2017年05月25日
カセットスプロケットの使い分け事情【WEEKLY FUNRiDE】
毎週木曜日配信の週刊メールマガジン、WEEKLY FUNRiDEでは読者のサイクルライフに迫るアンケートを実施しています。
今週はメルマガ読者のみなさんがカセットスプロケットをどのように使い分けているかを調査しました。
まずは、みなさんがスペアのカセットスプロケットをいくつ持っているかというアンケート結果を紹介します。
「スペアのカセットスプロケットをいくつ持っていますか?」
1位 1つ 37人(28.9%)
2位 持っていない 32人(25.0%)
3位 2つ 28人(21.9%)
4位 3つ 14人(10.9%)
5位 4つ以上 17人(13.3%)
75%の方が複数のカセットスプロケットを持っていると回答されました。3つ以上保有している方も、かなりいらっしゃいます。
今回のアンケートでは、スペアのカセットスプロケットを持っていると回答された方に「どのように使い分けているか?」についても聞きました。
~ どのようにカセットスプロケットを使い分けていますか? ~
■ 山でのロングライド用、平地巡航目的&練習用で使いわけてます。
■ レース決戦用、ロングライド・トレーニング用、ローラー台用の3つを使っています。
■ 10Sと11S、それぞれ上り用、平地用、激坂用等を使い分けてます。
■ 11-23T,11-28T,11-32T(それぞれULTEGRA6800)の3つは、通勤用で洗車の頻度が高いのでスグにキレイなスプロケに換装するための予備。11-28T(DURA9000)は、レース用バイクに。あまり乗らないので1つで充分です。
■ 11-32Tにしてから戻せなくなりました。
■ 歯数構成の違うスプロケをコースレイアウトに応じて使用しています。ローラー専用ホイールには、同じ歯数で低グレードのスプロケを使用します。
■ アップダウンの多いイベント(グランフォンド等)はワイドレシオに付け替えます。
■ コースプロフィールに合わせて替えています(11sにするとその必要もなくなったりするのかな?)。
■ ホイールに取り付けたままで、行く場所でホイールごと替えてます。
■ ヒルクライム専用品としてスペアを持っています。
■ 普段のライドではあまりスピードも出さないので、走りやすさ重視で14-28Tを利用。坂道が少ないorエンデューロなどでは12-25Tを、ヒルクライムでは11-32Tを、というふうに参加するイベントなどによって使い分けています。
■ 普段は11-28T使っているが、レースの時はコースの勾配に応じて25T、26T、28Tを使い分け。ヒルクライムレースの時はSRAM REDの軽量タイプ使用します。
■ 走るコースに合わせ、アップダウンが多ければワイドレシオ、平地中心ならクロスレシオのものを選択しています。
■ 平坦コース用のクロスレシオ、起伏があるコース用のワイドレシオ、ヒルクライム用の軽量ロー側クロスレシオ、ツーリング用の13Tトップなど、コースと用途に合わせています。
■ 使い分けているのではなく、予備で持ってます。
みなさん、いろいろと自分のなかでのルールを持って使い分けているようです。
その他にもこんなアンケートへも解答いだたきました。
自分の持っているカセットスプロケットの歯数を言うことができますか?
はい 111人
いいえ 17人
カセットスプロケットの取り外しを自分でできますか?
はい 106人
いいえ 22人
8割を超える読者の方が、自分のスプロケットの歯数を把握し、取り外しも自分でできると回答。とても優秀です。
最後にカセットスプロケットを使い分けていないと答えた方々の理由もみていきたいと思います。
■ 11-28があれば十分!
■ しがないサラリーマンサンデーライダーとしては、標準的な歯数のスプロケが一つあれば、普段のゆるぽた、練習、ヒルクライムなどのレースすべてにだいたい対応できる。欲を言えば決戦用スプロケなどがあったほうが良いとは思うが、コストや実力を考えると不用ですかね。
■ 交換できないから。
■ 歯数を変えても、結局は自脚が無ければしょうがないから。
■ ワイドレンジでなるべくオールマイティーに対応出来るギア比にしています。
■ 昔は工具も持っていたし、交換していたが、今は11速もあるので1種類で充分カバーできるため。
■ 使いわけが面倒……。
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著者プロフィール
ファンライド編集部ふぁんらいど へんしゅうぶ
FUNRiDEでの情報発信、WEEKLY FUNRiDE(メールマガジン)の配信、Mt.富士ヒルクライムをはじめとしたファンライドイベントへの企画協力など幅広く活動中。もちろん編集部員は全員根っからのサイクリスト。