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2023年05月17日

「それぞれの目標に向かって」3年目のビオレーサー・ドリームチーム活動中! at富士ヒル試走会

高性能サイクルウエアブランド「BIORACER(ビオレーサー)」が、Mt.富士ヒルクライムで目標に向かって頑張るサイクリストを選抜して結成された「ビオレーサー・ドリームチーム」。3年目を迎える今年は過去最多のメンバーとなり、5月6日に開催された「FUNRiDEトレーニングキャンプ2023 in Mt.富士ヒルクライム 試走会」で集結した。

多彩な目標を持った過去最多18人のメンバーを選抜

サイクルイベントを盛り上げるために結成された「ビオレーサー・ドリームチーム」は、Mt.富士ヒルクライムでそれぞれの目標をクリアするため集まった同志。今年は過去2年より倍以上の人数で、富士ヒル初出場を含む18人のメンバーを選抜。それぞれ各カテゴリーの優勝や上位入賞、ゴールド・シルバー・ブロンズなどの目標タイム達成、自己ベスト更新、完走など、速い遅いに関係なく様々な目標を持つ顔ぶれとなった。

普段はSNSで情報発信しながらそれぞれトレーニングしているが、この日の試走会には15人のドリームチームメンバーが参加。ほとんどが初顔合わせとなったが、全員がビオレーサーより提供されたドリームチーム専用デザインのロードレースワンピースをまとい、気持ちをひとつにした。

試走会ではスマートコーチングの安藤隼人コーチらによる座学の後、他の参加者とともに目標タイムや実力別にグループ分けして、本番と同じ富士スバルラインへ向けてスタート。この日は強風で試走は4合目の大沢駐車場までとなったが、それぞれ自らのペースでゴールにたどりついた。

ここでは、今年のドリームチームの中から個性的なメンバーを紹介しよう。

フルマラソン2時間38分の市民ランナーが、富士ヒル初挑戦!

安達律郎さんは、今年3月の板橋シティマラソンで自己ベストの2時間38分でフィニッシュした強豪市民ランナー。

「陸上部未経験で3年ぐらい前から市民ランナーで始めて、初マラソンが3時間48分。3年間で70分縮めて、次のシーズンで2時間半を目指しています」

「自転車は前から乗ってみたくて、1年ぐらい前にこのビアンキを購入して輪行で日光や奥多摩に行ったり、自然を楽しみながらファンライドで走っていました。もともとクロスバイクを昔から持っていて遠くに行くのが好きで、ビワイチ、アワイチも走ったことがあります。このバイクを勝ったときに何の知識なく大阪~東京キャノンボールに挑戦して、沼津まで400km、23時間ぐらい漕いだんですが、眠いのに勝てなくてリタイアしました」

富士ヒルは初参加で、試走もこの日が初めて。マラソンとは勝手が違ったのか苦戦したようだが、本番では目標に向かってチャレンジしていく。

「富士ヒルクライムは自転車で有名な大会なので1回は出たくて、調べていたらビオレーサーのドリームチームがあるのを知って、半分ノリで応募しました。ヒルクライムはマラソンと全然違って別の競技で、正直、富士山ナメてましたね。序盤から脚が重くて、10kmあたりから風も強かったし、ランニングより前に足が進まないので、そのぶん疲れが貯まってどんどん削られて余裕がなくなっていくのを感じました」

「今回から初出場者ランキングがあるそうなので、目標はそこでいい順位に入りたい。シルバーも狙いたいけど今回は厳しそうなので、現実的にはブロンズは狙えそうかな。あとはコースの感じがわかったし、今日悔しい思いもしたので、当日もうちょっと頑張りたい。自転車ハマりそうです!」

ビオレーサーのワンピースについては「体に密着してくれて、着心地がいい。空気抵抗も感じないので、ウエアでスピードが上がると思います。いいものをいただきました!」とすっかりお気に入りに。

スピードスケートから自転車へ!

大学までスピードスケートに打ち込んでいたという鈴木花歩さん。自転車歴は約3年で初の富士ヒルに挑む。

「スピードスケートは大学卒業したときに引退して、今はコーチがメイン。国体だけ選手で出ているので、コーチ兼選手みたいな感じです。スケートを引退して1年経ったときに別の競技をやってみたいなと思い、スピードスケートから自転車をやる人多いので、その流れでパッと思いついて始めました」

ヒルクライムに苦手意識はあったものの、初出場の富士ヒルは脚試しとして挑戦するという。

「ヒルクライムは、ドリームチームに選ばれるまでは避けて通っていました。選ばれたからには上らないとと、時間があれば練習して前よりちょっと上れるようになったかなと思います」

「(スバルラインは)昨日初めて上って五合目まで行きました。最後、平たんになるところで爆走したら、その後の上りがきつくてタレました。昨日は2回ぐらい背中から荷物を落として戻ったので、タイムは全然出なくて。今日は落とさなかったので、ちょっとは速くなったかな。2回目の今日の方が、余裕を持って上れました」

「目標は1時間45分。みなさんリングを狙っているのでこのタイムは恥ずかしいけど、今回は初戦なので45分を狙って、次回につなげられたらなと思います」

「スピードスケートのときのウエアもHunter(現BIORACER)を使っていたので、馴染みがあってドリームチームに応募しました。自転車のワンピース自体初めてだけど、だいぶ楽ですし、気合も入ります!」

2度目のゴールドと自己ベスト更新で「妻に褒められたい!」

過去にゴールド(1時間5分切り)を獲得している横山貴範さん。ZWIFTの強豪チーム「EMU」にも所属してトレーニングし、自己ベスト更新を目指します

「富士ヒル参加は2、3回ぐらい。5年前に出たのが最後で、タイムは1時間4分ちょっと。今回はいつもより真面目に練習しました。目標は、5年前より速くなりたい。ゴールドは獲れると思うので、その先を目指したい。今回はカミさんがすごく頑張ってるねって言ってくれるので、笑顔で帰ってカミさんに頑張ったねって言ってもらいたい。本当にそれだけです(笑)」

今回の試走では4合目に一度ゴールしてから下り、後ろのグループのメンバーと合流して再び上るなど、積極的に走り込んでいた。

「一昨日も1回上って、今日が2回目の試走でした。富士ヒル当日は多少アドレナリンが出ると思うので、もっと頑張りたい」

「EMUでも普段からビオレーサーのワンピースを着ていますが、このワンピースはICONグレードで着やすい。ジャストな着心地で、これからも着ていきたいです」

ドリームチームの頑張りを参考に、エントリーしたみなさんも本番までチャレンジする気持ちを忘れずに!

写真:小野口健太
協力:ビオレーサー https://bioracer.jp/

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