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2022年02月24日

【Zwift】第2回 UCI サイクリングeスポーツ世界選手権大会を開催 / 池田隆人さんはじめ日本人選手も出場。日本時間:2月27日(日)スタート。J SPORTSで配信予定

世界中で利用されているオンラインフィットネスプラットフォームZwiftは、第2回UCIサイクリングeスポーツ世界選手権大会を日本時間で2022年2月27日(日)に開催。

世界トップクラスのサイクリングeスポーツアスリート180名が、Zwiftの近未来的なNew YorkにあるKnickerbocker Circuitを舞台に世界一の座を争います。

なだらかなアップダウンの続くコースでは、スタート直後から激しいレース展開が予想されます。 

日本時間の2月27日午前3時15分女子エリート、午前4時45分男子エリートがスタート。

観戦方法について

世界一を決定するレースの模様は、スタートからフィニッシュまで3時間にわたってライブ配信されます。
女子エリートレースは日本時間の2月27日午前3時15分スタート、男子エリートレースは2月27日午前4時45分スタートです。

レースのライブ配信は、以下のチャンネルで視聴できます。 

・日本 – J SPORTS (ライブ配信、ライブ放送) 
・グローバル – GCN+ global & Zwift YouTube 
・ヨーロッパ – Eurosport  


サイクリング e スポーツについて

サイクリング e スポーツは、UCI 規則に基づく 9 つの自転車競技種目のひとつです。2022 UCI サ イクリング e スポーツ世界選手権大会は、2020 年 12 月に Zwift の Watopia で開催された第 1 回 大会に続く 2 回目の開催となります。サイクリング e スポーツは、参加者がそれぞれ自転車を漕ぐことでゲーム内のアバターを走らせて競うバーチャルレースです。すべてのライダーは、勾配変化に合わせて自動で負荷が変わる Wahoo KICKR V5 スマートトレーナーを使用し、リアルワールドでのドラフティング効果やヒルクライムでの勾配変化をシミュレートします。

サイクリング eスポーツでは、ゲーム感覚をプラスする「PowerUp」がレース戦略を左右します。観戦する側にとっても、バーチャルレースならではのエンターテインメント要素が高まります。ヒルクライムで逃げを決めたり、スプリント力をアップしたりと、レース展開を左右するものから、ドラフティング効果をアップして体力を温存させるためのものまで、PowerUpにはいろんなものがあります。Zwift PowerUpの完全なガイドは、こちらをご覧ください。UCI サイクリング e スポーツ世界選手権大会レースでは PowerUp を獲得するチャンスが全部で 7 回あり、次の 3種類の PowerUp が用意されて います。

1 Van PowerUp: 30 秒間、ドラフティング効果が 50%高まります。ダブルドラフトイベントでは、通常のドラフティング効果の 3 倍増を期待できます。走行速度が高く、他のライダーをドラフティングしているときに使うと最も効果的です。レースでの獲得チャンスは、スプリントアーチを通過する 7.3km 地点、29.7km 地点、52km地点の計 3 回。

2 Aero PowerUp: 15 秒間、空気抵抗(CdA)が25%減少します。走行速度が高いときに使うのがベストです。レースでの獲得チャンスは、K/QOMアーチを通過する 9.7km 地点と 32.1km 地 点の計 2 回。

3 Feather PowerUp: 15 秒間、ライダーの体重を10%減らします。急勾配のヒルクライムで使うのがベストです。K/QOM の頂上でフィニッシュするレースでは、特に重要なアイテムです。レースで の獲得チャンスは、周回アーチを通過する 22.5km 地点と 44.6km 地点の計 2 回。

サイクリング e スポーツはまだ発展段階にありますが、Zwift Racing League Premeir Division をはじめとするエリートレベルの e スポーツイベントでは、すでに e スポーツスペシャリストが頭角を現しています。2022 UCI サイクリング e スポーツ世界選手権では、Continental Qualifer(大陸別選考レース)を勝ち抜いた参加選手はそれぞれ出身国の自転車競技連盟を代表してナショナルチームジャージを身にまとい世界の晴れ舞台に立つことになります。 男女ともに、優勝した 選手は UCI サイクリング e スポーツ世界選手権チャンピオンジャージを手にします。優勝者は、向こう 1 年間に開催される UCI 公認 e スポーツレースおよびアクティビティで世界一の証である「マイヨ・ア ルカンシエル」の IRL ジャージを着用する権利を手に入れます。また、Zwift プラットフォーム上でもデジタルバージョンのマイヨ・アルカンシエルを使用することができます。

●コース概要について

レーサーは、K/QOM ヒルクライムのトップでフィニッシュする Knickerbocker コースに挑みます。Tour de Zwift で初めてフィーチャーされたスペシャルコースはなだらかなアップダウンの続くローリングサーキットで、急勾配のショートクライムもあり、激しいレース展開が予想されます。男子エリートと女子エリートともに、1 周 22.5kmのフルサーキットを 2 周します。レースの山場となるNew York K/QOM は全長わずか 1.4km ですが、平均勾配 6.1%、最大勾配はなんと 17%に達する激坂です。レースの総距離は 54.9km、獲得標高は 994m。フィールドサイズも走行距離も、賞金額もすべて男女で同じです。

●スタートリストについて

出場選手は以下 URL よりご確認ください。

URL:2022 UCI Cycling Esports World Championships Start List | Zwift

●注目すべき 10 人のライダー

<女子>
1 Sarah Gigante (Australia) – 2020年大会では惜しくも準優勝に終わったSarah。 Zwift レースのレギュラーです。世界屈指のヒルクライマーの一人で、Movistar Teamでプロとしてロードレースで活躍しています。ライバルの多くが恐れるパワフルな脚力の持ち主です。

2 Illi Gardner (Great Britain) -イギリスチームで最も重要なライダーの一人。Zwiftでのレース経験が豊富で、クライミングが始まると優れたパフォーマンスを発揮します。

3 Zoe Langham (Great Britain) – Zoe は、UCI サイクリング e スポーツ世界選手権の ヨーロッパ大陸予選を通過して世界選手権への出場権を獲得しました。彼女は今年、Zwift Racing League Premier Division で好成績を上げています。

4 Ashleigh Moolman-Pasio (South Africa) – 前大会優勝者。Ashleigh はロードと Zwift の両方で世界トップレベルのクライマーの一人です。ディフェングチャンピオンとして当然 2 連覇を狙っています。

5 Jacquie Godbe (USA) – 最強の e スポーツスペシャリストの一人。ヒルクライムレースでは向かうところ敵なしの彼女の活躍が期待されます。

<男子>
1 Freddy Ovett (Australia) – 2020 年の Virtual Tour de France で Zwift の注目を 集めて以来、参加したすべての Zwift レースで常に上位に入賞しています。e スポーツレースのトップ スプリンターの一人ですが、かなり険しい登りでも集団についていける実力派です。

2 Chris McGlinchey (Ireland) – e スポーツレースで長年経験を積んでいるベテラン選手は、 本大会で最も注目されるヒルクライマーの一人です。NYC KOM のような激坂は彼のクライミングスタ イルに適しています。

3 James Barnes (South Africa) – 2022 年は、勢いに乗る絶好調の James の年になるかも しれません。Zwift Racing League Premier Division では、所属する NeXT Esport が上位に食い込むのに大きく貢献しています。

4 Takato Ikeda (Japan) – ヒルクライムが得意で常にアグレッシブ。強力な日本チームを率いるヒルクライムエースとして、 KOM で積極的にアタックを仕掛けてくるでしょう。

5 Matthias Deroose (Belgium) – 強力なクライマーは、ZwiftPower で常に上位に食い込むトップライダーの一人です。BZRのチームメンバーとして参戦する Zwift Racing League Premier Divisionでは常にポイントを獲得しており、サイクリング e スポーツの経験も豊富です。

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