2016年04月28日
みんなのペダル事情【FUNRiDEアンケートより】
毎週木曜日発行のメールマガジン「WEEKLY FUNRiDE」にて読者のみなさんの使用しているペダルを聞いたところ以下のような結果に。
「使用しているペダルの種類は?」
1位 ロード用ビンディングペダル 133名(65.2%)
2位 SPDペダル 53名(26%)
3位 フラットペダル 18名(8.8%)
過半数を超える方々がロード用のビンディングペダルを使用しているという結果に。ロード用ビンディングペダルといってもメーカーや価格帯はさまざまだが、ユーザーはどのような点を重視してペダルを選んでいるのだろうか。
引き続き、アンケート結果を見ていこう。
「ぺダルを選ぶ際に重視していること」
1位 着脱の使用感 60名
2位 ペダリングのしやすさ 46名
3位 デザイン・カラー 22名
4位 価格 21名
5位 重量 16名
もっとも重視されることが多かったのが着脱の使用感であった。みなさんストレスなくスムースに装着できるかどうかや、外しやすさを気にしていることがわかる。
2番目に重視されていた方が多かったのはぺダリングのしやすさ。踏み面の広さやフローティング(装着した際の左右の動き)の幅など重視しているのだろう。
最後にお気に入りのペダルブランドに関しても、質問を行った。
「お気に入りのペダルブランドは?」
シマノ 65名
スピードプレイ 26名
タイム 14名
ルック 13名
その他 8名
ダントツの一番人気はシマノ。スピードプレイが続き、タイムとルックがほぼ同数という結果になった。
ここからは編集部2名のペダル談義にお付き合いいただきたい。
編集部コタカ(以下 コ):二人ともルックのペダルを愛用していますが、思った以上にシェアは少なかったですね。
編集部ヤマモト(以下 ヤ):意外な結果だったね。シマノがダントツのシェアを誇るのは予想できたけど。おそらく、最初に買ったブランドのものを使い続ける人が多くて、違うブランドに変える人というのは、膝に痛みを抱えていたりと何かと理由があって変えるんだと思う。個人的な意見ではルックのシェアはもっと多そうだけど、おそらくシマノのペダルを最初に使う人がほとんどで、そこからブランドを変えるとした際にほとんど同じ機構のルックが選択肢に挙がってこなかったのかもしれないね。
コ:たしかにそれはありそうですね。あと思ったのは、スピードプレイやタイムはカラーバリエーションが豊富な点が人気を集めているのかなと。バイクのカラーコーディネイトでペダルの色にもこだわっている人を最近よく見かけるようになりました。
ヤ:そういったことも考えられるね。メーカーの遊び心が感じられる。自分が自転車をはじめたときはトゥークリップタイプを使っていて、ペダルの溝にクリートをはめて、さらに上からストラップで締め付ける機構だった。これが脱着時にすごく面倒くさくて、急には外せない。初めてビンディングタイプのペダルを使ったときは楽で走りやすくて本当に感動したね。仮にトゥークリップタイプのままペダルの進化が止まっていたら、ここまでスポーツ自転車は普及しなかったかもしれない。
コ:僕はトゥークリップタイプのペダルを使ったことがないですが、見るからに面倒くさそうですね。ヤマモトさんはペダルを選ぶ際に重視する点は何ですか?
ヤ:やはり踏み面の大きさやフローティングの機構などかな。メーカーによって特徴があるので、好みのものを選べばいいと思うよ。アンケートを見るとビンディングを使っていない人もいるようだけど、スポーツバイクに乗るのであれば、ぜひビンディングペダルを使うことをおすすめしたい。たしかに着脱に慣れは必要だけどバイクと脚がしっかり固定されていることで、下りや悪路で脚がペダルから外れる心配がないというのはライドの安全性が高まるし、ぺダリング効率も断然良くなるしね。
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著者プロフィール
ファンライド編集部ふぁんらいど へんしゅうぶ
FUNRiDEでの情報発信、WEEKLY FUNRiDE(メールマガジン)の配信、Mt.富士ヒルクライムをはじめとしたファンライドイベントへの企画協力など幅広く活動中。もちろん編集部員は全員根っからのサイクリスト。