2019年09月26日
【BRIDGESTONE CYCLE】2020年に向けて世界で勝つための機材へとリニューアル
世界最強バイクの挑戦。2020年に向けて、そしてさらにその先を見据えたブリヂストンサイクルの展示会が行われ、ANCHOR(アンカー)の2020年モデルのラインナップがお披露目となった。スポーツバイクの使用シーンが多様化する中で、様々なスタイルに合わせて好みのバイクを選べる、新たなプロダクトライン「レーシングライン」および「アクティブライン」を採用している。大きく変わったグラフィック。ANCHOR(アンカー)のロゴをトップチューブに移し、BRIDGESTONEのロゴをダウンチューブに大きく配置している。
今回はニューモデルを中心にラインナップの一部を紹介しよう。
レーシングラインではハイエンドモデルが刷新され、前後の剛性バランスを改善したRS9Sとなる。2019年5月に限定30台を販売した「TEAM EDITION」の市販モデルだ。車体が前に進む性能を最大化するアンカー独自の解析技術PROFORMATにより、チェーンステーのカーボン積層から見直しをはかっているという。完成車はシマノ・デュラエースDi2(基準価格:80万円)、シマノ・アルテグラ(基準価格54万5千円)の2モデル、さらにフレームセット(基準価格:37万円)を用意している。
「RS9」から40gの軽量化(490mmサイズ)を実現
2020年モデルではスルーアクスルを採用したことで、ホイールやフレーム末端部分の剛性がさらに向上したCX6。プロレースでのシクロクロス経験を凝縮した、アルミ・シクロクロスモデルだ。
レースや競技を目的としない、より自由な楽しみ方にフォーカスしたプロダクトラインであるアクティブモデルにカテゴライズされるRL6に、ディスクブレーキモデルが満を持して登場。ユーザーに様々な使い方が提案できるオールロードだ。完成車はシマノ・105(基準価格:21万5千円)、シマノ・ティアグラ(17万円)。
バイク名はRL6D。写真のように流行の兆し見せる、バイクパッキングのスタイルもこのRL6Dならスタイリッシュに決まる
XCレーシングのフラッグシップモデルはXR9だ。ピース構造HMカーボンの軽さはもとより、バイク中心周辺に低く重心を位置させ、細かな振動を巧みに吸収する後三角のしなりと相まって上りでの加速感を生み出す。完成車はシマノ・XTR(基準価格:74万円)、シマノ・XT(基準価格:45万5千円)、シマノ・SLX(基準価格:31万5千円)、フレームセットは23万円。
カラーオーダーシステム
同じ車種でもデザインによって全く違う印象になるスポーツバイク。「アンカーカラーオーダーシステム」では、アンカーの伝統を象徴する赤・白・黒を基調とし、設計思想までをも落とし込んだ「レーシングライン」専用の「レーススタイル」、グレートーンと深みのあるダークカラーがなだらかに変化していく「アクティブライン」専用の「フェードスタイル」、好みの単色で車体を彩る両ラインで選択可能な「シンプルスタイル」を用意。モデルによってスタイルや選べるカラーは異なるが、好みに合わせて最大33種類からセレクトできる。
2020年モデルは、全国のアンカー取扱店を通し、9月より順次発売。ブランド初のディスクロードは12月よりラインナップに追加される。
問い合わせ:ブリヂストンサイクル
お客様相談室 TEL 0120-72-1911
著者プロフィール
ファンライド編集部ふぁんらいど へんしゅうぶ
FUNRiDEでの情報発信、WEEKLY FUNRiDE(メールマガジン)の配信、Mt.富士ヒルクライムをはじめとしたファンライドイベントへの企画協力など幅広く活動中。もちろん編集部員は全員根っからのサイクリスト。