2024年11月09日
第36回ツール・ド・おきなわ2024 開催可否について (2024年11月9日12時現在)
2024年11月9日~10日開催のツール・ド・おきなわ、1日目のイベント中止、翌日のレースは100、140、200㎞の部は中止し50㎞へ変更検討
沖縄本島北部では9日午前0時すぎに発生した線状降水帯の影響により1日間で300㎜以上の降水量を記録。土砂崩れなどが確認され国道331号、県道14号が通行止めとなった。北部では現在通行止めになっていない複数の道路で通行できないという通報があるという。9日午前6時、以上の状況を鑑み、9日に行われるすべてのサイクリングイベントが中止となった。
その後も時折雨脚が強まりながら雨は降り続けるさなか、大会スタッフや警察による検証が行われていた。
9日正午、大会事務局の発表で10日に予定されていた100㎞、140㎞、200㎞の部門の中止(50㎞コースへ変更検討)が発表された。
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(大会公式FACEBOOKより引用)
ロードレースカテゴリーの国上村、小城村、東村の使用中止第36回ツールドおきなわ2024は、大雨による天候不良、地域住民の安全心配、コース内の土砂崩れ、道路状況悪化等により、レースコース(200km、140km、100km)は中止となりました。小城、国上、東村には使わない、という条件でロードレースを開催できないと判断されたため。参加者と関係者の安全が最優先事項です。
名護市、もとぶ町、なきじん村を通過する50kmコースでのレース開催を新たに決意中です。50kmのコースが実現可能であれば、男子チャンピオンレース、200km市民レース、200キロチャレンジレースを50kmのコースに変更します。50kmコースで男子国際ロードレースと市民レース140kmが開催されます。女子国際ロードレース、市民レース140km(オープンマスターズ)、市民レース100km(オープン・マスターズ)50kmのコースへの変更も含め、現在開催を検討中です。*名護会場のレース開始人数、タイムスケジュール、安全面を考慮し50kmコースでのレース開催の可否を現在検討中です。
市民レース50kmとチャレンジレース50kmは現状の通り開催されます。
現地は天候の移り替わりが激しく不安定な状況です。
雨が止んでいても北部コースや土砂崩れの現場へ足を運ばないようにしてください。
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著者プロフィール
山本 健一やまもと けんいち
FUNRiDEスタッフ兼サイクルジャーナリスト。学生時代から自転車にどっぷりとハマり、2016年まで実業団のトップカテゴリーで走った。自身の経験に裏付けされたインプレッション系記事を得意とする。日本体育協会公認自転車競技コーチ資格保有。2022年 全日本マスターズ自転車競技選手権トラック 個人追い抜き 全日本タイトル獲得