2016年09月11日
FUNRiDE NEWS TOPICS【新着情報 】9/11
1.“心地よく、進む”ロングライド用ロードバイク「ANCHOR RL9(アンカーRL9)」新発売
3.【GIANT】「ジャイアント前橋」2016年9月12日(月)オープン
4.【東洋フレーム】竹之内悠選手と東洋フレームによる対談形式の講演を開催
1.“心地よく、進む”ロングライド用ロードバイク「ANCHOR RL9(アンカーRL9)」新発売
昨今の健康志向や環境意識への高まりから、スポーツバイクへの需要が年々高まっております。中でも、リアルスポーツとしてロードレース、耐久レース、ヒルクライムイベント等に参加し、勝利を求める競技志向の愛好者が増えてきました。そうした市場背景を受け、当社としては、株式会社ブリヂストンの研究開発部門であるブリヂストン中央研究所と、最新の“進む”フレーム開発技術「PROFORMAT(推進力最大化解析技術)」を共同で開発。2015年9月には、「アンカー史上最も進む」ロードバイクANCHOR RS9を発表しました。2017年モデルでは、本技術をロングライドモデルにも展開し、ANCHORのテーマでもある“より速く、遠くへ”を実現していくと共に、さらなる需要増を目指します。
ANCHOR RL9は、ラグジュアリーをコンセプトとし、「レーシングモデルに迫る高性能」と「ファンライドに最適な軽さ・快適性能」を併せ持ったロングライド用フルカーボンフレームのロードバイクです。
今回開発にあたり、ロングライドモデルにとって重要な要素“長く快適に乗れる”をテーマに、PROFORMATで最適なフレーム性能を解析。ロングライドモデルにとって理想な“心地よく、進む”フレーム性能を実現しました。
具体的には、必要な部位へ必要な分の剛性を持たせるフレーム断面形状、ロングライドに適したフレーム寸法としました。また、さらなる軽量化のために、カーボンフレームの積層設計、フロントフォークの構造設計を見直したことで、フレームセット重量※1は、前作モデル比約6%※2の軽量化を達成。これにより、進みやすさ、しなやかさ、軽さのベストバランスのフレームとなり、ライダーの疲労を軽減しつつ、より進む、ロングライドに最適なロードバイクとなりました。
※1塗装済みフレームに、フロントフォーク、ヘッド小物を足し合わせた重量
※2フレームサイズ480mmの場合
[フレーム全体]
細身のフレームをベースに、横扁平の強いパイプを使用し、剛性としなやかさのベストバランスを実現しました。
[ベンドフォーク]
ゆるやかなアールを描いて曲がる、薄い断面のベントフォークが走行時の振動を滑らかにします。
[シートステー]
振動を吸収するため平たくしたシートステーが、最適な振動吸収バランスを実現。しならせる度合いもPROFORMATで解析しました。
■設計思想を引き立てるトータルデザイン
フレーム全体に曲線と曲面を多く使い、やわらかな印象をあたえるように設計。また、グラフィックは、「設計をデザインで表現する」をテーマとし、ダウンチューブには、剛性感の高さを引き立てる下部のカラーライン、トップチューブのしなやかさや、左右非対称のチェーンステーを表現するカラーなど、設計で主張のある箇所には、差し色を入れました。
<PROFORMAT(推進力最大化解析技術)とは>
自転車の推進力、すなわちペダルを漕いだ時のエネルギー効率を最大に高めるため、フレームの各部にかかる細かな変化や変形を数値データとして拾い上げる。そこから生まれた設計理論を、実際のフレーム設計へフィードバックしていく。PROFORMATとは、この解析プロセスすべてを総称する、当社のフレーム開発技術です。
■「ANCHOR RL9(アンカーRL9)」の販売概要
販売地区 :全国のアンカー販売店
年間目標台数 :800台
発売日 :2017年1月(予定)
完成車基準価格
RL9 ¥620,000(税抜き)
RL9 Elite ¥385,000(税抜き)
RL9 Equipe ¥310,000(税抜き)
※フレームセット¥220,000(税抜き)
「RL6」
RL9の思想を受け継ぐモデルで、カーボンロングライドモデルRL9の乗り味を可能な限り再現したアルミフレームモデルも同時発表しました。
発売日:2016年12月(予定)
完成車基準価格
RL6 Equipe ¥180,000(税抜)
RL6 EPSE ¥180,000(税抜)
RL6 SPORT ¥155,000(税抜)
RL6 EX ¥125,000(税抜)
※フレームセット ¥90,000(税抜)
また、オリジナルタイヤのエクステンザにニューモデルが登場。
R1XとR1Gに25C、RR2Xに28Cサイズが新登場。より幅広いタイヤ幅サイズ ラインナップとなった。
またビコローレにもブルーカラーの新色が加わり、よりカラーバリエーションに厚みがでている。
ワイドタイヤ化によりバネ定数は幅が増すごとに小さくなる。しかし乗り心地は向上し、サイズが増すことで一様に快適性が向上するとのこと。
ブリヂストンサイクル株式会社 HP:http://www.bscycle.co.jp
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著者プロフィール
ファンライド編集部ふぁんらいど へんしゅうぶ
FUNRiDEでの情報発信、WEEKLY FUNRiDE(メールマガジン)の配信、Mt.富士ヒルクライムをはじめとしたファンライドイベントへの企画協力など幅広く活動中。もちろん編集部員は全員根っからのサイクリスト。