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2017年06月26日

【BIANCHI】 2018モデル発表。お求めやすいエアロロードバイク登場

ビアンキの展示会が都内で開かれ、2018年モデルの概要が明らかになった。ビアンキはロード、MTB、クロスバイク、小径車と幅広いラインナップを誇るが、この記事ではロードバイクのラインナップ中心にお届けしよう。

まず2018年のNEWモデルとして、エントリーグレードのカーボンエアロロードバイクが登場した。その名もアリア。
振動を除去する他に類を見ない革新的素材のカウンターヴェイルを採用せず、リーズナブルな価格を目指した。完成車でシマノ・R8000系アルテグラと、105の2タイプのアッセンブルを用意し34万8000円(税抜、アルテグラ完成車)、27万8000円(税抜、105完成車)となる。
さらにDHバーを装着したトライアスロン仕様のアリア トライアスロンミックス(27万8000円、税抜)も用意。フレームはロードバイクのジオメトリーだが、TTポジション向けにゼロオフセットのシートポストが用意されている。
エアロロードとしてはリーズナブルな価格とグレード。エントリーユーザーにも手が届きやすく、多くの人がエアロロードのリニアな走りを楽しめるだろう。

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ビアンキ アリア

またアルミモデルでは、スカンジウム素材を添加した軽量アルミフレームのフェニーチェプロがひときわ目を引く場所に置かれ、ブランド内においても重要なモデルであることが伺える。かつてアルミフレーム全盛期に、プロがこぞって使用したスカンジウムアルミ合金フレーム。現在のカーボンフレーム全盛においても軽量かつ高剛性で軽やかな走りは健在だろう。重量もカーボンフレームほどではないが、軽く仕上がっている。レースで使っても十分に走れる性能をもっていながらも、コストパフォーマンスに優れているのがポイントだろう。フレームセットで13万7000円(税抜)、36万円(税抜、シマノ・アルテグラ完成車)、25万円(税抜、105完成車、アノダイズドブラック)、24万円(税抜、105完成車、マットチェレステ)。

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フェニーチェ プロ

マルコ・パンターニ カラー
2004年2月14日にこの世を去った、マルコ・パンターニ。ビアンキを駆ってダブルツール(ジロ・ディタリア、ツール・ド・フランスを制すること)を達成した。誰も寄せ付けない圧倒的なヒルクライム能力。彼の人気はいまだ衰えることなく、神格化されつつもある。ビアンキは制覇当時のチームカラーにペイントしたスペシャリッシマ、フェニーチェプロの2モデルを用意した。往年のファンはもちろん、このバイクでパンターニの存在を知ったサイクリストにも。
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パンターニがダブルツールを達成した当時のチームカラーを用いたスペシャリッシマ

 

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アパレルやアクセサリーのラインナップも豊富である

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先日発表されたばかりのオルトレXR3

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カウンターヴェイル搭載の超軽量カーボンフレームのスペシャリッシマ

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高い評価を獲得しているフラッグシップモデルのオルトレXR4

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マウンテンバイクやe-bikeのカメレオンテも展示。クロスバイクや小径車は非常に人気がある

関連URL:http://www.japan.bianchi.com/
写真と文:山本健一

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