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2018年06月22日

【第87回全日本自転車競技選手権大会ロード・レース】女子エリートは與那嶺恵理の3連覇達成

14.2kmのコース9周128kmで行われた女子エリート。4周目に與那嶺恵理(ウィグル・ハイファイブ)のアタックに金子広美(イナーメ信濃山形)と牧瀬翼(Maaslandster international Women’s Cycling Team)の3人が先行。萩原麻由子(Ale Cipollini)、唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)らの集団は2分以上後方となり、勝負は先行する3人に絞られる。
残り3周、登りで牧瀬が遅れ、その後金子も遅れ、與那嶺が独走で残り2周へ。最終的には2位以下に3分の差をつけてフィニッシュし、女子エリート3連覇を達成した。
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左から2位の金子広美(イナーメ信濃山形)、優勝の與那嶺恵理(ウィグル・ハイファイブ)、3位の牧瀬翼(Maaslandster international Women’s Cycling Team)
 
 


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7周99kmで行われた女子U23。序盤から梶原悠未(筑波大学)と、池上あかり(福岡県自転車競技連盟)の2人が逃げ、後続に2分の差をつける。5周目、下山美寿々(早稲田大学)、菅原朱音(八戸大学)、中井彩子(鹿屋体育大学)が追走して追いつき、池上が遅れて新たに4人の先頭集団が形成される。
最終周回、上りで下山がアタックを繰り返すと菅原が遅れて3人に。その後も下山と中井がアタックするが決定的な動きにはならず、最後のスプリント勝負へ。残り300mから抜け出した中井が先頭でフィニッシュし、女子U23優勝を決めた。
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左から2位の下山美寿々(早稲田大学)、優勝の中井彩子(鹿屋体育大学)、3位の梶原悠未(筑波大学)
 
写真と文:©2018 JCF
 

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