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2020年07月29日

【YAMAHA】オフロードでの走行性能を追求した「YPJ-MT Pro」、9月25日発売

ヤマハ発動機株式会社は、モーターサイクルなどの開発で培った知見を注入したオフロード向けスポーツ電動アシスト自転車(e-BIKE)のニューモデル「YPJ-MT Pro(ワイピージェイ エムティー プロ)」を、全国の「YPJ Pro Shop」にて9月25日に発売します。

「YPJ-MT Pro」は、スポーツ電動アシスト自転車「YPJシリーズ」のフラッグシップモデルとして、「Fun and Exciting unusual experience〜楽しくて刺激的な非日常体験〜」をコンセプトに、「乗りこなす楽しみ」「マウンテンバイク特化のアシスト性能」「ユニークデザイン」をポイントに開発を行いました。

主な特徴は、1) 車体剛性と最適な重量バランスを実現する「YAMAHA Dual Twin Frame(ヤマハ デュアル ツイン フレーム)」、2) 路面追従性を考慮したリヤサスペンションレイアウト設計、3) パワフルでシャープなペダリングレスポンスを維持しながら、より高いクランク回転数に対応するドライブユニット「PW-X2」、4) ヤマハレーシングカラーとリレーションしたカラーリングデザインなどです。

ヤマハ発動機のスポーツ電動アシスト自転車「YPJシリーズ」は、2015年の発売以来、新感覚のスポーツ自転車として、通勤などの実用シーンから、中・長距離サイクリング、マウンテンライドなどのレジャーまで、快適にライドを楽しみたい方より支持を得ています。今後も、ラインアップの拡充や魅力向上を図り、これまでにないスポーツ自転車の楽しみ方を提案します。

YPJ Pro Shopとは「YPJシリーズ」の試乗車、展示車を常設し、納車からアフターサービスまで確かな技術を提供する認定店。

《企画の狙い》

近年、北米や欧州において、スポーツ電動アシスト自転車(e-BIKE)の市場が拡大しています。国内市場においては、各社からのモデル投入や健康志向、レジャー志向の高まりなどにより、スポーツ電動アシスト自転車(e-BIKE)市場の拡大が予想されます。ヤマハ発動機は、2015年から他社に先駆け、国内市場へスポーツ電動アシスト自転車「YPJシリーズ」を投入しています。今回は、オフロード走行に興味があり、マウンテンバイクやモーターサイクルでオフロード走行の経験やスキルがある方へ向けたフラッグシップモデルの投入により、「YPJシリーズ」のバリエーション拡大を狙います

《主な特徴》

1. 車体剛性と最適な重量バランスを実現する「YAMAHA Dual Twin Frame」

メインフレームの上下(トップチューブ/ダウンチューブ)が、それぞれ2本に分かれた構造の「YAMAHA Dual Twin Frame」を新たに開発。
2本のトップチューブの間にリヤサスペンションを配置することで、シート高、地面からトップチューブ上面の高さ(スタンドオーバーハイト)を低減し、セクション途中などでの足つき性を向上します。ダウンチューブは、バッテリーを2本の閉断面のチューブで挟み込むレイアウトとすることで適正な剛性の確保を容易にし、同時に車体の重量バランスを最適化し、操縦性,取り回し性の向上に貢献します。

2. 路面追従性を考慮したリヤサスペンションレイアウト設計

リンク式リヤサスペンションのレイアウト設計は、リヤサスペンション特性(リヤホイールの軌跡、路面追従性)を考慮し決定しました。前後サスペンションは、マウンテンライドに適したサスペンションを選択しています。(フロントサスペンションストローク量:160mm、リヤホイールトラベル量:150mm)

3. パワフルでシャープなペダリングレスポンスは維持しながら、より高いクランク回転数に対応するドライブユニット「PW-X2」

より高いクランク回転数(ケイデンス)に対応した小型・軽量ドライブユニット「PW-X2」を搭載。スムーズながら、パワフルでレスポンスの良いアシストフィーリングを実現します。
アシストモードは、7モードから選択可能。「YPJ-XC」で好評の「EXPW(エクストラパワー)モード」は、よりライダーのペダリングに素早く反応し、乗り手の意のままにパワフルな走行が楽しめるようチューニングを行いました。また、新たなアシストモードとして、「ECOモード」〜「HIGHモード」までのアシストモードを車両側が自動的に選択する「Automatic Support Mode(オートマチック サポート モード)」も搭載。走行状況に応じて、ライダーの要求にシンクロし、最適なアシストを提供します。

※「アシストオフモード」を含む

4. ヤマハレーシングカラーとリレーションしたカラーリングデザイン

カラーリングは、ヤマハの持つレーシングイメージを想起させるヤマハレーシングカラー(ブルー×シアン)を基調としながら、「YAMAHA Dual Twin Frame」の造形を引き立たせる塗り分け塗装を採用しました。造形は、シンプルな形状とすることで軽快感を表現しながら、「ヤマハ」らしいテクノロジーを感じさせる立体デザインとしています。

5.その他

バッテリー残量/速度/消費カロリー/ペダリングパワー(W)などの様々な情報を表示する液晶ディスプレイ「コンパクトマルチファンクションメーター」。長距離ライドも許容する13.1Ahリチウムイオンバッテリー。減衰力調整可能なフロントサスペンション。高い制動力を確保する大径油圧式ディスクブレーキ。

※バッテリー容量は、Typ.容量(代表容量)として、当社が従来より使用している方法で測定したバッテリー容量であり、標準パターンで走行した場合に使用できるバッテリー容量の平均値。JIS C 8711によるとTyp.容量13.1Ahのバッテリーは定格容量13.4Ahとなる。

【 主要諸元 】

※1 一充電あたりの走行距離は、バッテリー満充電からアシスト停止まで走行したときの走行距離の当社測定値。「標準パターン」の測定条件は以下の通り。バッテリー新品、常温15〜25℃、車載重量(乗員および荷物を合計した重量) 65kg、平滑乾燥路面、無風、無点灯状態で、平坦路(1km)、勾配4度の上り坂(1km)、平坦路(1km)、勾配4度の下り坂(1km)を含む全長4kmの標準走行路を設定し、平坦路「変速機・11速」15km/h、上り坂「6速」10km/h、下り坂「11速」20km/hで走行し、1kmごとに一旦停止。

※2 容量は、Typ.容量(代表容量)として、当社が従来より使用している方法で測定したバッテリー容量であり、標準パターンで走行した場合に使用できるバッテリー容量の平均値。JIS C 8711によるとTyp.容量13.1Ahのバッテリーは定格容量13.4Ahとなる。

※3 バッテリーの残量がほぼ無い状態から、満充電までの時間を指します。環境や条件によって充電時間が異なる場合があります。

関連URL:https://www.yamaha-motor.co.jp/pas/ypj/

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