2020年05月27日
【STRAVA】長期的サービス提供にむけてサービス内容を更新 05.27
ユーザー5000万人というフィットネスアプリのストラバが、本日より一部の機能がサブスクリプションでの提供となる。日本のサイクリストの中でもポピュラーなアプリケーションだ。先日長期的サービス方針の発表がされたが、これについて一部のサービス内容が更新されるとのニュースリリースが届いた。
何年も先の未来を見据えて—。Stravaはコミュニティへのコミットメントを新たに、みなさまのモチベーションにつながるような、より良いサービスを提供してまいります。
ここ数ヶ月の間、みなさまからの貴重なフィードバックをもとに、50以上の機能追加や改善を行ってまいりました。そして本日より、これまでご利用いただいていた一部の機能が、サブスクリプションでのご提供に変わります。
今後も無料版のStravaは便利な機能とともにお楽しみいただけますが、健全なビジネスを維持していくために、こうした変更を導入しました。
(STRAVA)
変更点の詳細をあらためてチェックしてみよう。
サブスクリプション向け新機能
- ルート機能が大幅にアップデート。ルート推奨機能がiOSとAndroidにも追加される
- ライドマッチ:同一ルートでのライドのパフォーマンスを比較分析する機能が追加
- iOSのトレーニングログですべてのトレーニング履歴をチェックできる
- ワークアウト分析がすべてのアクティビティタイプで可能
- Grade-Adjusted Pace (GAP)が、iOSとAndroidでもチェックできる
近日アップデート:セグメントでの新しいランキング方法が追加される予定
無料からサブスクリプションに変更になった機能
- セグメントの全体リーダーボード(トップ10までは無料で閲覧可能)
- セグメントエフォートの比較、フィルタリング、分析機能
- strava.comでのルート作成機能(改良されたマップとセグメント対応)
- ランニングマッチ:同一ルートでのランニングのパフォーマンス分析
- Androidとウェブのトレーニングログ
- 月毎のアクティビティの傾向チェックと比較
全てのアスリート向けの最新アップデート
- フィードでの表示順で、パーソナライズ仕様か時系列順かを選択可能に
- 不自然なセグメントエフォートの自動フラグ。誤ったKOMやQOM、CRを一掃
- Apple Watchへのアップロードと、Apple ヘルスケアとの同期の改善
- モバイルアプリでアクティビティの切り取り機能を追加
- すべてのアクティビティで、経過タイムと移動時間が表示されるように
- パワーやケイデンス、水泳でのストロークレートの分析機能をアップデート
サブスクリプションをシンプルでわかりやすく
価格は今までと同じ。シンプルでわかりやすい内容にするため、Summitのブランドと各種パックを廃止。
Stravaは無料で利用するか、サブスクライブしてフル活用するかという、シンプルな選択になる。
Stravaのミッションは、アスリートをモチベーションにつなげ、パーソナルベストに導くこと。私たちは今まで以上に、その使命感を強く感じています。
とリリースを締めくくる。
なお、フリートライアルでは最初の60日間は無料となる(2020年5月27日現在の情報)。
関連URL:https://www.strava.com/
著者プロフィール
ファンライド編集部ふぁんらいど へんしゅうぶ
FUNRiDEでの情報発信、WEEKLY FUNRiDE(メールマガジン)の配信、Mt.富士ヒルクライムをはじめとしたファンライドイベントへの企画協力など幅広く活動中。もちろん編集部員は全員根っからのサイクリスト。