2018年06月12日
【オルベア】世界でたった1台のオルベアがオーダーできる「MyO」、e-bikeの先行展示
オルベア初のエアロロード「オルカエアロ」。「オルカOMR」に対してフレームとフォーク合わせて31Wもの空気抵抗を削減できるというデータがある。
オルベア日本総代理店であるポディウムの2019年展示会ではオルベアのカラーオーダーシステム「MyO(マイオー)」、e-bikeの先行展示が行われた。
話題のオルベアe-BIKEも先行展示
自転車熱が高いスペイン・バスク地方で創業し、現在では同国最大規模の自転車総合ブランドとなったオルベア。先日、欧州で発表された「オルカエアロDisc(フレームセット39万円 MyO 41万円 税抜)」は、まだ実車が展示されていなかったが、昨年のツール・ド・フランスでデビューした同ブランド初のエアロロード「オルカエアロ(フレームセット39万円 MyO 41万円 税抜)」、オルカ・シリーズ5世代目となるフラッグシップ「オルカOMR(フレームセット48万円 MyO 50万円 税抜)」などが会場に並んだ。
また、オルベアのカスタムオーダーシステム「MyO」についても紹介。MyOは「オルカエアロ」「オルカOMR」「テラ」の3モデルに、2万円(税抜)の追加料金で対応。ウェブサイト上で22色の中から好きなカラーを選択し、フレームサイズ、クランク長、ハンドル幅、ステム長なども自分の身体にあったサイズを選べる。塗装と組み付けは、スペイン・バスクのマラビア本社で行われ、自分の体形と好みに合った世界でたった1台のオルベアがオーダーできる。
カラーオーダーシステム「Myo(マイオー)」によって塗装された「オレカOMR」。写真のようなグラデーション塗装は参考出品
「Myo(マイオー)」ではトップチューブ上に、名前やチーム名など好きな文字を入れることができる
また、オルベア・ブランドのe-BIKEも参考展示された。電動アシストユニットが国内規格に未対応のため、国内市場への投入は来シーズンに予定されている。
ロードバイクタイプの「GAIN(ゲイン)」は、パっと見はe-BIKEとわからないルックスが特徴。というのも、バッテリーはダウンチューブに内蔵され、電動アシストユニットはリアハブに収められている。これに乗れば、こっそり上り坂でライバルに差をつけることもできるかも? 国内での販売価格は20万円台後半になるという。
「ゲイン」の電動アシストユニットはリアハブに搭載、バッテリーもダウンチューブに内蔵される
こちらはマウンテンバイク型のe-BIKE「WILD FS 40 27S」。パワフルなアシストとフルサスペンションの足回りでどんな地形も走破する。このモデルもバッテリーはダウンチューブ内蔵、国内での販売価格は30万円前後の予定
オルベアの子ども用自転車「グロウ」「MX」は、サイズ、カラー展開も豊富。プロ選手と同じオルベアに乗って、友達に一歩差をつけよう!
写真:光石達哉
著者プロフィール
光石 達哉みついし たつや
スポーツライターとしてモータースポーツ、プロ野球、自転車などを取材してきた。ロードバイク歴は約9年。たまにヒルクライムも走るけど、実力は並以下。最近は、いくら走っても体重が減らないのが悩み。佐賀県出身のミッドフォー(40代半ば)。