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2016年05月26日

ライトで照らす安全なライド 【FUNRiDEアンケートより】

毎週木曜日配信のWEEKLY FUNRiDE(※会員が35万人を突破しました! 登録ありがとうございます!)にてナイトライドに欠かせないライトについてアンケートをとった。

読者のみなさんのライト選びのポイントは以下のような結果に。

「フロントライトを選ぶときのポイントは?」
1位 明るさ      128名 (71.9%)
2位 デザイン    14名 (7.9%)
3位 USB充電    11名 (6.2%)
4位 価格      9名 (5.1%)
5位 電池式     8名 (4.5%)
6位 重量      4名 (2.2%)
6位 取り付け易さ  4名 (2.2%)

やはりと言うべきだろうか、「明るさ」がライト選びのポイントになると答えた方が圧倒的に多かった。かと言って、みなさんとにかく少しでも明るいライトを選ぶというわけではなさそうだ。自分の行動範囲の暗さの程度に合ったライト(たとえば街灯の多い街中を走るのであれば、そこまで明るいライトはいらないし、街灯のないサイクリングロードなどを走るのであれば、しっかりと道路を照らせる光量が必要になる)を選ぶことを心がけているようだ。実際には、今回のアンケートで2位以降に入った項目も合わせて検討していることが分かった。

豊富なデザインで選べる個性

“レースを走る”という本来のロードバイクの目的でのみ考えると、重量増になり、空気抵抗も生じさせるライトは不要なものといえる。実際にレースイベントではライトの取り外しを義務づけているイベントも多い。無駄をそぎ落としたロードバイクのフォルムもライトがない方がやはりスマートだ。そんな理由もあってのことだろう、なるべくロードバイクのデザイン性を損ねないよう(またはプラスになるよう)、各ブランドから豊富なデザインとカラーバリエーションのライトが発売されている。丸みを帯びたかわいらしいものから、フレームに合わせたエアロフォルムのものまで実にさまざまだ。バイクのカラーコーディネートに合わせた色のライトを選ぶことも容易だ。

もちろん自身の身を守るためにも「明るさ」が最重要ではあるが、せっかく愛車に取りつけるのだから、デザインやカラーにもこだわってみたい。ライトのほかにもサイクルコンピュ―ターやベル、スポーツカメラなど、ハンドルまわりへ取りつける装備は多く、ごちゃごちゃしがちである。それらの装備ををコンパクトにまとめることができるマウント類も発売しているので、利用してみるのも手だ。

電池式かUSB充電式か

もう一つ、ライト選びのポイントとなるのが、電池式とUSB充電式のどちらを選ぶかという点。どちらかが優れているというのではなく、それぞれにメリット・デメリットがあるので、しっかりと考慮して選びたい。

電池式の一番のメリットは電池が切れた際にも電池を交換すれば、すぐに再び使用ができる点だ。コンビニなどで手軽に電池は購入できるので、電池切れにより突如真っ暗闇に放り出されるといった可能性が低くなる。ブルべイベントではそのような理由で、電池式のライトの携行を義務付けている。また、電池式の方がライト自体の機構がシンプルなので、価格が抑えられている傾向にある。一方で、電池を都度交換しなければいけないので、出費は増える傾向に。また、大光量ライトの場合は、単2や単3など大型の電池による電力が必要となり、ライト自体のサイズも大きなものになってしまう。

対するUSB充電式のメリットは、USBで充電することで繰り返し使用でき、コストパフォーマンスが高い点がまず挙げられる(ただし、製品ごとに明記された充電可能回数があるので、永久的に繰り返し使えるわけではない)。また、電池式よりも、コンパクトなモデルが多いのも特徴だ。デメリットとしては、走行中に充電が切れてしまった際に再点灯が難しい。USB充電式を使用する際は、小まめな充電を心がけなければならない。また、電池式よりも高価になりがちな傾向もあると言える。10,000円を超えるような高性能、大光量ライトはほぼほぼUSB充電式である。

最近は、電池とUSB充電の両方を使えるハイブリットライトも登場しているので、自分の走行スタイルに合わせてライトの種類を選びたい。

アンケートでは、いくつフロントライトをつけているかも、読者に聞いた。その結果は以下のとおり。

フロントライトをいくつ付けていますか?
1位  1個         137名
2位  2個           38名
3位  3個以上   3名

大半の読者はフロントライト1つで走っているが、中には2つ以上のライトを併用している方もいる。モデルによって、光の届く距離や幅は決まっており、それを補うために2つめのライトをつけることは大いにアリだ。

また、2つ以上ライトを取りつけることで、クルマや歩行者に対する被視認性を高めることもできる。ライトは点灯が義務付けられているが、2つのライトを取りつけることで、片方を点滅モードにすることで、自分の存在をよりアピールすることが可能になる。

最後にみなさんが実際に使用しているライトのシェアを見ていきたい。

使用しているライトのメーカーは?
キャットアイ  63名(63%)
ジェントス     6名 (6%)
BB Boro              4名 (4%)
レザイン              3名 (3%)
moon                   3名 (3%)
DOSUN                3名 (3%)
オウルアイ           2名 (2%)
IPF                        2名 (2%)
ボントレガー        2名 (2%)
その他                 12名 (12%)

半数以上の方がキャットアイのライトを使用しているという結果に。とくにVOLTシリーズへの人気が集まった。読者からお気に入りのポイントについても投稿されたので、いくつか紹介したい。

●明るさとバッテリー交換の容易さ(予備1個を常備)とコスパの良さが気に入っています。(VOLT 400使用)

●ミドルモードで8時間連続点灯なので、夜間のロングライドに適している。価格も高すぎない。(VOLT400)

●キャットアイのボルトシリーズが値段に対して明るくて好きです。デザイン的にサイコンとの相性があまり良くないのが気になりますが……。

キャットアイ HP→ http://www.cateye.com/jp/products/category/3/

最近では、周囲の明るさによって光量が変化するモデルや、手元のボタンで、フロントライトとリアライトを操作できるモデルなど、新たな技術が搭載されたモデルも登場している。

自分のライドスタイルに合わせたライトを選び、夜も安全に楽しく走行しよう!

 


 

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