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2021年10月13日

ツール・ド・フランスの公式パートナーのひとつにSantini(サンティーニ)が。2022年から5年間、公式ジャージを手がける。

イタリアのウエアアパレルメーカーであるSantiniが2022年から5年間に亘りツール・ド・フランス公式ウェアサプライヤー契約を結びました。以下、ニュースをお届けします。

サンティーニとA.S.O.は、2022年からツール・ド・フランスのオフィシャルパートナーとして、権威あるイエロージャージをはじめとするステージロードレースのオフィシャルジャージを提供する新たな契約を発表しました。このスポンサー契約には、ツール・ド・フランス・フェムスとエタップ・デュ・ツールも含まれます。

モニカ・サンティーニ氏のコメント(サンティーニ社長モニカ・サンティーニ氏/左-副社長パオラ・サンティーニ氏/右)
「今回の契約は、当社がプロサイクリング界で50年以上にわたり築き上げてきたパートナーシップのポートフォリオの中でもひときわ輝いています。」

参考ハッシュタグ: #santinicylingwear #TDF2022

2022年から、サンティーニのストーリーは、グランツールの王様のストーリーと密接に結びつくことになります。イタリアの企業であるサンティーニは、ツール・ド・フランスの公式パートナーとして発表されました。A.S.O.(Amaury Sport Organization)との新たな契約により、サンティーニは、ツール・ド・フランス、ツール・ド・フランス・フェムス、そしてエタップ・デュ・ツールに出場するアマチュア選手にリーダージャージを提供することになります。

「A.S.O.との関係は、ラ・ブエルタのスポンサーシップに始まり、ドイツ・ツアーにも引き継がれています。今回、国際的なサイクリングカレンダーで最も重要なレースが加わりました。」とサンティーニのCEOであるモニカ・サンティーニは述べています。

サンティーニ創業者ピエトロ・サンティーニ氏

今回の発表は、創業者のピエトロ・サンティーニ、その娘のモニカとパオラ、そして会社のチーム全員の絶え間ない努力により、1965年から綴られてきた物語の輝かしい新章の始まりです。サンティーニの研究と革新は、プロ・アマを問わずサイクリストの厳しいニーズに応えるためにデザインされた高品質のテクニカルウェアを一貫して生み出し、主要な国際サイクリングイベントをサポートしています。

他の製品と同様に、アスリートに最高品質のイタリア製品を届けるため、サンティーニは、ツール・ド・フランスのリーダーが着用する公式ジャージ、およびツール・ド・フランスの女子レースのジャージのすべてを、イタリアのラリオの施設で製造します。また、一般に販売される公式レプリカジャージや、エタップ・デュ・ツールでアマチュア選手が着用するジャージも製造しています。


A.S.O.CEOであるYann Le Moenner氏のコメント

「この歴史あるサイクリングウェアブランドのおかげで、ツール・ド・フランスのリーダージャージに新たな章が開かれました。A.S.O.が主催する二つのエリートレースと一般のアマチュアライダーのためのレースの全てに、独創的なデザインの高性能製品を提供することになるでしょう。」

契約期間は5年間です。サンティーニとA.S.O.のパートナーシップについて

サンティーニは、1965年にピエトロ・サンティーニによって設立されました。ピエトロは、スポーツと競技への変わらぬ情熱の結果として、テクニカルなサイクリングウェアの市場に注目しました。イタリアを拠点とすることは今日では革命的で矛盾した選択のように思えるかもしれませんが、すべての製品のデザインと製造をイタリア国内だけで行うという重要な決定を下しています。各アイテムは、自転車の世界に深く根ざした情熱を持つデザイナーチームによって、フィット感、パフォーマンス、快適性、耐久性という4つの重要な要件を満たすように設計・開発されています。現在、サンティーニは1日あたり5,000着を生産しており、生産量の80%を輸出しています。革新的なテキスタイルや新しい生産方法の研究開発に継続的に投資することに深くコミットしています。しかし、アスリートという「人」に焦点を当て、サイクリストが快適でスタイリッシュなウェアを着てスポーツに熱中できるように、製品を改良し続けています。   サンティーニ広報部

関連URL:バイク・フォワード info@bikeforward.co.jp

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