2016年07月21日
ヘルメットはどう選ぶ?【WEEKLY FUNRiDEアンケートより】
機能性か?デザイン性か?
毎週木曜日配信のメールマガジン、WEEKLY FUNRiDEにて読者に向けてヘルメット選びのポイントについてアンケートを行ったところ、以下の結果となった。
ヘルメットを選ぶ際に一番気にしていることは?
1位 フィット感 58人
2位 デザインや被った際のシルエット 51人
3位 重量 9人
4位 価格 7人
5位 カラー 5人
6位 ベンチレーション(通気穴)の数や形状 3人
その他 7人(頭が入るかどうか、ポーニーテールが出しやすいか など)
「被った際のフィット感」と「デザインやシルエット」を重視すると答えた方々で、大きく回答が二分される結果となった。
走行時の快適性やいざという時の安全性を考えるとフィット感が重要になる。ヘルメットは海外ブランドのものが多く、したがって頭部の型も欧米の方を基準に作られているケースがほとんど。被ってみたら、こめかみや後頭部が痛いというケースもあり得る。フィット感を重視するのであれば、購入前の試着は必須といえるだろう。
一方で、サイクリストならば、カッコよくありたいと思うもの。愛車に合ったデザインや被った際に“きのこ頭”にならないかどうかで、ヘルメットを選ぶ気持ちも十二分に理解できる。
3位以下の解答を見ても“価格”以外はつまるところ「機能性」または「デザイン性」でヘルメットを選んでいるということになる。
もちろん、デザインもお気に入りで、被った際のフィット感もぴったりのモデルに出会えれば、もっとも理想である。
日本ブランドが人気の理由とは?
では、実際に読者のみなさんはどこのブランドのヘルメットを被っているのだろうか。
同じくアンケートにて聞いたところ、以下のようなブランドシェアとなった。
現在かぶっているヘルメットのブランドは?
1位 OGK KABUTO(※KOOFU含む) 64人(※KOOFUは7人)
2位 KASK 17人
3位 MET 9人
4位 GIRO 6人
4位 LAZER 6人
6位 BELL 5人
6位 SPECIALIZED 5人
8位 Selev 3人
9位 SH+ 2人
ほかブランド 各1人
圧倒的なシェアを誇ったのはOGK KABUTO。日本ブランドならではの日本人の頭のカタチに合ったフィット感に定評がある。比較的お手頃な価格のエントリーモデルが充実しているのも強み。カラーバリエーションが豊富で、愛車とのカラーコーディネートもしやすい。
2位にはチームスカイが着用していることでもお馴染みのKASKがランクイン。
3位にはきのこ頭になりにくいという声もよく聞くMETが選ばれた。
モデルごとの集計では、OGK KABUTOの前トップモデルであるREDIMOSと同じくOGK KABUTOのエントリーモデルであるREGASが人気を二分していた。
ヘルメットで安全に頭部を守るには
今回は現在のヘルメットの使用期間に関しても聞いた。
現在のヘルメットの使用期間
半年未満 21人
1年前後 36人
2年前後 45人
3年以上 34人
一般的にヘルメットの使用期限は3年と言われている。今回のアンケートで3年以上と答えた方はそろそろ買い替えを検討する時期であろう。
また、3年が経っていなくとも、落車などでヘルメットに強い衝撃がかかった場合は、頭部を守るためのクッション性が損なわれている可能性が高いため、同じく買い替えを検討した方が良い。
イベント会場などでは、ヘルメットを正しくかぶれていない人を見かけることも多い。落車時も頭部から外れないよう正しく被ることで、頭部への衝撃を最小限に抑えることができる。
正しくヘルメットをかぶれているかをこの機会にいま一度確認していただきたい。
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著者プロフィール
ファンライド編集部ふぁんらいど へんしゅうぶ
FUNRiDEでの情報発信、WEEKLY FUNRiDE(メールマガジン)の配信、Mt.富士ヒルクライムをはじめとしたファンライドイベントへの企画協力など幅広く活動中。もちろん編集部員は全員根っからのサイクリスト。