日本時間の2021年9月1日午前1時、新年度を迎える欧米諸国にあわせてシマノの新型ロード用コンポーネントが発表されました。
今回のリリースでは最上位モデルのデュラエースR9200系、アルテグラR8100系の上位2機種のグループセットです。
共通した変更点は24速化(2×12速)、セミワイヤレス変速方式、ディスクブレーキ仕様と大きく変貌を遂げました。デュラエースに関しては、チェーンやディスクブレーキローターといったパーツをマウンテンバイクコンポのXTRからの流用もあるという、部分的に垣根を越えたグループセットであります。
この最新コンポーネントを早くも搭載した自転車が各メーカーより発表されています。いま現在リリースされている情報をまとめてみました。
PINARELLO/DOGMA F
GIANT/TCR ADVANCED SL 0 DISC
MERIDA/SCULTURA
ANCHOR/RP9
空力・重量・剛性を高次元でバランスさせ、平地巡航・登坂・アタック など、あらゆる環境の入り乱れるステージレースを 1 台で勝てるバイク。完成車には SHIMANO 新型コンポーネントを搭載した、DURA-ACE(R9200) モデルと ULTEGRA(R8100) モデルの 2 モデルをラインナップ 。カラーはレーススタイルの 2 色展開で、レーシングブラックと、自転車競技トラック日本代表に供給し使用 されたトラックバイクのデザインを踏襲したレーシングカラーを設定。
FOCUS/IZALCO MAX DISC 9
FOCUSのエンジニアたちによって今持てる最高の技術を投入して、設計されたレーシングバイクです。可能な限り最良のエアロダイナミクスと、軽量化がなされています。前世代のイザルコマックスとくらべて、出力200Wで50km走行時に、1分30秒のタイム短縮を実現しています。
IZALCO MAX DISC 9にセミワイヤレス×12速化されたNEW デュラエース Di2、アルテグラ Di2を搭載した2021シーズンLateモデルがリリース。ホイールはフルカーボンリムのマヴィック コスミックSL45D、フルクラム レーシング400 DBの2種類から選べます。
イザルコマックスディスク9 2021シーズンLateモデルラインナップ
●R9270 DURA-ACE Di2/COSMIC SL 45 D 税込価格:1,089,000円
●R9270 DURA-ACE Di2/RACING 400 DB 税込価格:913,000円
●R8170 ULTEGRA Di2/COSMIC SL 45 D 税込価格:869,000円
●R8170 ULTEGRA Di2/RACING 400 DB 税込価格:693,000円
グローブライド アウトドアスポーツチーム:http://www.focus-bikes.jp/
CANYON/AEROAD CFR Disc
今回キャニオンから発表されたのは、新型シマノ・デュラエースを搭載した、三本柱の各ハイエンドモデルです。エアロロードのエアロードCFR、超軽量オールラウンドロードのアルティメットCFR、ロングライドオールロードのエンデュレースCF SLX。エアロードCFRはマチュー・ファンデルプールシグネチャーモデル。
●エアロード CFR Disc MvdP | Dura-Ace パワーメーター標準装備 | DT Swiss ARC 1100 Dicut 62 | 7.24kg | 価格:1,159,000円
●アルティメット CFR Disc Aero | DT Swiss ARC 1100 Dicut 50 | 6.54kg | 価格:989,000円
●エンデュレース CF SLX 9 Disc Di2 | DT Swiss ERC 1400 Spline 47 | 7.1kg | 価格:849,000円
別途配送料、消費税が発生します。
キャニオンジャパン:https://www.canyon.com/ja-jp/
LOOKの2022年モデルはNEWカラーが登場。
BIANCHI/SPECIALISSIMA & OLTRE XR4
ビアンキのハイエンドモデル2機種である、軽量タイプのスペシャリッシマとエアロかつ万能モデルのオルトレXR4には、新型のR8100系アルテグラ(デュラエースではないですが)Di2アッセンブルモデルが発表されています。
https://www.japan.bianchi.com/bikes
TREKのプロジェクトワンに新型コンポが早くも登場
著者プロフィール
FUNRiDEでの情報発信、WEEKLY FUNRiDE(メールマガジン)の配信、Mt.富士ヒルクライムをはじめとしたファンライドイベントへの企画協力など幅広く活動中。もちろん編集部員は全員根っからのサイクリスト。