【SRAM / ROCKSHOX / ZIPP】グラベル用コレクション XPLR（エクスプロア）登場

XPLR（エクスプロア）はグラベル用のコンポーネント、サスペンション、ホイールなどで構成されたコレクションとなる。SRAM、ROCKSHOX、ZIPPからグラベルライド用に特化したパーツが発売される。

SRAM

SRAMからはドライブトレインが発表される。
大きな変更はリアディレイラーとカセットスプロケットだ。カセットは10-44Tの超ワイドレンジとなり、それにマッチするリアディレイラーがレッド、フォース、ライバルの３つのグレードからリリース。共通の違いは取り付け部分のアームが変更され、36~44Tのカセットに対応する。レッドのプーリーケージはグラベルに特化し、素材がカーボンからアルミに変更されている。

カセットはXG-1271とXG-1251の2種類。変速性能に違いはなく、重量が異なっている。（XG-1271=372g、XG-1251=142g）。歯数構成は同様だ。
シフターはこれまでと共通。フロントシングル専用となる。

クランクはマイナーチェンジされスパイダー一体型チェーンリングを固定する方法になる。パワーメーターは取り付けできない。従来どおりパワーメーター内蔵のスパイダーとチェーンリングを購入する必要がある。

ROCKSHOX

ルディ XPLR というサスペンションフォークと、ドロッパーシートポストのリバーブAXS XPLRが発売される。
ルディXPLRの特徴はトラベル量はそれほど大きくはないが、より楽に走れるように、細かい振動を抑えつつ、ボトムアウトしにくい設計がなされている。またグラベル用ということでロックアウトを強固に。トラベルオプションは30-40mm。タイヤクリアランスは最大、700x50Cとなる。

より軽量になったリバーブAXS XPLR。完全に伸ばした状態ではロックされ、収縮されると若干のトラベルが生まれて振動吸収させることができる。内部はエアーダンピングでより軽量になった。コントローラーは付属しない。別売りのコントローラーを使うことも可能。、またはロード用のシフターで操作することになる。レッド、フォースの場合はサテライトスイッチのブリップス、あるいはシフターのボタン操作変更で対応できる。
バッテリーも共通。トラベル量は50mm、75mm。シートポスト長は400mm、350mmの２種類。太さは27.2mm。

ZIPP

101XPLR ホイールセットはジップ初のグラベル用ホイールとなる。モトテクノロジーというシングルウォールのリム形状を採用。一般的なボックスセクションをもちカーボンリムと比べて３倍大きくたわみ、人間の足首のようにリムが左右に動くため路面とのトラクションを最適化する。リムハイトは15mm、リム内幅は27mmのフックレス。推奨タイヤは最小30mm、最大で60mm。40~55mmのタイヤが最も性能を発揮しやすいという。
サイズは700C、650Bの２タイプ。重量は1665g（700Cペア）、1590g（650Bペア）。生涯保証

G40 XPLR はグラベル用に開発した新型タイヤ。グラベル用のトレッドパターン、対パンク性も特化させた。サイズは700x40c

サービスコースXPLR SL-70は元々ラインナップされていたハンドルのSL-70がXPLRコレクション入り。5度のフレアっと11度のアウトスイープにより、フードより6cm広いドロップポジションを提供する。生涯保証

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