果的なワークアウトを

コースルートをXplova X5EVOに入れNOZAとペアリングすることで、勾配の負荷を再現することができ、擬似コース走行をすることができる。たとえば、Mt.富士ヒルクライムのコースやグランフォンドピナレロ八ヶ岳などのルートを入れれば、室内でヒルクライムや峠道の走行をすることができる。
またルートはXplovaオフィシャルサイト“ルート”で作成・検索することが可能だ。

Xplovaのホームページでは公開されているルートをダウンロードできるほか、自分でもルートを作ることができる。

またXplova X5Evoにはトレーニングメニューをダウンロードする機能もある。このメニューの負荷はNOZAと同期することができる。

Trainning peaksのワークアウトも実行できる！

Xplova Workout アプリでは負荷を手動で設定し使用できるだけではなく、ファームウェアを簡単にアップグレードできるほか、速度、パワー、または心拍数に応じて Xplova のトレーニングランプランを実行でき、Trainning peaksで作成したワークアウトをインポートする事もできる。

App Store または Google Play から無料でダウンロードできる。