2023年04月12日
四国初、愛媛県松山市に自転車ロードレースチーム誕生。Velolien Matsuyama(ベロリアン松山)2024年より活動開始。JCL片山右京チェアマンからのエールも
愛媛県松山市 道後温泉坊ちゃん広場前にて、四国初となるロードレースチーム誕生の発表が行われた。
株式会社サイクルドリームプラスを運営団体とする自転車ロードレースチーム、Velolien Matsuyama(ベロリアン松山)が2024年より活動開始となる。
フランス語でベロは自転車、リアンは絆を示す造語だ。
全国にプロチームが存在している。愛媛県にはしまなみ海道や有数のヒルクライムコースの石鎚山、さらにインターハイ強豪校がある中、プロチームを創設することで、より競技の魅力を伝え地域の発展にも寄与したい。とチームの運営会社である株式会社サイクルドリームプラス代表の金城氏は話す。
ヘッドマークは上に3つの島と波が瀬戸内海を表し、下の波は太平洋を表す。全体に広がる楕円は四国を示し、四国を代表するチームになるという意味がある。三方よしを是とし、地域の発展にも寄与し、自転車を通じて社会に貢献する。
また左上の日の丸は「アジアで参戦する・情熱」をイメージする。中心のVは勝利を勝ち取るという意味が込められている。
チームの活動計画
2024年よりJCL(ジャパンサイクルリーグ)で活動を開始する予定。発足後3年間の目標はリーグ1勝。その後も世界に送り出せる選手を育成する方針を掲げた。
4月よりレース活動と地域に貢献する活動を行う。主な活動はサイクルイベントや自転車安全教室の開催。そしてサイクリング人口の増加、運転マナーの増進、観光事業の促進を進めていく予定だ。
チーム監督、選手、チーム予算などは後日発表となる。
JCLチェアマン片山右京氏、加藤社長からもエールが送られる
JCL片山右京チェアマンは「愛媛県にチームができたことを嬉しく思います。JCLが競技力を向上させるために何が必要かというと、地域密着チームができることで、地域から選手が輩出されること。愛媛・愛媛という場所は世界的にも注目されている。そこがどういう形で発展し競技力を見せていくのか、注目を集めています。世界に向かってサッカー野球に負けないように、力を合わせて自転車競技のベースを上げていきたい。JCLも含めみんなの挑戦」と、新チーム発足にエールを送った。
著者プロフィール
ファンライド編集部ふぁんらいど へんしゅうぶ
FUNRiDEでの情報発信、WEEKLY FUNRiDE(メールマガジン)の配信、Mt.富士ヒルクライムをはじめとしたファンライドイベントへの企画協力など幅広く活動中。もちろん編集部員は全員根っからのサイクリスト。