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2021年03月01日

【JBCF】Amateur Cyclist Advisory Committee 発足について

JBCFでは、より多くの方々により楽しんでもらえるレースを提供できるようにという思いから、アマチュアサイクリスト4名をアドバイザー(Amateur Cyclist Advisory Committee)として向かい入れる。以下、ニュースリリースをお届けします。


一般社団法人 全日本実業団自転車競技連盟(所在地:東京都品川区、略称:JBCF)は、新たにAmateur Cyclist Advisory Committee(アマチュアサイクリスト アドバイザリーコミッティ 略称:ACA委員会)を立ち上げ、4名の経験豊かなアマチュアサイクリストの皆様に協力頂き、レースをより充実し、魅力的なものとするべくアドバイザーとして提言をして頂くこととなりました。

安原理事長のコメント
国内有数のトップアマチュアサイクリストであり、社会経験も豊富な4名にアドバイザーをお願いすることができ大変心強く思っています。提案頂いた内容については迅速に検討を行い、可能であれば本年度のレースから積極的に採用することでより多くの方々により楽しんで貰えるレースを提供できればと思います。

以下、各委員の略歴とコメント

高岡 亮寛(Roppongi Express)

==略歴==
1977年 神奈川県生まれ・東京都内在住・自転車ショップ経営
1998年 ロードレース世界選手権U-23日本代表
1999年 インカレロードレース優勝
2001年 慶應義塾大学卒業・就職
2001-2019年 米系金融機関にて勤務の傍ら2007年より自転車レースに趣味として取り組む。トップアマチュア選手として活躍。
2020年 東京都目黒区でRX BIKE開業。

==レース戦績==
ツールドおきなわにおいて3連覇を含む計6勝
2017年 世界選手権Age 40-44で2位。2019年 同3位。
自転車活動としては、コロナ禍でレースがない状況でエベレスティングのアジア最高記録(9h37m)、自転車における日本縦断のギネス世界記録(6d13h28m)を樹立。

==コメント==
”実業団”という主催者団体の響きからはプロスポーツとしてのサイクリングが想起されがちです。そちらに関してはその道の専門家に任せるとして、私は趣味としてのサイクリング(ロードレース)大会はいかにして多くの人が楽しめるものになるか、にフォーカスして議論・提言をしていきたいと思います。自分が楽しめる・参加してみたいという視線で、楽しく多くの人の目標になるようなレースがどんどん生まれれば幸いです。

今後はロードレースのみならずCXレース、グラベルレース、MTBレース、ブルベなどへ活動の幅を広げていく予定。


森本 誠(イナーメ信濃山形)

==略歴==
1980年 奈良県生まれ・愛知県内在住・金属加工会社勤務
1998年 大学在学中にロードレーサーを購入しツーリングを始める。
2005年 大学院卒業後、愛知県内建材メーカーに就職。地元の自転車チーム Maxspeed’97に加入し、レース活動をスタート。
2007年 ホビーヒルクライムレースをメインに活動しつつ、新たなステージを求めて名古屋の実業団チームVerdadに加入。
2010年 実業団チーム イナーメ信濃山形に加入。2013年のみセミプロチーム CPROJECTで活動。
2017年 実業団レースでのレース活動を止め、全日本選手権ロードと主要なホビーレース(ロード、HC)に絞って参戦開始。

==レース戦績==
・乗鞍ヒルクライム 2008-2010,2012, 2014-2017優勝 
・Mt富士ヒルクライム 2016優勝
・ツールド沖縄210 2014 3位, 2017 4位, 2019 5位 
・JBCF 2010 富士アザミラインHC 優勝  ・JBCF 2014 輪島ロード 3位

==コメント==
JPTを離れてから4年ほど、、走ってみたいと思うレースがJBCF主催レースにはなくご無沙汰しております。少し時間はかかるかもしれませんが、ホビーレースの巨塔であるツールド沖縄、ニセコクラシックと並ぶようなレースを是非とも開催して頂き、その暁には自分自身が参加し優勝するシーンを夢見て提案活動して行きたいと思います!

今後は全日本選手権ロードおよび主要ホビーレース(ロード、HC)に参加して行く予定です。 


松木 健治(VC VELOCE)

==略歴==
1979年 京都府生まれ・京都在住・金融機関勤務
2002年 早稲田大学卒業し金融機関就職
2004年より自転車レースに取り組みロードレース中心に参戦。

==レース戦績==
3dayツールド熊野優勝、ニセコクラシック140km優勝、ツールド沖縄市民210km表彰台3回他、実業団E1カテゴリー優勝多数。
SDA王滝100km優勝、シクロクロスC1カテゴリーでの入賞多数等オフロードでも活躍し、最近はzwiftバーチャルレースの戦場にも参戦。
その他ランニングでもフルマラソンサブスリーほかトレイルランニング大会にも参戦。

==コメント==
2006年からJBCFで走りはじめて15年。JBCFのレースで全国回るのがひとつのライフワークのようになり、毎年仲間達との遠征を楽しませてもらってます。通算5年ほどJPTでも経験も積ませていただきたくさん学ばさせていただきました。これまでの経験を活かし選手目線でより良いレースが実現できるように提案していきたいと思います。多くのヒトが目標に掲げるようなレースが作れるように頑張ります!

最近はトラック競技やトライアスロンにも取り組み自転車競技中心にエンデュランススポーツを楽しむ中年親父。


雑賀 大輔(湾岸サイクリング・ユナイテッド)

==略歴==
1981年 和歌山県生まれ・千葉県在住・食品メーカー勤務
2006年 大阪大学大学院卒業・就職。
2012年 ロードバイクを購入し、程なくレースに参加してロードレースの面白さに目覚める。
2015年より湾岸サイクリング・ユナイテッドに所属し、実業団レースやホビーのロードレース、エンデューロを中心にレースに参戦。

==レース戦績==
ツールド宮古島2017、2018で優勝。実業団E1のクリテリウムで優勝2回その他入賞複数。

==コメント==
JBCFに参加していつの間にか8年目になりました。
ホビーレースから始めて、JBCFへの参戦を通じて「自転車レースの面白さ」にハマりました。
力比べだけではない、駆け引きやチームプレーの面白さを伝えたい!
多くの人が、「観ていて面白い」「参加して楽しい」と思えるレースを増やしていけるよう頑張ります!

脚力争いよりだけでないゲーム要素の高いレースの楽しさ、チーム競技としての面白さを伝えられたらと思っており、観ていて楽しいレースを目指しています。

関連URL:https://jbcfroad.jp/news/250

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