2020年05月18日
CANYONがサポートするアトラス・マウンテン・レースのドキュメンタリー映画『イントゥ・ザ・リフト』-まもなくプレミア公開
2020年5月21日朝4時からYouTubeでプレミア公開となる、キャニオンがサポートするアトラス・マウンテン・レースのドキュメンタリー映画『イントゥ・ザ・リフト(大地の裂け目へ)』の予告編が公開された。
▼YouTube『イントゥ・ザ・リフト(大地の裂け目へ)』予告編
※英語字幕付き予告編は、別途ダウンロードできる。
総距離1,200キロに及ぶアトラス・マウンテン・レースを完走するためには、アフリカ大陸・モロッコ王国の簡単には人を寄せ付けない、険しい山岳の道を走り続けなければなりません。2020年2月15日、選手たちはマラケシュをスタートし、大西洋岸までの忘れ去られた砂利道を辿って、焦げ付くような砂漠、雪に覆われた山頂、ヤシの木が生い茂るオアシスを走り抜けます。総獲得標高25,000メートルの驚異的なルートには、8日間というタイムリミットが設けられました。
勝つためには、いや完走を目指すにも、昼夜を問わずほぼノンストップで、何日も走り続けなければなりません。これは体力、精神力と睡眠不足の無限ループであり、世界でも数えるほどのライダーしかで挑めないことです。ひとりきりで走り、サポートもなく、フィニッシュへ辿り着くための物資を満載した状態で、各選手は熱疲労や機材トラブル、サドルの痛みと戦いながらゴールを目指さなければなりません。しかもこのレースに表彰や賞金はなく、美しいく険しいこの国に隠された道を探索しながら、自分を限界まで追い込むことで得られる満足感だけが、得られるのです(しかし、その保証はありません)。
キャニオンとPEdALED、Fizik、そして主催者でルートクリエイターのネルソン・ツリースが率いるレースクルーの支援を受け、このレースを記録したのは自身もサイクリストである、映画監督のブレイディ・ローレンス。高地の砂漠でバイクが壊れ80キロも押し歩きを強いられた選手の過酷さや、数日ぶりに温かい食事を食べる選手の素朴な喜びまで、レースのすべてを記録しました。この映画には、スポーツ界の大物選手や初めて超長距離を走る選手が登場し、壮大な冒険に挑むクレイジーな人々の姿に迫ります。荒凉とした異世界の風景を背景に、人間ドラマを捉えた『イントゥ・ザ・リフト(大地の裂け目へ)』は、真のサイクリング・アドベンチャーを深く掘り下げた作品と言えます。
『イントゥ・ザ・リフト(大地の裂け目へ)』は、日本時間 2020年5月21日朝4時からYouTubeでプレミア公開されます。公開後、トップライダー、レース主催者、映画監督とのZoom Q&Aセッションが予定されています。
▼YouTube 『イントゥ・ザ・リフト』プレミア公開サイト(日本時間 2020年5月21日朝4時)
https://youtu.be/e5k5ayE9iqU
問い合わせ:キャニオン バイシクルズ ジャパン
関連URL:https://youtu.be/e5k5ayE9iqU
著者プロフィール
ファンライド編集部ふぁんらいど へんしゅうぶ
FUNRiDEでの情報発信、WEEKLY FUNRiDE(メールマガジン)の配信、Mt.富士ヒルクライムをはじめとしたファンライドイベントへの企画協力など幅広く活動中。もちろん編集部員は全員根っからのサイクリスト。