2019年09月28日
第4回まえばしクリテリウム Jプロツアーはオールイス・アルベルト(マトリックス)が制す
第4回目の開催となった、公道を用いたサイクルイベント、まえばしクリテリウムが9月28日(土曜日)に開催された。市民レースを中心に、JBCFはE1と、メインイベントとなるJプロツアーの2カテゴリーを実施。
そして翌日に控える赤城山ヒルクライムと2連戦としたJプロツアー 前橋ラウンド(第13戦)。クリテリウムとヒルクライムを組み合わせた唯一のラウンドだ。
Jプロツアーは3.5kmの前橋市役所の大通りを贅沢に使ったコースで、6周=42kmの短時間決戦。高強度ハイスピードになることは必至で、レーススピードは平均46kmになった。Uターンを2回こなすコースながらこのスピードで各チームは決定的な逃げを作り出せずマトリックス、チームブリヂストンサイクリング、宇都宮ブリッツェンが主導権争いで火花を散らす。
マトリックスはリーダージャージのオールイス・アルベルトのために佐野淳哉、フランシスコ・マンセボ、ホセビゼンテ・トリビオといった主力選手が全力でアシストを行う。対して宇都宮ブリッツェンも後半は集団を掌握し、岡篤志のためにカードを切る。
リーダージャージのオールイス・アルベルト
マンセボの強烈な牽引
最終局面はブリッツェンが支配
最終周は、宇都宮ブリッツェンのトレインが岡を牽引。後ろにはオールイス、ブリヂストン勢が機をうかがう。ゴール前のストレートは150mまでわからない。最終ストレートを抜けると集団は崩壊し、5人のゴールスプリントに。宇都宮ブリッツェン有利と思われたが、岡をかわしたオールイスが先着。2位にはブリヂストンの窪木が入った。
上位成績 全リザルト
1 オールイス アルベルト54:3546.16(マトリックスパワータグ)54:35
2 窪木 一茂54:3546.16(TEAM BRIDGESTONE Cycling)s.t.
3 岡 篤志54:3546.16(宇都宮ブリッツェン)s.t.
翌日のまえばし赤城山ヒルクライムはJプロツアーとしては3回目の開催。午前7時、94人が出走する。
関連URL:https://jbcfroad.jp/race/41/
著者プロフィール
ファンライド編集部ふぁんらいど へんしゅうぶ
FUNRiDEでの情報発信、WEEKLY FUNRiDE(メールマガジン)の配信、Mt.富士ヒルクライムをはじめとしたファンライドイベントへの企画協力など幅広く活動中。もちろん編集部員は全員根っからのサイクリスト。