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2022年06月27日

第90回全日本自転車競技選手権大会ロード・レース 3日目 男子エリート/新城幸也が通算3度目の日本チャンピオンに【速報】

第90回目の全日本自転車競技選手権、男子エリートでは、2019年以来の出場となる新城幸也が自身三回目となる全日本チャンピオンに輝いた。

レースは11時定刻スタート。
散発的なアタックはかかっているが序盤は目立った動きもなく大集団のまま7周回を終了。8周回目、ようやく小森亮平(マトリックスパワータグ)、阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン)、河野翔輝(チームブリヂストンサイクリング)の3名がアタックを決める。10周回目にもう1名が合流して4名の逃げ集団を形成して11周回目突入。タイム差を最大1分20秒まで広げる。

©️JCF

12周回目、逃げ集団はメイン集団に吸収。そこから小石祐馬(Team UKYO)が単独でアタック。15名の追走集団は14周回目に小石祐馬を吸収。
後半は周回を重ねるごとに集団は人数を減らしていく。その集団から今度は山本大喜(KINAN Racing Team)がアタック。後続にタイム差16秒を付けて最終周回へ。追走は新城幸也(BAHRAIN VICTORIOUS)と新城雄大(KINAN Racing Team)の2名。

優勝の行方は山本大喜を吸収したこの2名に絞られ、そのまま最後のゴールスプリント勝負に持ち込まれた。勝敗は最終ホームストレートにもつれ込む。マッチスプリントを制して優勝したのは新城幸也(BAHRAIN VICTORIOUS)。2013年以降、自身3度目の戴冠となった。

©️JCF

[競技結果]
1 新城 幸也 JPCA TEAM BAHRAIN VICTORIOUS 4:36:28
2 新城 雄大 沖 縄 KINAN Racing Team 4:36:28(+0:00)
3 山本 大喜 三 重 KINAN Racing Team 4:36:43(+0:15)

FUNRiDEではこの全日本選手権の最終日、出場チーム監督や著名人のインタビューを実施。後日そのレポートをお届けします。

扉Photo©️JCF

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